【台湾ローカル火鍋】台南で超絶人気の「小豪洲沙茶爐」を食べに行こう!

台南流に「魚冊(練り物)」と「意麵」を入れるのがおすすめです!

牛肉湯・蝦捲・担仔麵・鱔魚意麵・蝦仁飯・碗粿・鹹粥・小巻米粉……美食が多い台南は胃袋がいくつあっても足りません。そんなグルメな街・台南で、台湾人ガイドに連れられてやってきたのは、火鍋の店。台南で火鍋? 牛肉湯・蝦捲・担仔麵・鱔魚意麵・蝦仁飯・碗粿・鹹粥・小巻米粉……美食が多い台南は胃袋がいくつあっても足りません。そんなグルメな街・台南で、台湾人ガイドに連れられてやってきたのは、火鍋の店。台南で火鍋? 牛肉湯・蝦捲・担仔麵・鱔魚意麵・蝦仁飯・碗粿・鹹粥・小巻米粉……美食が多い台南は胃袋がいくつあっても足りません。そんなグルメな街・台南で、台湾人ガイドに連れられてやってきたのは、火鍋の店。台南で火鍋?

牛肉湯・蝦捲・担仔麵・鱔魚意麵・蝦仁飯・碗粿・鹹粥・小巻米粉……美食が多い台南は胃袋がいくつあっても足りません。そんなグルメな街・台南で、台湾人ガイドに連れられてやってきたのは、火鍋の店。台南で火鍋?

日本人が想像する台南グルメリストにはあまり並んでないような?腑に落ちぬ気持ちを抱えながら、案内されるがまま路地を抜け、レストランを目指します。 日本人が想像する台南グルメリストにはあまり並んでないような?腑に落ちぬ気持ちを抱えながら、案内されるがまま路地を抜け、レストランを目指します。

日本人が想像する台南グルメリストにはあまり並んでないような?腑に落ちぬ気持ちを抱えながら、案内されるがまま路地を抜け、レストランを目指します。

目的地辺りの路地は、台湾の文学作品の一節から「蝸牛巷(カタツムリの小径)」と呼ばれているとか。通りのあちこちでカタツムリ(オブジェやイラスト)と出逢えるそうなのですが、ナビは残念ながらご縁がなく……。 目的地辺りの路地は、台湾の文学作品の一節から「蝸牛巷(カタツムリの小径)」と呼ばれているとか。通りのあちこちでカタツムリ(オブジェやイラスト)と出逢えるそうなのですが、ナビは残念ながらご縁がなく……。

目的地辺りの路地は、台湾の文学作品の一節から「蝸牛巷(カタツムリの小径)」と呼ばれているとか。通りのあちこちでカタツムリ(オブジェやイラスト)と出逢えるそうなのですが、ナビは残念ながらご縁がなく……。

そうこうしているうちに、「着きましたー!」と思ったら、

そうこうしているうちに、「着きましたー!」と思ったら、

入口は椅子で塞がれ、「右側の小さな入口から」との張り紙が。隣ですか~! 入口は椅子で塞がれ、「右側の小さな入口から」との張り紙が。隣ですか~!

入口は椅子で塞がれ、「右側の小さな入口から」との張り紙が。隣ですか~!

えっ、ココ⁉なんだか従業員入口みたい。入るのがためらわれますが、ガイドさんに続きます。

えっ、ココ⁉なんだか従業員入口みたい。入るのがためらわれますが、ガイドさんに続きます。

塞がれてた側

塞がれてた側

入店した側

入店した側

店内は塞がれた入口側と、入店した入口側とにざっくりと区切られていました。中央は壁がぶち抜かれ、両方のスペースが行き来ができる造りになっています。

飾り気のない店内ですが、グリーンの木枠の窓といい、テラゾーの床といい(あっち側は市松模様の床タイル)、レトロな雰囲気がいい感じです。

飾り気のない店内ですが、グリーンの木枠の窓といい、テラゾーの床といい(あっち側は市松模様の床タイル)、レトロな雰囲気がいい感じです。

ココ「小豪洲沙茶爐」は1960年代初頭にオープンした、台湾ではいわば老舗の火鍋屋さん。店名からてっきりオーストラリアと関係あるのかと思えば、秘伝の味を教えてくれた叔父さん、陳豪洲氏の名前をいただいたそうです。よくよく考えれば、中国語でオーストラリアは澳洲だし……(汗)。

