代々木公園に台湾の美食と文化が大集結! 台風にも負けず、大勢の台湾ファンで盛り上がりました
さすが、台湾フェスタ! 今年もものすごい人出でした
こんにちは、台北ナビです。
2016年7月に第1回目が開催され、日台交流の場として大好評を博した「台湾フェスタ in 代々木公園」。今年は7月28日(土)~29日(日)の2日間、代々木公園の野外ステージで行われました。
土曜日はあいにく、台風12号の影響で大雨となり、16時で一旦終了となってしまいましたが、翌日曜日は朝から燦々と太陽が輝き、台湾の夏を思わせるような暑い一日に。
ナビもカメラ片手に、会場を突撃してきました!
今年は台東県が原住民文化をPR
台東縣政府國際發展及計畫處・國際推廣科科長の洪國欽さん
こちらの民族衣装、どれでも好きなものを着てみることができます!
グルメブースも気になりますが、まずは台湾の都市として今回唯一の参加となった台東県のブースに行ってみました。
近年、日本人観光客の人気も高まっている台東。美しい海岸線や豊かな緑に囲まれ、自然の恵みを思う存分味わえるのが大きな魅力です。 また、台湾には全部で16部族の原住民がいますが、台東には7族が暮らしており、さまざまな原住民文化に触れられます。
台東ブースには大きなテレビがあり、原住民の踊りの映像が流れていました。また、民族衣装も飾られていて、なんと好きなものを着て写真を撮ることもできたんです!
もちろん、さまざまな観光資料も無料で配布されています。
こちらが台東に住む7部族の原住民。それぞれにマークがあるんですね
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原住民の踊りも鑑賞できます
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今回のイベントのために台東から来日した、台東県政府国際発展及計画処の洪国欽さんにお話を伺いました。
「
台東県は空気がきれいで、美しい自然がそのまま残っています。また、毎年夏に台湾国際熱気球フェスティバルが行われ、大空に浮かぶたくさんの熱気球を観賞できます。世界各国からいろいろな熱気球がやってくるので、すごく面白いですよ!日本の皆さんに、台東の素晴らしさをもっともっと知ってほしいです」
また、今回は台東県が誇るアミ族アーティストのスミン(Suming)も来日。ステージでその歌声を披露してくれるということで、ナビも野外ステージに行ってみることに……。
豪華な出演者たちで、ステージも大盛り上がり!
ステージ上には、アミ族の衣装を着てギターを抱えたスミンが立っていました。
2015年に台湾映画『太陽の子』の主題歌を歌い、台湾金馬奨の映画楽曲賞を受賞。2017年に日本でも上映された『52Hzのラヴソング』では役者としてスクリーンに登場するなど、多方面で活躍しているスミン。
この台湾フェスタでは明るいメロディのアミ語の歌を熱唱し、観客の手拍子がステージをさらに盛り上げます。
他にも台湾を代表するポップバンド・糯米団(Sticky Rice)や、日本でもメジャーデビューを果たしたボーイズバンド・noovy(ヌーヴィー)、シンガーソングライターの柴郡猫(チェシャ猫)など、多くの台湾アーティストたちが次々と登場し、会場は熱気に包まれました。
もちろん、台湾のお祭りでおなじみの台湾獅子舞も登場。太鼓に合わせて踊りながら客席の間を練り歩き、お祭り気分は最高潮に!
帝釣胡椒餅オーナーの王志欽(Andy Wang)さん
グルメ屋台も30以上あって、日本でもすっかりおなじみとなった魯肉飯、小籠包、マンゴーかき氷、台湾ビールなど、台湾の小吃やスイーツがいろいろと並んでいます。刈包(台湾式ハンバーガー)、大鶏排(台湾唐揚げ)、臭豆腐の屋台まで出ていて、まさに台湾グルメが大集結!
今回初参加となったのは、マカオでミシュランガイドの1ツ星を獲得した「
帝鈞胡椒餅」。
台中の逢甲夜市で人気のお店で、食材の品質とその場で焼き上げる出来立てのおいしさにこだわった熱々の胡椒餅を販売し、お店の前には長~い行列が。
この台湾フェスタのために台湾から来日したオーナーの王志欽さんは、「日本の皆さんに台湾と同じ味を楽しんでもらえるよう、試行錯誤を重ねました。今回はオーブンで焼いていますが、やはり台湾と同じ釜を持ってきたいと考えています。ゆくゆくは日本で胡椒餅の店をオープンする予定です」と、今回の出店に手ごたえを感じている様子。
焼き立て熱々の胡椒餅。持つのもひと苦労するほど……
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中にはジューシーな肉餡と葱がたっぷり!台湾の屋台と同じ味です
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また、6月の台湾フェスティバル@上野に続き、台湾包心粉円の屋台も登場。大勢のお客さんが、あったかい小豆入りタピオカと冷たいかき氷という絶妙のコンビ・スイーツを楽しんでいました。
こちらも現在、日本での出店を目指して準備を進めているそうなので、今後に期待です!
フレッシュマンゴーも売ってました!ナビも買う気満々だったのに、行ったら売り切れ……(涙)
他にも、縁結び占いのブースや、台湾のビンロウ売りをイメージしたヌガーのお店なんて変り種もあって、会場は夜まで大賑わい。猛暑にも負けず、大勢の人々が台湾夜市気分を楽しんでいました。
とにかくどこのブースも大盛況で、ますます高まる台湾人気を肌で感じた1日でした。
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-08-15