有名な茶芸館・紫藤盧の脇の小道を入ったところに日本発のギャラリーがあると聞いてやってきました
看板も立っていない民家の入り口なのでちょっと気後れしますが、ギャラリーは3階
古いけれど手入れの行き届いた階段を上っていくと…
公寓のベランダがこんなに洗練された通路に
その先に、落ち着いた雰囲気のギャラリーがありました
三重と東京にあるJikonkaと、師範大近くの茶芸館・小慢とのコラボレーションから始まったという企画展示のギャラリー。どうりで雰囲気は小慢に通じます
期間限定の企画展示を不定期で行っているそうで、現在は京都のニット作家・鳥居節子さんの作品を展示販売中
畳の部屋もあり、試着もできるようになっています
これは紙で作った糸を編みこんで作ったという夏物カーディガン。素材も色もなんとも涼しげ
これは麻に似せて作った「偽麻」という素材を使ったベスト。白ステッチが効いたデザインもおしゃれ
ニットというとウールの冬物を連想しがちですが、麻や綿を使ったニット作品は台湾の熱い夏にピッタリなんです
モデルになっていただいた左の方がニット作家の鳥居さん。右は不定期のお料理教室の先生で、Jikonkaの運営にも携わっている米田恭子さん
鳥居さんの作品はアクセサリーも人気。こちらは首に巻いたりして自由に使えるひも状のアクセ
こちらはアームウォーマーやレッグウォーマーとして使える作品ですが、通気性がいいので、夏の日焼け対策としても使えるそうです
日本の職人さんたちが作る生活用品を台湾に紹介したい、と語ってくれた米田さん。彼女がかぶっている帽子も、高知で40年近く帽子を作っているZAZACHAPEAUという工房の作品です
日本の作家さんが作った中国茶器などもあります。やはり台湾製とは趣が違って面白い
鳥居さんの展示販売は4月3日まで。期間中は料理教室や生け花教室も開催されます。今後はVVG(好様)と組んだ企画も検討中とか。楽しみですね