ココ「小豪洲沙茶爐」は1960年代初頭にオープンした、台湾ではいわば老舗の火鍋屋さん。店名からてっきりオーストラリアと関係あるのかと思えば、秘伝の味を教えてくれた叔父さん、陳豪洲氏の名前をいただいたそうです。よくよく考えれば、中国語でオーストラリアは澳洲だし……(汗)。

そしてオーストラリアどころかこちらの「沙茶爐」は、創業者の故郷の味・広東省汕頭市の「沙茶火鍋」に由来しているのだとか。豚骨と野菜、それに炒めた扁魚と呼ばれる魚や干しエビなんかを加えて煮込んで染み出たスープがベースとなります。

そしてオーストラリアどころかこちらの「沙茶爐」は、創業者の故郷の味・広東省汕頭市の「沙茶火鍋」に由来しているのだとか。豚骨と野菜、それに炒めた扁魚と呼ばれる魚や干しエビなんかを加えて煮込んで染み出たスープがベースとなります。

通常の火鍋とは異なり、スープはその1種類。そのため、鍋底(スープ)を選ぶ必要はありません。代わりに基本の肉、「豬(豚肉)」か「牛」を選びます(オーダーシートの左上)。

通常の火鍋とは異なり、スープはその1種類。そのため、鍋底(スープ)を選ぶ必要はありません。代わりに基本の肉、「豬(豚肉)」か「牛」を選びます(オーダーシートの左上)。

ナビは5人で食べに来て、3人前の牛肉鍋をオーダーしました。すると、テーブルに届いたのは、鍋(スープ)と牛肉、豆腐や練り物、野菜なんかもついたセット。これだけで火鍋が完了しそうなボリュームです。 ナビは5人で食べに来て、3人前の牛肉鍋をオーダーしました。すると、テーブルに届いたのは、鍋(スープ)と牛肉、豆腐や練り物、野菜なんかもついたセット。これだけで火鍋が完了しそうなボリュームです。

ナビは5人で食べに来て、3人前の牛肉鍋をオーダーしました。すると、テーブルに届いたのは、鍋(スープ)と牛肉、豆腐や練り物、野菜なんかもついたセット。これだけで火鍋が完了しそうなボリュームです。

お肉をもっと食べたい、ほかの具材も追加したいという場合は単品で注文すればOK!どうせならいろいろ楽しみたいので、基本のお鍋の注文を控えめにするのがいいかなと思います。ちなみに基本のお鍋料金(豬肉沙茶爐/牛肉沙茶爐)はオーダーシートには書かれていません。中央カウンター後ろの黒板ある表(1人前:豚肉鍋=345元、牛肉鍋=355元)をご参照ください。 お肉をもっと食べたい、ほかの具材も追加したいという場合は単品で注文すればOK!どうせならいろいろ楽しみたいので、基本のお鍋の注文を控えめにするのがいいかなと思います。ちなみに基本のお鍋料金(豬肉沙茶爐/牛肉沙茶爐)はオーダーシートには書かれていません。中央カウンター後ろの黒板ある表(1人前:豚肉鍋=345元、牛肉鍋=355元)をご参照ください。

お肉をもっと食べたい、ほかの具材も追加したいという場合は単品で注文すればOK!どうせならいろいろ楽しみたいので、基本のお鍋の注文を控えめにするのがいいかなと思います。ちなみに基本のお鍋料金(豬肉沙茶爐/牛肉沙茶爐)はオーダーシートには書かれていません。中央カウンター後ろの黒板ある表(1人前:豚肉鍋=345元、牛肉鍋=355元)をご参照ください。

この火鍋で重要なのが「沙茶」と呼ばれるつけダレです。ここのは自家製で、ピーナッツパウダーやニンニク、30種以上の漢方食材を混ぜ合わせ、甘くて香ばしいタレに仕上げています。お好みでネギやトウガラシ、追いニンニク等してください(中央のテーブルにあり)。 この火鍋で重要なのが「沙茶」と呼ばれるつけダレです。ここのは自家製で、ピーナッツパウダーやニンニク、30種以上の漢方食材を混ぜ合わせ、甘くて香ばしいタレに仕上げています。お好みでネギやトウガラシ、追いニンニク等してください(中央のテーブルにあり)。

この火鍋で重要なのが「沙茶」と呼ばれるつけダレです。ここのは自家製で、ピーナッツパウダーやニンニク、30種以上の漢方食材を混ぜ合わせ、甘くて香ばしいタレに仕上げています。お好みでネギやトウガラシ、追いニンニク等してください(中央のテーブルにあり)。

台湾の火鍋はセルフで準備することが多いもの。ドリンクも例に漏れず、冷蔵庫から自分で取り出します。ビールもありますよ!そして、紙コップはタレのコーナーに。これで、準備は整いましたー!

