【台湾シェアサイクル】YouBikeがバージョンアップしてたって知ってます？

そして、2020年より新たに登場しているのが2代目YouBike2.0です。車体は白。一見区別がつきにくいので注意が必要です。決定的な違いは駐輪の柱。1柱1車方式なので、探す際の目印にしてください。そしてこの柱の導入により、初代より省スペース化され、これまで以上に設置場所が増加。出合う機会が増えてますます便利に～！

柱の変化に伴い、貸出方法にも変化が。YouBike2.0は自転車本体の端末で操作を行ないます。これまで通り電子カードの悠遊卡(EasyCard)や一卡通(iPASS)、クレジットカードで支払いができるほか、専用アプリ【YouBike 2.0】を使えば電子マネー(※悠遊付・LINE Pay)もOK！

※2022年11月現在、悠遊付は台北市・新北市、LINE Payは高雄市エリアのみで対応可能

ただし、支払い方法によって、操作ボタンが異なるのでご注意を。
電子カードで借りる場合：(右側)緑のボタン［靠卡借車］
アプリで借りる場合：(左側)オレンジのボタン［掃碼借車］

さて、返却方法は？まず柱に自転車を差し込んだら……
電子カードの場合、借りた時と同様にカードをかざします。アプリの場合は、柱に自転車を返却するだけで完了です！

そんなYouBike2.0に、2022年6月、なんと電動アシストタイプYouBike2.0Eも登場しています！YouBike2.0と同じ白いボディーカラー、サドルやハンドル、カゴには茶色のカラーリングが。後方タイヤカバーは濃いオレンジ色で、バッテリーが搭載されているため、ちょっぴり角ばっているのが特徴的です。稲妻みたいなエレクトリックマークも目印ですよー！

おっ、電気残量が表示されました。残り20％を切ったら速やかにYouBikeステーションに返却を。5％を切ると、電動アシストは働かず、画面表示も消えて、ただの自転車に成り下がります……(涙)

料金は初めの2時間が20元/30分、3時間目からは40元/30分と、10元/30分(※4時間以内)のYouBike1.0＆2.0と比べるとちょっと割高～！
※各エリア・条件により割引が適応される場合もあり

それでは、乗ってみま～す！
電気のアシストがあるから、走り出しが「スゥ～っ」と背中を押されている感じ。自転車自体は重いけど、ペダルは軽く、楽ちんです。それなのに、前方を走る普通のYouBike2.0に乗っているナビカメラマンの背中が、どんどん小さくなっていくのはどういうこと？？

バッテリーの残量や走行中は時速が表示されます。フル充電で平坦な道なら最長80キロまで走行可能。また時速25キロを超えると電動アシストは停止します。安全です。

さて、軽々走ってらくらく目的地に到着したナビ。返却しま～す！システムも柱もYouBike2.0と共有してるので、返却方法も同様です。

じゃあ、今度借りる時はどうやったら探せるの？と、思ったら、YouBike2.0アプリでマップを開けばすぐ見つかります。貸出可能な自転車がある場合、稲妻マークが表示されているんです。さらにバッテリーの残量は、稲妻マークをクリック後、画面下に表示されるバッテリーマークをクリックするとわかります。自転車番号と残量を参考に借りる自転車を選べちゃう♪

う～ん、便利♪でも、ナビの暮らす街では見かけないなぁ……。残念なことに、YouBike2.0Eが運用されているのは、2022年11月現在、まだ台中市と嘉義市のみなんだとか。今後台北をはじめとした各エリアで乗れるようになったらいいなぁ。今後の展開に期待でーす！