【花蓮旅行】原住民文化×サイクリング!「布農深度文化騎讀」に参加してみた~!

自転車で布農族(ブヌン族)の里を巡って原住民文化の見聞を広めよう!

花蓮にやってきましたー!玉里駅から歩いてすぐのところにあるのが「TANA達娜文化分享空間工作室」です。

花蓮にやってきましたー!玉里駅から歩いてすぐのところにあるのが「TANA達娜文化分享空間工作室」です。

ここは地元にUターンした布農族(ブヌン族)らの若者が中心となって開設したワークショップで、彼らと一緒に気軽に原住民文化を体験することができます。

ここは地元にUターンした布農族(ブヌン族)らの若者が中心となって開設したワークショップで、彼らと一緒に気軽に原住民文化を体験することができます。

ちなみに「TANA(達娜)」とは布農語(ブヌン語)で「刺蔥」という意味。食いしん坊のナビは原住民料理に欠かせないスパイスを思い浮かべましたが、彼らにとって「刺蔥」は食材としてだけではなく、獰猛な百歩蛇との友情の証でもある大切な植物だそうです。布農族(ブヌン族)が自然と共存することを意味しているとか。

ちなみに「TANA(達娜)」とは布農語(ブヌン語)で「刺蔥」という意味。食いしん坊のナビは原住民料理に欠かせないスパイスを思い浮かべましたが、彼らにとって「刺蔥」は食材としてだけではなく、獰猛な百歩蛇との友情の証でもある大切な植物だそうです。布農族(ブヌン族)が自然と共存することを意味しているとか。

そんな豆知識を仕入れたところで、本日は電動アシスト自転車でサイクリングを楽しみながら、原住民文化と玉里エリアを深堀りするコース「布農深度文化騎讀」に参加してみたいと思います!

そんな豆知識を仕入れたところで、本日は電動アシスト自転車でサイクリングを楽しみながら、原住民文化と玉里エリアを深堀りするコース「布農深度文化騎讀」に参加してみたいと思います!

玉里駅前を出発して、全長9kmの玉富自転車道(玉富自行車道)を進みます。すると、見えてきたのが緑豊かな田園風景!台湾東部の米処といえば真っ先に上がるのは池上ですが、池上にほど近いここ玉里も米の産地なんですよ。 玉里駅前を出発して、全長9kmの玉富自転車道(玉富自行車道)を進みます。すると、見えてきたのが緑豊かな田園風景!台湾東部の米処といえば真っ先に上がるのは池上ですが、池上にほど近いここ玉里も米の産地なんですよ。

玉里駅前を出発して、全長9kmの玉富自転車道(玉富自行車道)を進みます。すると、見えてきたのが緑豊かな田園風景!台湾東部の米処といえば真っ先に上がるのは池上ですが、池上にほど近いここ玉里も米の産地なんですよ。

さらに進むと現れたのが第1の見学スポット「玉里神社跡」です。日本統治時代の1928年に建立された旧神社は、当時原住民討伐に向かう警官や出征に赴く男子が無事を祈って参拝したと言われています。目印は民家の間にある鳥居ですよ。 さらに進むと現れたのが第1の見学スポット「玉里神社跡」です。日本統治時代の1928年に建立された旧神社は、当時原住民討伐に向かう警官や出征に赴く男子が無事を祈って参拝したと言われています。目印は民家の間にある鳥居ですよ。

さらに進むと現れたのが第1の見学スポット「玉里神社跡」です。日本統治時代の1928年に建立された旧神社は、当時原住民討伐に向かう警官や出征に赴く男子が無事を祈って参拝したと言われています。目印は民家の間にある鳥居ですよ。

階段を上って行くと2つ目の鳥居が。本殿は戦後すぐに取り壊されたため影も形もありませんが、鳥居や参道、石灯籠が大切に残されているのは、地元のボランティアによるおかげです。 階段を上って行くと2つ目の鳥居が。本殿は戦後すぐに取り壊されたため影も形もありませんが、鳥居や参道、石灯籠が大切に残されているのは、地元のボランティアによるおかげです。

階段を上って行くと2つ目の鳥居が。本殿は戦後すぐに取り壊されたため影も形もありませんが、鳥居や参道、石灯籠が大切に残されているのは、地元のボランティアによるおかげです。

これにはまた参道脇に残された「表忠碑」も大きな力となったはずです。この石碑は八通関越嶺道路の建設や理蕃政策により殉職した日本人警官を弔った慰霊碑で、花蓮県は歴史を知る上で意義深いものであるということから2008年古跡に指定しました。そしてその話を布農族(ブヌン族)の子孫から教えてもらうナビ……。

これにはまた参道脇に残された「表忠碑」も大きな力となったはずです。この石碑は八通関越嶺道路の建設や理蕃政策により殉職した日本人警官を弔った慰霊碑で、花蓮県は歴史を知る上で意義深いものであるということから2008年古跡に指定しました。そしてその話を布農族(ブヌン族)の子孫から教えてもらうナビ……。

頂上は玉里の町が見下ろせる開けた空間になっています。さまざまな思いを胸に美しい景色を記憶に留めます。もちろんカメラにも!

