欣葉(南西店)

欣葉 南西店

閉店・移転、情報の修正などの報告

リニューアルした台湾料理の老舗。進化し続ける中でも変わらぬ温もりを!


こんにちは、台北ナビです。

突然ですが、皆さんは「台湾料理」って具体的にはどんな料理なのかご存知ですか?大体の人は中国と台湾の料理をまとめて中華料理として考えていて、実は台湾料理を知らない人が多いのでは??実際、ナビも台湾料理とは何かと聞かれたら答えられなかったんです。

ということで、本場の本格台湾料理を味わいに8月にリニューアルオープンした新光三越台北南西店一館に行ってきました~!

お店の入口からテイクアウトコーナーやレシピ本販売などで充実♪

エレベーターを降りて右側に見える地図

エレベーターを降りて右側に見える地図


平日でも多くの人でにぎわうMRT「中山」駅出口2からすぐの新光三越の8階に「欣葉」はあります。このアクセスの良さは台北の地理に不慣れな人だけでなく、悪天候時の約束にとっても重宝しそうですよね。

エレベーターをおりると右手になにやら台湾の地図が見えます。台湾料理の写真が載っているのですが、これは実際にある「欣葉」のメニューの一部。使っている食材の産地を表していて、こうしてお客さんに示すことで安心と信頼関係を長年築いてきているのですね。

この地図が示しているように、使っている材料の大半は台湾産というこだわりです。
さっそくお店に着くと入口のショーケースに茶葉やパイナップルケーキなど台湾の名産が並んでいます。これはリニューアル時にできたテイクアウトコーナーです!また、「欣葉」オリジナルのお弁当まで用意しています。百貨店に入っているという条件に対応してテイクアウトコーナーを作ったそうですよ。

食事のついでにお土産を買ったり、食事する時間がないけれど、この後の列車や高速バスの中で欣葉の味を楽しみたいという方はお弁当を購入するのがお薦めです。
ショーケースに並ぶ欣葉おなじみの美食たち

ショーケースに並ぶ欣葉おなじみの美食たち

順番待ち用の椅子が豪華~♪

順番待ち用の椅子が豪華~♪

文山包種 400元/263g

文山包種 400元/263g

金薑鳳梨酥 450元/10入りはショウガ入りのオリジナルパイナップルケーキはお土産にもおすすめ!

金薑鳳梨酥 450元/10入りはショウガ入りのオリジナルパイナップルケーキはお土産にもおすすめ!

欣葉オリジナル弁当デザート付き 250元

欣葉オリジナル弁当デザート付き 250元

ショーケースの反対側の棚にはレシピ本がずらりと並んでいます。これらはすべて台湾料理のレシピ本です。この本の中には日本語で書かれたレシピ本もあり、わたしたち日本人も安心して読めます!食材さえ揃えれば日本でも台湾料理を再現できてしまうかも!?台湾料理を食べて好きになってもらいたいという思いがとっても伝わってきます。
日本語で書かれたレシピ本

日本語で書かれたレシピ本

中国語で書かれたレシピ本

中国語で書かれたレシピ本

客席は個室もあり、窓際の席は開放感バツグン~!

明るく開放感バツグン!

明るく開放感バツグン!


リニューアルを経て、明るく開放的になった店内。窓から明るい日差しが差し込んでお店全体が自然な明るさに包み込まれています。客席も広々としているのでゆったりとお食事を楽しめます。

客席数は280を誇り、個室は6部屋もありますが、ナビが訪れた平日のお昼でも気づけばかなり席が埋まっていました。さすが欣葉!待ち時間をなくしたい方は欣葉のホームページから予約するのが賢い方法。中国語が話せる方は直接お店へ電話予約するのもオススメです。
広々~♪

広々~♪

4人などの少人数用テーブル

4人などの少人数用テーブル

大人数用の円卓席

大人数用の円卓席

リニューアル後に自動ドアをつけました!

リニューアル後に自動ドアをつけました!

台湾料理ってどんな料理?

この道20年のシェフ、質問にたくさん答えてくださいました!

この道20年のシェフ、質問にたくさん答えてくださいました!


