お店の看板。ん?漢字の横に記号のようなものが?これが読み仮名にあたる「注音符号」。日本語のように子どもの時に習いますが、日本と違うのは大人になると正式文字として漢字と混ぜて使われないこと。
たとえば子供向け新聞の国語日報ではこのとおり、全部についてます!ナビも勉強しました~♪
ミネラルウォーターの販売機でも見かけました。調べてみると「気」という文字の元になった字体なのだとか。「気水」というとソーダ水のことになるので、それとは一線を画すためでしょうか。
あれ?この看板では注音符号だけ。発音は「ホ!」。台湾の友達に聞いてみたら、「別に意味はないよ~、ただの口ぐせだよ~。」ですって。
バイク屋さんの看板にも。バイクの漢字は「機車」ですが、わざと発音記号?実は「機車」には別に「おせっかい焼き、うるさい人」といった若者言葉の意味があるので、それにひっかけてるのかも?
こちらの看板では意図的に台湾語の発音で読んで欲しいために書いてあるのだそう。中国語は各地に方言と文字があるので奥が深いですね~。
最後はこちら。国立台湾美術館で開かれた第4回アジアアートビエンナーレに登場した作品。台湾の芸術家が英語を勉強していて、「なんだ、英語は注音符号で全部表せるじゃないか!」というインスピレーションを得てできた作品だそうです。「アイ・ラブ・タイワン」と書いてあるんですよ。おもしろいですね。