頂上は玉里の町が見下ろせる開けた空間になっています。さまざまな思いを胸に美しい景色を記憶に留めます。もちろんカメラにも!

再び自転車に乗って走ります。ガードレールが原住民柄になっていましたよ!かわいい♡ 再び自転車に乗って走ります。ガードレールが原住民柄になっていましたよ!かわいい♡

再び自転車に乗って走ります。ガードレールが原住民柄になっていましたよ!かわいい♡

秀姑巒溪を越えると布農族(ブヌン族)の八音合音の像も

秀姑巒溪を越えると布農族(ブヌン族)の八音合音の像も

そのすぐ近くにあるのが、次なるスポット布農族(ブヌン族)の伝統的な石造りの家です。

そのすぐ近くにあるのが、次なるスポット布農族(ブヌン族)の伝統的な石造りの家です。

中には入れませんが、TANAスタッフの解説でなんとな~く内部を想像してみます。布農語(ブヌン語)講座もありました。 中には入れませんが、TANAスタッフの解説でなんとな~く内部を想像してみます。布農語(ブヌン語)講座もありました。

中には入れませんが、TANAスタッフの解説でなんとな~く内部を想像してみます。布農語(ブヌン語)講座もありました。

石造りの家を後にして向かったのがセブンイレブン!ここで水分を補給します。外観は普通のセブンでしたが、内部は木造というちょっと珍しい造り。 石造りの家を後にして向かったのがセブンイレブン!ここで水分を補給します。外観は普通のセブンでしたが、内部は木造というちょっと珍しい造り。

石造りの家を後にして向かったのがセブンイレブン!ここで水分を補給します。外観は普通のセブンでしたが、内部は木造というちょっと珍しい造り。

周辺は卓溪鄉の小さな集落となっていて、原住民柄が施されたかわいい郵便局やゲート、看板があり、原住民の村にやってきたという気分を盛り上げてくれます。 周辺は卓溪鄉の小さな集落となっていて、原住民柄が施されたかわいい郵便局やゲート、看板があり、原住民の村にやってきたという気分を盛り上げてくれます。 周辺は卓溪鄉の小さな集落となっていて、原住民柄が施されたかわいい郵便局やゲート、看板があり、原住民の村にやってきたという気分を盛り上げてくれます。

周辺は卓溪鄉の小さな集落となっていて、原住民柄が施されたかわいい郵便局やゲート、看板があり、原住民の村にやってきたという気分を盛り上げてくれます。

さらに山の奥へと進みます。どんどん山道に……とはいえ道は舗装され、自転車も電動アシスト付きなので楽ちんです。ついに本日の終点、見晴らしのいい丘の上の民家に到着しました。遠くの山々は中央山脈が交わる場所でもあり、太平洋へと注ぐ川の源流もあの山々からやってきます。

さらに山の奥へと進みます。どんどん山道に……とはいえ道は舗装され、自転車も電動アシスト付きなので楽ちんです。ついに本日の終点、見晴らしのいい丘の上の民家に到着しました。遠くの山々は中央山脈が交わる場所でもあり、太平洋へと注ぐ川の源流もあの山々からやってきます。

自転車旅の最後は絶景をバックに布農族(ブヌン族)の口簧琴鑑賞で。不思議な音程のハーモニーを聞いていると、自然と一体化した気分になります。さぁ、スタート地点まで最後のサイクリングをがんばるぞー! 自転車旅の最後は絶景をバックに布農族(ブヌン族)の口簧琴鑑賞で。不思議な音程のハーモニーを聞いていると、自然と一体化した気分になります。さぁ、スタート地点まで最後のサイクリングをがんばるぞー!

自転車旅の最後は絶景をバックに布農族(ブヌン族)の口簧琴鑑賞で。不思議な音程のハーモニーを聞いていると、自然と一体化した気分になります。さぁ、スタート地点まで最後のサイクリングをがんばるぞー!

「布農深度文化騎讀」情報

■TANA達娜文化分享空間工作室
住所:花蓮縣玉里鎮光復路164號
電話:0976-547-685
Facebook:https://www.facebook.com/TANAculture/

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2024-11-06

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