今回ナビ食いしん坊軍団に欣葉を紹介してくださったのはMaggieさんと料理長。「台湾料理ってどういったもの?」というナビの超基本的な質問にも優しく、そして分かりやすく答えてくださいました!

台湾はかつてオランダや日本などに統治されていた時代があり、さまざまな国の影響を受けているのが台湾料理です。その時代のいいものを取り入れて進化を遂げているので、どの国の人が台湾料理を食べてもきっとお気に入りの一品が見つかります。

台湾料理は脂っこくなく塩分も控えめ、素材そのままの味を大事にするという特徴があり、その基礎を活かして多様化した台湾の料理をまとめ上げたのが欣葉の考える台湾料理です。

なるほど~!台湾料理は長い歴史と独自の進化があって奥が深いのですね。ナビはこの話を聞いて、台湾料理は台湾のように懐が深いのだなと感じました。統治されながらもその時のいいものをどんどん取り入れる……それって、台湾という国そのものの生き方のような気がするのです。 そんなことを感じながら台湾料理を食べたら、より一層おいしく感じました!

また、台湾を代表して様々な国へ台湾料理を広めるという活動も行っている欣葉ですが、「台湾に来た外国人が台湾料理を食べる」ということこそが本当の国際化だと思う。という話を聞いて、またまた感動~!かっこよすぎます、欣葉。話を聞けば聞くほど台湾料理への愛がひしひしと伝わってきました!

ぞくぞくと料理が運ばれてきます!ボリューム満点全13品♪

欣葉はメニュー数が多く、何を選んだらいいのかわからない……。そんな声をよく聞きます。そんな時はどんどんスタッフに聞いてみてください。ここで長く働いているスタッフが多く、どの国の人がどんなお料理が好みなのかをきちんと理解してくれています。

今回は日本人に特に人気というお料理を紹介してもらいましたので、これを参考に注文してみるのもいいと思います!


如意九孔 活きトコブシのキャベツ巻き400元(4粒)

まるでフレンチのような見た目でおしゃれ♪これが台湾料理とは恐れ入りました~。

これはトコブシというアワビの仲間で、見た目も小さいアワビのよう。それにキャベツが巻かれていて上にケチャップをベースにした特製ソースがかけられています!

食べてみるとプリプリコリコリしていて意外と食べ応えがあります!キャベツにけっちゃプソースを加えることでお子様も食べやすく親しみやすい味です♪


香烤烏魚子 焼きカラスミ葉ニンニク、大根添え680元(小)/780元(大)

台湾名物のカラスミがやってきました!主要な観光地などで売っていますが、あまり若い人は食べたことがないかもしれません。知ってはいたものの食べたことがなかったナビ。この機会にカラスミ初挑戦……!

一口食べたらもうカラスミのおいしさに惚れ込んでしまいました!味は明太子に近い感じもするし、チーズのような濃厚さも感じられます。でも少し塩っ辛くて味が濃いという人はそれを大根スライスやネギと一緒に食べると少し味が濃いのが気にならなくなってパクパク食べれちゃいます♪

このカラスミ、店頭で販売もしていますよ~!
焼きカラスミ 1300元/220g

焼きカラスミ 1300元/220g

適度な厚み!

適度な厚み!

食べる時は大根とネギを添えて!

食べる時は大根とネギを添えて!



欣葉滷肉 シンイエ名物 豚バラ肉の柔らか煮160元(1部分)/240元(大)

もう2品で完全に台湾料理のおいしさに胃袋がつかまれているナビ。次の3品目はついにお肉です!

お肉大好きナビはワクワクの半面、台湾料理によく使われる独特の味の調味料、八角が苦手なので八角の味がしないか若干不安でしたが、ドキドキしながら待っていると見た目は日本の豚の角煮に似ているお肉が登場!匂いも甘くてとってもいい香り!大きくて食べづらく味が濃そうに見えますが、食べてみると口の中でとろけるほど甘く、味もしつこくないです!

さすが台湾、あっさりさっぱり食べれちゃいました。


豆豉炒生干貝 ホタテ貝柱の葉ニンニクとトーチー炒め450元

トーチー炒めがやってきました。トーチーとは豆鼓のこと。トーチー炒めはフライパンでごま油を熱し、その上で具材を炒めて豆鼓醤、砂糖、醤油を加え混ぜて作る料理です。Maggieさんはじめ、台湾人はこれがお気に入りなんだとか!

