【台湾の塩】台東・長濱にある「永福野店/海鹽爺爺」でアミ族に伝わる昔ながらの海鹽に出逢った~!

濃ゆい味が病みつき!この塩を食べたらほかの塩に戻れなくなっちゃうかも!?

台東の長濱へ行ってきました!長濱は雑誌「BRUTUS」の台湾特集でも紹介されていたので、その名を知っている人は多いのでは?

台東の長濱へ行ってきました!長濱は雑誌「BRUTUS」の台湾特集でも紹介されていたので、その名を知っている人は多いのでは?

今回ナビ一行は、おじいちゃんが手作りする塩を求めて「永福野店/海鹽爺爺」へ参ります。なんでも、かつて訪れて購入した塩が絶品だったから「また買いたい!」と同行ナビのじゃんぼ。

今回ナビ一行は、おじいちゃんが手作りする塩を求めて「永福野店/海鹽爺爺」へ参ります。なんでも、かつて訪れて購入した塩が絶品だったから「また買いたい!」と同行ナビのじゃんぼ。

幹線道路(台11線)から少し山へと入ったところにお店はありました。看板は「海鹽爺爺工作室」。

幹線道路(台11線)から少し山へと入ったところにお店はありました。看板は「海鹽爺爺工作室」。

ワンコがお迎えしてくれました。こんにちワン!

ワンコがお迎えしてくれました。こんにちワン!

塩じいちゃんの名は蔡利木さん。アミ族の出身で、子どもの頃に食べていた手作りの塩を思い出し、記憶をたよりに50歳から塩作りを始めたんだとか。

塩じいちゃんの名は蔡利木さん。アミ族の出身で、子どもの頃に食べていた手作りの塩を思い出し、記憶をたよりに50歳から塩作りを始めたんだとか。

手作りの塩と聞いて、いつか見た朝ドラ「まんぷく」を思い出したナビ。主人公は天日で熱した鉄板に海水を撒いて塩を作っていました。物語のモデルは台湾出身の安藤百福さんだし……と、そんな塩作りを想像したのですが……

手作りの塩と聞いて、いつか見た朝ドラ「まんぷく」を思い出したナビ。主人公は天日で熱した鉄板に海水を撒いて塩を作っていました。物語のモデルは台湾出身の安藤百福さんだし……と、そんな塩作りを想像したのですが……

海水をろ過して鍋に入れ、流木を燃やした火でひたすら煮詰めて炒めて作るのがアミ族に伝わる塩じいちゃんの塩。店の奥にいくつかある小さな釜で作っているんだとか。とても骨の折れる作業です。

海水をろ過して鍋に入れ、流木を燃やした火でひたすら煮詰めて炒めて作るのがアミ族に伝わる塩じいちゃんの塩。店の奥にいくつかある小さな釜で作っているんだとか。とても骨の折れる作業です。

当然、1度に作れる塩の量も限られています。この日は品数が少なく、ナビは少し粒が大きい「雪花」と……

当然、1度に作れる塩の量も限られています。この日は品数が少なく、ナビは少し粒が大きい「雪花」と……

月桃の実を混ぜた「月桃果實海鹽」を購入。

月桃の実を混ぜた「月桃果實海鹽」を購入。

どちらも濃ゆい味が特長ですが、特に月桃はさわやかな風味が美味。そのまま炒め物に使ってもおいしいんです!ほかに萬壽菊、刺蔥、馬告味の塩も。ちょっと味見した萬壽菊は個性的な味でした。 どちらも濃ゆい味が特長ですが、特に月桃はさわやかな風味が美味。そのまま炒め物に使ってもおいしいんです!ほかに萬壽菊、刺蔥、馬告味の塩も。ちょっと味見した萬壽菊は個性的な味でした。

どちらも濃ゆい味が特長ですが、特に月桃はさわやかな風味が美味。そのまま炒め物に使ってもおいしいんです!ほかに萬壽菊、刺蔥、馬告味の塩も。ちょっと味見した萬壽菊は個性的な味でした。

事前予約をすれば、実際に塩作り体験(海鹽水2瓶800元、約40分)もできますよ。

事前予約をすれば、実際に塩作り体験(海鹽水2瓶800元、約40分)もできますよ。

塩じいちゃんによると、「手間のかかる大変な作業に、跡を継ぎたがる者は今のところいない」とか。このまま消えてしまうのはもったいない!未来永劫受け継がれていったらいいなあ、と願うナビでした。

塩じいちゃんによると、「手間のかかる大変な作業に、跡を継ぎたがる者は今のところいない」とか。このまま消えてしまうのはもったいない!未来永劫受け継がれていったらいいなあ、と願うナビでした。

ショップ情報

■永福野店/海鹽爺爺
台東県長濱郷竹湖村永福5号
(0975)414-890
9:00~18:00
無休

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-10-12

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