1階には自家製スパイスとスパイス料理を提供する「安盛堂口香料料理」があり、旅行者に台南ならではの宿泊と食事を体験させてくれます
「西門路」から路地(二段228巷)に入ってみました。昔は「大嶺頭」と呼ばれていたそうなのですが、この高低差、すごいですよね!何でも、昔の台南砂丘の地形をよく表しているのだとか。台南人が当たり前のように説明してくれましたが、「え?台南って砂丘だったの?」
その昔、台南の多くの建物は砂丘の上に建てられていたんだとか。300年以上の年月をかけて開発したため、今ではあまり感じませんが、こういう路地にはまだ昔の面影があるんだそうです。壁のペイントには、ここがかつて台江海岸沿岸だった歴史が描かれています。
路地を抜けると「新美街」に出ます。ここから右手に少し歩くとジンギスカン鍋「鐵輪燒肉」があります。食べた~いと思ったけれど、夜からの営業でした!残念!
路地を出てすぐ向かい側には「帆寮街」があります。ここは台江が陸地化する以前は船が停泊する港で、当時は船の修理や交易が行われていたのだとか!
「新美街」をどんどん進んでいくと「慈蔭亭」があります。ここは台南に現存する最古の「觀音亭」のひとつで、観世音菩薩を本尊としてまつっています。
ちょっと写真では見にくいのですが、石畳に「慈蔭亭」の古名「北巷佛祖廟」が刻まれてる~!!
路地から出て「永福路」を通り、銀行の横の路地に入っていくと三級古跡の「陳德聚堂」が見えてきます。
建物のあちこちに「陳」の文字が見られるのですが、なんと近隣の住民も「陳」姓が主なのだとか! |
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記事登録日:2023-07-27