台湾の火鍋はセルフで準備することが多いもの。ドリンクも例に漏れず、冷蔵庫から自分で取り出します。ビールもありますよ!そして、紙コップはタレのコーナーに。これで、準備は整いましたー!

ジャ~ン!!!<br>こんな感じでオーダーしてみました。遅い朝ごはん後の早めのランチのため、いつもより控えめに(5人前)。えっ、十分食べ過ぎだって?

ジャ~ン!!!
こんな感じでオーダーしてみました。遅い朝ごはん後の早めのランチのため、いつもより控えめに(5人前)。えっ、十分食べ過ぎだって?

豚肉

豚肉

鯛

<左>魚冊(セロリとひき肉を魚のすり身をで巻いたもの)<右>イカの練り物<br>ナビは知らなかったんですが、ガイドさん曰く、「魚冊」は台南火鍋で必食の練り物。ほかの都市ではあまり見られない火鍋の具材なんだとか!ちなみになぜ「魚冊」と呼ばれるのかというと、見た目が「巻物」みたいだからだそう(昔の書→「冊」)

<左>魚冊(セロリとひき肉を魚のすり身をで巻いたもの)<右>イカの練り物
ナビは知らなかったんですが、ガイドさん曰く、「魚冊」は台南火鍋で必食の練り物。ほかの都市ではあまり見られない火鍋の具材なんだとか!ちなみになぜ「魚冊」と呼ばれるのかというと、見た目が「巻物」みたいだからだそう(昔の書→「冊」)

揚げ湯葉

揚げ湯葉

水蓮

水蓮

意麵

意麵

モリモリ食べます!<br>スープが足りなくなったら、中央テーブルのヤカンの中にありますので、セルフでどうぞ。

モリモリ食べます!
スープが足りなくなったら、中央テーブルのヤカンの中にありますので、セルフでどうぞ。

豚肉はそのまま煮てもおいしいですが、台湾式に卵の白身をまとわせてから鍋の中へ投入すると、ひと味変わった、柔らかな食感が楽しめますよ。 豚肉はそのまま煮てもおいしいですが、台湾式に卵の白身をまとわせてから鍋の中へ投入すると、ひと味変わった、柔らかな食感が楽しめますよ。

豚肉はそのまま煮てもおいしいですが、台湾式に卵の白身をまとわせてから鍋の中へ投入すると、ひと味変わった、柔らかな食感が楽しめますよ。

本店(中正總店)のオープンはなんと朝の10時!「こんな早よから火鍋だよー」と思いながら、10時半過ぎに着いたナビでしたが、すでに先客がいてびっくり。その時はまだ空席が目立っていたものの、お昼時にはすでに満席近い状態に。恐るべし、「小豪洲」人気!

本店(中正總店)のオープンはなんと朝の10時!「こんな早よから火鍋だよー」と思いながら、10時半過ぎに着いたナビでしたが、すでに先客がいてびっくり。その時はまだ空席が目立っていたものの、お昼時にはすでに満席近い状態に。恐るべし、「小豪洲」人気!

ついでにもう1つご忠告を。壁に貼られた警告文字「生鮮食材の持ち込みはご遠慮ください」――まあ、なかなかやる人はいらっしゃらないでしょうけど、念のため~!

ついでにもう1つご忠告を。壁に貼られた警告文字「生鮮食材の持ち込みはご遠慮ください」――まあ、なかなかやる人はいらっしゃらないでしょうけど、念のため~!

レストラン情報

小豪洲沙茶爐(中正總店)
台南市中西區中正路138巷11號
(06)220‐4164
10:00~23:30
無休
http://www.how-chou.com/
http://www.how-chou.com/content.php?menu=history_jp(日本語)

小豪洲沙茶爐(中山店)
台南市中西區中山路111號
(06)220‐5777
10:30~23:30
無休

※ナビが訪問したのは中正總店です

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-02-23

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