そして、カフェの奥にあるのがフレンチビストロ「Bonami」です。
店名はフランス語で「よき友」を表す「Bon ami」から。気の置けない仲間と共に語らいながら味わえるフランス家庭料理を提案しています。
画像提供:MMHG
整顆朝鮮薊佐大蒜鯷魚醬580元
Poached Whole Artichoke, Bagna Cauda
そんなテーブルを象徴する1皿がこちらのアンティチョークです。ヨーロッパでポピュラーな野菜は、若いつぼみのガクを1枚1枚はがして根元の実の部分を、その後は中心の花芯をいただきます。
テーブルで皆が手を伸ばしておいしさを分かち合う……まさに「Bonami」にぴったりです。
招牌醃漬鮭魚佐茴香沙拉380元
House Cured Salmon, Fennel Salad
フレッシュサーモンをディル、シーソルト、砂糖で漬け込み、檸檬やフェンネルなどのスパイスで仕上げた爽やかな一皿は、フランス人の定番の前菜として知られています。ワインも進みそう~!
鄉村肉派佐醃漬蔬菜與芥末籽280元
Pâté de Campagne, Pickles and Mustard
フランス伝統の味、パテ・ド・カンパーニュです。ポークをベースに多彩なスパイスを合わせたパテは、幾重にも重なる風味と香りが口いっぱいに広がります。パテを素朴な田舎風パンにつけてどうぞ。添えられたピクルスとマスタードで味にアクセントを加えることも忘れずに。ワインとの相性もバッチリの1皿です。
これらの料理を手掛けるのは香港出身の何卓濠(Percy Ho)シェフ。これまで香港の多数のミシュラン星付きレストランを経験してきたそうです。ランチはパスタやリゾット、サンドイッチなどの軽食をメインに、ディナーはシェアするのに最適な大皿料理がメニューをにぎわせます。それに合わせてテーブルは2~4人掛けがメインとなっています。
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大きな窓の外に広がるのは……公園の緑!ただし現在は、覆土式の地下美術館を建設中のため、工事の様子も一緒に目に飛び込む状況となっています。借景の美しさが増しましになるのは2027年の予定です。楽しみですね~! |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2025-06-06