台湾でも人気の日本食といえば、とんかつやかつ丼は外せません。今回は、主に三重県を中心に飲食業を展開しているダイムグループのかつ丼ブランド「かつQ」が、台湾の慕里諾餐飲集團所によってアップグレードした「かつ丼屋 勝急」をご紹介します。
お店が入居するのは、2025年台北のホットスポット「DREAM PLAZA」のB2。エスカレーターを降りて右手奥に進むと、和を感じる上質な雰囲気の店構えが迎えてくれます。
写真提供:禾洋商業設計
日本の「かつQ」は良心的な価格帯が魅力ですが、ここ「かつ丼屋 勝急」は、台湾飲食業界の大手「慕里諾國際餐飲集團 Mulino International」の手により、店内の雰囲気から食材、調理器具に至るまでがアップグレードされていて、ちょっとリッチなかつ丼を楽しむことができます。カウンター席もあり、まるでお寿司屋さんにやって来たかのようです~
写真提供:禾洋商業設計
続いて「お米」。日本のコシヒカリをルーツに改良された品種「台南20号」で、雲林斗南産の「牛奶皇后米」を使用しています。粒はふっくら、柔らかくてモチモチした食感でした♪
では本題のかつ丼をご紹介して行きます。看板メニューの「厚切りロースかつ丼セット(厚切里肌豬排丼飯套餐)430元」
キャベツ、漬物、味噌汁がセットになっていて、ごはんの量を200g/230gから選べます。
とんかつに使用されるのは、飼料や飼育環境から屠畜に至るまで徹底して管理された、台湾産の高級ブランド豚「究好豚」。部位ごとに低温熟成を施し、しっとり柔らかな肉質に仕上げたあと、フレッシュなパン粉をまとわせます。さらに「かつ丼屋 勝急」自慢の「遠赤外線フライヤー」で揚げることで、肉の中心まで均一に熱を届け、短時間で理想的に火入れが行われるそう。衣はサクッと香ばしく、お肉は柔らかくジューシーで、車が1台買えるほどという超高級フライヤーが、かなり良い仕事をしてくれています!!
続いてこちらも看板メニューの「棒ヒレかつ丼セット(棒腰內豬排丼飯套餐)430元」
1頭の豚からわずか2人前しか取れないという、ヒレ肉の最前部にある希少な部位を使用しています。ローズピンク色をしたこの断面でおわかりのとおり、脂の入りも均一で、やわらか~い! こちらは、ナビの推し丼です!
陸も海も!という欲張りさんは「ヒレかつ定食(松)(草蝦腰內豬排(松)套餐)480元」を!
食材選びから調理法、見せ方にいたるまで細部にこだわった「かつ丼屋 勝急」は、「台湾の人々に愛される日本のかつ丼」を見事に実現しています。長年にわたり数々の日本飲食ブランドを台湾へと導いてきた「慕里諾國際餐飲集團」の着眼点にも、感心したナビでした!台湾で和食が恋しくなったら、ここへ駈け込んでみてはいかが?
「かつ丼屋 勝急」情報
写真提供:禾洋商業設計
住所:台北市信義區台北市信義區松高路11號(Dream Plaza)B2
営業時間:11:00~21:30(金・土曜日は~22:00)
電話:(02)8786-1699
アクセス:台北MRT「市政府」駅出口2から徒歩3分
公式ウェブサイト:
https://www.mulino.tw/tw/brand/6810770277e04Facebook:
https://www.facebook.com/katsuq.twInstagram:
https://www.instagram.com/katsuq.tw/