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牛肉湯・蝦捲・担仔麵・鱔魚意麵・蝦仁飯・碗粿・鹹粥・小巻米粉……美食が多い台南は胃袋がいくつあっても足りません。そんなグルメな街・台南で、台湾人ガイドに連れられてやってきたのは、火鍋の店。台南で火鍋? |
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目的地辺りの路地は、台湾の文学作品の一節から「蝸牛巷(カタツムリの小径)」と呼ばれているとか。通りのあちこちでカタツムリ(オブジェやイラスト)と出逢えるそうなのですが、ナビは残念ながらご縁がなく……。 |
飾り気のない店内ですが、グリーンの木枠の窓といい、テラゾーの床といい(あっち側は市松模様の床タイル)、レトロな雰囲気がいい感じです。
ココ「小豪洲沙茶爐」は1960年代初頭にオープンした、台湾ではいわば老舗の火鍋屋さん。店名からてっきりオーストラリアと関係あるのかと思えば、秘伝の味を教えてくれた叔父さん、陳豪洲氏の名前をいただいたそうです。よくよく考えれば、中国語でオーストラリアは澳洲だし……(汗)。
そしてオーストラリアどころかこちらの「沙茶爐」は、創業者の故郷の味・広東省汕頭市の「沙茶火鍋」に由来しているのだとか。豚骨と野菜、それに炒めた扁魚と呼ばれる魚や干しエビなんかを加えて煮込んで染み出たスープがベースとなります。
通常の火鍋とは異なり、スープはその1種類。そのため、鍋底(スープ)を選ぶ必要はありません。代わりに基本の肉、「豬(豚肉)」か「牛」を選びます(オーダーシートの左上)。
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お肉をもっと食べたい、ほかの具材も追加したいという場合は単品で注文すればOK!どうせならいろいろ楽しみたいので、基本のお鍋の注文を控えめにするのがいいかなと思います。ちなみに基本のお鍋料金(豬肉沙茶爐/牛肉沙茶爐)はオーダーシートには書かれていません。中央カウンター後ろの黒板ある表(1人前:豚肉鍋=345元、牛肉鍋=355元)をご参照ください。 |
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この火鍋で重要なのが「沙茶」と呼ばれるつけダレです。ここのは自家製で、ピーナッツパウダーやニンニク、30種以上の漢方食材を混ぜ合わせ、甘くて香ばしいタレに仕上げています。お好みでネギやトウガラシ、追いニンニク等してください(中央のテーブルにあり)。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2023-02-23