食べてみると葉ニンニクがシャキシャキして味がよく絡んでいて頬が落ちてしまいそう~!その中で存在感のあるホタテが少々味にマイルドさを足しています。ニンニクが利いていて甘辛くナビの大好きな味!ご飯にかけるとさらにおいしいですよ。

鳳梨蝦球 揚げエビのパイナップルマヨ和え395元

鳳梨蝦球 揚げエビのパイナップルマヨ和え395元


鳳梨蝦球 揚げエビのパイナップルマヨ和え395元

すっかり「欣葉」の大ファンになってしまっているナビ。次は揚げエビのパイナップルマヨ炒め……!?いままで食べたことないエビとパイナップルの組み合わせです。見た目は普通の揚げエビなんですが、パイナップルのとってもいい香りが漂っているんです。頭が混乱しそう~!ひと口食べると、想像以上においしくてびっくり!(失礼)

エビがプリっとしていて甘めのマヨネーズとの相性は良し。これは想像していました。だけど、パイナップルを食べた時の感動ったらないんです!一般的に缶詰のパイナップルを使っていますが、欣葉は新鮮なパイナップルを使っています。しかもパイナップルの産地で有名な台南の關廟産です。揚げているのに、パイナップルがジューシーで甘~い♪そしてこのパイナップル、エビちゃんとの相性も良くって、またまたビックリ!


樹子蒸藍斑 メロのシンプル蒸し 木の実風味340元

白身魚の蒸し焼きです。メロという魚は日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、脂が多くコクのあるおいしい魚です♪樹子というのは破布子とも呼ばれ、木の実の漬物。台湾では魚を蒸す時によく使われる調味料です。

あっさりとした中にも魚の甘みが充分に感じられる、台湾らしいお味。カメラマンお気に入りの一品です!


三杯雞 地鶏の三杯ソース炒め煮680元(小)/880元(大)

三杯雞は中国の影響を受けた料理です。三杯ソースとはその名の通り調味料を三種類同じ量入れることに由来するといいます。

大ぶりな鶏肉が印象的。とても食べ応えがあって見た目以上におなかがいっぱいになります!鶏肉には骨が入っているので食べるときは気をつけてくださいね。


佛跳牆魚翅 フカヒレの沸跳牆 820元

この料理の日本語名はなんと「ぶっとびスープ」。まさか、と思ったあなた、ナビも最初は思いました……。お坊さんが壁を乗り越えて食べにきてしまうくらいいい香りというのが由来だそうですよ。

器に入ってるときは中に何が入っているかわからないほどのたくさんの具材!中の具材はお店によって違いますが、欣葉のものは食べてみるとプリプリで口に余韻が残るフカヒレを始め、ほろほろのタロイモ、豚肉、タケノコ、など盛りだくさん。これらのエキスが合わさるのだから、そりゃぁおいしいですよね。

でもおいしさの秘密はそれだけではないのです。炒めたネギを入れて香り高くすること。これこそが、台湾料理らしくなるポイントなのだとか。ナビもおいしさにぶっとびました~。


紅蟳米糕 ワタリガニのタイワンスタイルおこわ830元

「欣葉」の看板料理ともいえるカニが豪快に乗ったおこわです。見た目のインパクト抜群です!しかしさすがにこのままだ取り分けられないので店員さんにカニも取り分けてもらいました~!

食べてみるとカニの味がしっかりついているけれど濃くなく、日本人好みの炊き込みご飯です。豪快なカニも味は優しく幸せな気持ちになれました~。カニはご飯と一緒に食べてもいいですし、お酢もついてくるのでお酢につけてさっぱり食べてもおいしいです!


