2019年の台北ミシュランガイド発表に先駆け、庶民派のお店がまたまた紹介されましたよ!
こんにちは、台北ナビです。
2018年に初めて刊行された「台北ミシュランガイド」。2019年版も4月10日の発表が決まり、美食家は今か今かとドキドキワクワクしています。そんな中、3月27日には、ミシュランの審査員が「高品質で庶民派価格」と認めた「ビブグルマン」に輝いたレストランリストが公表されましたのでご紹介します!
「ビブグルマン」とは?
台湾の中国語では「必比登推介」と書く「ビブグルマン」ですが、その基準は、簡素でありながら洗練されていて、3品頼んでも1300元を超えないレストランとされています。(2018年版は1000元以下となっていましたが、2019年版は1300元以下となりました)
2018年版では36店舗がビブグルマンとして紹介されましたが、2019年版では34店舗がビブグルマンに認定され、そのうち新たに仲間入りしたのは12店舗。そのうち10店舗はミシュランガイド初掲載店舗だそう!
やっぱり「台湾料理」はマストイート!
「女娘的店」
新たに仲間入りした12店舗のうち4店舗は台湾料理。雲林県産の絶品ガチョウ肉が食べられる「阿城鵝肉」のほか、ノスタルジックを感じるお店の中で台湾の「お袋の味」が楽しめる「女娘的店」。老舗の台湾料理店「欣葉」が若者向けに展開するダイニング「欣葉小聚今品」や1938年に創業し、現在4代目が切り盛りする「義興樓」が選出されました。
台湾に来たからには台湾ならではの料理が食べたいですよね?そんな方々にお薦めのお店だと思います。ナビが個人的に気になったのは、あまり観光客が訪れることのない台北市文山区景美夜市のすぐ近くにある「義興樓」。文山区にある大学院に通っていたナビからすると、親しみのある地域のお店が選ばれて、とても誇らしくなりました。
中国各地の料理だって台湾で美味しく食べられちゃう!
古くから台湾に住みついた人々だけでなく、戦後に中国大陸の各地から移住してきた人たちも多い台湾。中国各地の料理も本場に近い味で美味しく食べられるのも魅力です。
麻婆豆腐や回鍋肉など日本人にも馴染み深い四川料理の名店「四川呉抄手」だけでなく、餃子や酸菜白肉が名物の北方料理が食べられる創業60年の「都一處」や、お肉、野菜・湯葉、麺、スープが別々にサーブされ、席でひとつにまとめて食べる過橋麺が人気の雲南料理「雲南人和園」。さらに、長江・浙江一帯の江浙料理で、烤排骨が有名な「榮榮園」も選ばれています。
日本だと一言に「中華料理」と言われてしまいますが、広い中国では、地域ごとに独特な料理や味付けがあります。台北で食べ比べしてみてはいかがでしょうか!?
台北市民が愛する麺料理も選ばれています!
日本だと「ご飯党かパン党か」で意見が割れることがありますが、台湾だとそれに「麺党」が加わります。2019年のビブグルマンでは台北っ子が愛する麺屋さん3店舗が新たにリストに名を連ねました。
寧夏市場のすぐ傍にあり、モヤシとフライドエシャロットでいただくシンプルな切仔麺のお店「阿國切仔麵」や古いアパートの1階で80年近く営業を続ける屋台の「賣麵炎仔」は伝統的な麺料理が楽しめます。そしてラグジュアリー空間でワインとよく合う牛肉麺が楽しめる「天下三絶」はあなたの固定概念を打ち壊す斬新さが感じられるはずです。
一風変わったところでは本格インド料理の「番紅花」。2018年版のビブグルマンでもインド料理店が選出されていたように、台北は美味しいエスニック料理のお店も揃っています。
和洋中、エスニックと色々な料理が楽しめる台北はまさにグルメの宝庫。2018年に選出されたお店と合わせてレストランめぐりを楽しめば、台北グルメの真骨頂が味わえるはず。今度の台湾旅行は今まで以上にお腹を空かせて遊びに来てくださいね。
以上台北ナビがお伝えしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-03-29