台東・池上の「伯朗大道」の近くにあるのが、「池上清河堂」です。伝統的なこの建物は、ネット上で「動く城」と呼ばれているそうですよ。どうして~?
建てられたのは1905年、およそ120年ほども前のこと。台湾紅ブナの木を柱に、粘土に藁などを加えた土壁で出来ているそうですが、伝統的なほぞ技法で釘は1本も使われていないとか。
元々は平埔族の方が所有し、花蓮の富里郷永豊村に建てられましたが、現家主の父親が買い取り富里郷石牌村へ移転。一度ばらして運んだそうです。さらに現在の土地に移り住んだため、再び解体と組み立て。これが「動く城」と呼ばれる所以とか。
現在も個人宅として使われているため、室内の見学はできません。しかし、外からの見学はOK!また、現所有者である農家の張義春さん・賴秀有さんご夫婦は、ここで農業体験の場を提供しています。
その1つが、昔ながらの窯焼きでごはんを作っちゃおう!というもの。本日はすでに窯に食材を仕込んでナビらを待っていてくれました。
なので、窯開きからスタート!レンガで組み立てた窯は粘土状の土で覆われているので、長ーいトングで取り除いていきます。そばにいるだけで熱い~~!
中には銀紙や新聞紙にくるまれた食材がたっぷり!中身はなんだろな?
1つ1つ取り出していきます。どんどこ出て来る、出て来る~♪
取り出した後の窯の中。食材の下には炭が敷き詰められていました。なるほど、蒸し焼きにしていたんですね。
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記事登録日:2024-03-28