正宗菜脯蛋 切干大根の玉子焼き185元

「欣葉」自慢の料理!日本では馴染みがない切干大根の玉子焼きがやってきました。

色んな台湾料理のお店で食べられる台湾料理を代表する料理ですが、欣葉のものは特にふんわりしています。その秘密、聞いてみましたよ~。1組の箸だけで調理する昔ながらの方法にこだわるという点にあります。というのも、箸は最も使い慣れた道具なので、様々な動きを再現しやすいからなんだそう。
どこから見ても美しい菜脯蛋 どこから見ても美しい菜脯蛋 どこから見ても美しい菜脯蛋

どこから見ても美しい菜脯蛋

また、写真からもわかる通り焼き目は外側にしかついていません。これはタマゴと切り干し大根のおいしさを同時に味わえる焼き方なんだそう。そして切干大根が下にたまってしまわないように適度に箸でかき回しながら弱火で焼きます。聞けば聞くほど奥深いこのお料理。見た目に反して熟練シェフの技がないと作れないのだそうです。タマゴ液に切り干し大根を混ぜて強火で焼いているだけという、ナビの浅はかな推測はまんまと外れてしました……汗

水に浸してから炒めている切り干し大根は塩辛くなく、優しい塩味。タマゴとあわさるともう絶妙のおいしさでした!


杏仁豆腐 シンイエ名物 手作りモチモチ杏仁とうふ80元(1人分)

ひとくち食べた途端、「いままで食べてきた杏仁豆腐とは全く違う」と感じるはず。もちもちなのに、噛めばほろりととろけていくような触感です。甘すぎずずっと食べていられます!思わず笑顔になっちゃいました!

このおいしさの秘密も聞いてみましたよ~。ズバリ、本物の杏仁を使っていることにあります。「はぁ~?」と思われるかもしれませんが、多くの杏仁豆腐はアーモンドエッセンスなど香料を使用しています。でも、欣葉は杏仁の粉を作るところから手作りで行っているのです。
まず水に浸した杏仁を丁寧にすりつぶし、布を使いろ過します。(豆乳作りを想像すると分かりやすいですよ!)そして、ろ過した液に片栗粉を混ぜて中火でかき混ぜるのです。これが一苦労!というのも温度があがるに従って粘りが出てきて、かなりの力が必要になってくるのです。(まるでわらび餅を作っている時みたい!)そのため3人で交代しながらひたすらかき回すそう。1回につき50人分を昼と夜に作るというこの作業。想像以上に大変な作業なんだそうです。

いやぁ、本当のおいしさは見えない努力があってこそなんですね!

カメラマンおすすめのサツマイモ粥。サツマイモの甘みが広がる台湾のお粥です。見た目よりあっさりでスルスル食べられます

カメラマンおすすめのサツマイモ粥。サツマイモの甘みが広がる台湾のお粥です。見た目よりあっさりでスルスル食べられます

食事の最後にサービスされるピーナッツ粉がかかったお餅。甘すぎずとっても食べやすいです

食事の最後にサービスされるピーナッツ粉がかかったお餅。甘すぎずとっても食べやすいです

「欣葉」のあたたかいおもてなしの心は進化しつづけます


おなかも心も満たされ大満足のナビ。最後にふと目に入ったロゴの意味を聞いてみました欣葉には、草木がすくすく生い茂る様子という意味から比喩的にどんどん発展していく様を表す成語「欣欣向榮」の意味が込められています。その伸びやかに成長する葉をイメージしてロゴにしているのだとか。

そしてもうひとつ。この葉っぱの形、なんと欣葉のおかみさんが笑った時の口の角度なんです。欣葉で食事をした人がみんな笑顔になってもらえるような場所でありたいという思いが込められているんですよ~。
あ~!おいしかった。自然と笑顔になってしまうお料理の数々でした♪

あ~!おいしかった。自然と笑顔になってしまうお料理の数々でした♪


また、「欣葉」はビジネスや結婚の話などハッピーで笑顔溢れる空間です。そんな喜びをより大きく長く続かせる助燃剤のような場所でありたい。そして長い歴史と思い出とともに「あの時、あの頃の味」というように味も後世に残していくのが使命だと考えているのだそう。

おいしいだけでなく、人のぬくもりを感じられる場所、欣葉。ナビもお店の人のおもてなしやおいしい料理で心があたたかくなりました。台湾らし温かさとおいしさを感じたい方に、特におすすめします。きっと台湾料理そして欣葉が大好きになりますよ。

以上、カラスミのおいしさに目覚めた台北ナビがお届けしました。

記事登録日:2018-09-11

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2018-09-11

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