セブンで出会える台湾食材を使用した、100%台湾製造の台湾お菓子たち!どんなお味かチェックしてみました。
こんにちは、台北ナビです。ナビは毎朝必ず、日によってはお昼まで「セブンイレブン」にお世話になるほどの、セブン愛好家!しかも、便利なことにナビプラザの1階にも店舗があるので、おのずと足を運ぶ回数も増えてしまうのですが…ある日、レジ待ちをしている時、脇のラックに「台湾商品展」の文字を発見!そして、ズラ~っと並ぶ袋たち。吸い込まれるようにして列を外れ、じっくり眺めてみると、“ザ・台湾”なお菓子がいーっぱい!「コレは!!」と思い、早速いろいろ集めてお味の方をチェックしてみることにしましたぁ♪
「台湾商品展」
セブンのイベントのひとつとして始まった「愛台湾・台湾商品展」。2010年4月21日~5月18日で行われていました。しかも、5/18まではこのシリーズの商品を2品以上購入すれば、21%OFF(なぜかキリが悪い…)になるというサービスも。イベントとしては終わってしまいましたが、商品は引き続きセブンで購入できますよ!
台湾の食材を優先的に使用し、100%台湾製造にこだわった商品ラインナップ。種類が豊富で、ポテトチップス系から台湾ならではの菓子、スイーツ、ドライフルーツ、はたまたお米やカップラーメンまで、約20種類!また、台湾各地の名産を使い、どの商品にも「台湾のどこの何を使っているか」きちんと明記されているのも特徴です。それぞれのパッケージにもこだわりを感じます。
ポテトチップス系
まずはポテチ系からチェックしましょう!全部で4種。では、ひとつずつじっくり見ていきますよ。
台湾南部・屏東(ピントン)車城産のタマネギを使用。早速感想ですが、タマネギの後味は残るけど、パンチが足りないような…ほかには、タマネギ臭い、甘いバターの味が強い、田舎っぽい味、ちょっと酸っぱい、という意見も。
台湾東部・宜蘭のネギ味。これはナビがいちばん期待していたもの!「ネギ味」っておいしそうじゃないですか!?…ですが、食べてみるとあまりネギの味がせず、逆に乾燥ネギのような青臭さを感じました。ほかには、ちょっと脂っこい味、パリパリ感が足りない、などなど…
台湾中部・南投の甘梅味…なんてちょっと変わってますね!さっぱりさわやかで、ポテチなのに重くないです。酸っぱい梅味がなぜかイモに合ってる、イケる!と好評の一品でした~。
ポテチの番外編っぽいコチラは、台南・大甲のサトイモチップス!ひと口目は「うっ、イモくさい!」と思ったのですが、食べ続けると、パリパリで歯ごたえもあり、適度な塩味だけの健康的なお味で、ハマりそう…薄くスライスされているのがイイ、自然に近い味、香りがイイ、となかなかの評価でした。
台湾菓子系
台湾菓子系は、台湾の昔ながらのお菓子や、その土地ならではの有名なお菓子類。「台湾回味」と名がうたれ、パッケージもレトロな感じ。そのお菓子の歴史などが書かれているのも興味深いです。
台湾中部・南投竹山のタケノコを使用したクッキー。タケノコ??と思うでしょうが、台湾では結構見かけるスナックで、スーパーなどでも売っています。
竹山はタケノコの産地であり、冬筍餅を作り始めた呉さんの故郷。13歳の時からパン作りを学んでいた彼は、タケノコを小麦粉の中に入れ、油で揚げるという方法を思い付きました。それが「冬筍餅」の始まり。呉さんは1999年9月21に起こった大地震で命を落としてしまいましたが、「冬筍餅」は変わらぬ味のまま後世に生き続けます。
さて、お味の方は。五香粉のせいでしょう、中国っぽい香辛料の味が強いです。クッキーといっても甘くなく、しょっぱいスナックです。粉っぽい、ちょっと重い、屋台の唐揚げみたいな味…結果的に全員がタケノコの味はあまり感じませんでした…
これは全国的にもかなり有名な台湾菓子。牛の舌のような形をしているからこの名前。その歴史は100年前以上にもさかのぼります。当時はすべて手作りで、炭火を使って焼いていたため、一度に20枚程度しか焼き上げることができなかったことから、貴族レベルの人が食すお菓子だった、と書かれています。
ナビも何度となく食べたことがある牛舌餅ですが、これは固く厚みがあります。あまり甘みは強くありません。クリスピーな食感で、おやつにピッタリ、という意見も。
台湾南部・嘉義の全麦クッキー。「荘家雪花方塊酥」というのが名産だそう。地元の人が愛してやまないとか。ゴマと少々の砂糖が加わっています。
口に入れるとすぐくだけるほどやわらかい。でも、粉っぽいのでのどが渇く感じ。子供のおやつには合うのでは。甘さ控えめがよい、素朴な味、コンパクトで食べやすい。台湾人スタッフからは、お茶菓子にはもってこい、というオススメがありました。
またまた登場の竹山産。「弘吉利蕃薯」店の陳おばさんが、さつまいもの蜜漬けと黒糖の融合を考え出したとか。そんなわけで、袋には蜜漬け3つと黒糖漬けが1つ入っていました。1袋にたった4つだけとはいえ、ひとつが大きいので満足感アリ!紅さつまいものもったり感がイイですね。黒糖もトロリと濃厚でした。日本人スタッフの感想は上々ですが、台湾人スタッフからは「甘過ぎる」の声多し。たしかに、大学イモよりさらに甘くなってます。
番外編の殻付き落花生。台湾中部の雲林は落花生が有名なのだとか。台湾人スタッフ一名からの強烈なラブコールにより、急遽買い足しした一品。たしかに、ガーリック味って期待できそう!と思いましたが…食べてみると、あんまりガーリックの味がしない。しかもちょっと生っぽいピーナッツ。何より先に殻付きが面倒くさいな…ラブコール主に味見してもらうと…「うん、コレはあんまりおいしくない…。本当は最高においしくて、ガーリックが効いてるとビールにピッタリなんだけどなぁ~」ですって。
ドライフルーツ系
フルーツ王国台湾!さすがドライフルーツ系も充実しています。中には売り切れちゃっているものも。ナビはあんまり食べ慣れないのですが、こうして改めて食べてみると、結構イケますね!おやつにドライフルーツを食べるのも健康的だし、ダイエットにもイイってよく聞きます。
有名な苗栗大湖のイチゴ。時期にはイチゴ狩りも楽しめます。新鮮なイチゴを使用し、色素や香料、防腐剤といった一切の添加物を使っていないので、安心。袋を開けると真空パック状になっていました。ドライフルーツというと、カラッカラになったのを想像してしまいますが、これはまるでジャムとドライフルーツの中間といった感じで、生っぽさが充分に残っていました。しかも一粒が大きくてウレシイ!ほどよく甘く、タネのツブツブが噛むとプチプチいって気持ちイイです。ナビ、これはかなり気に入りましたよ♪
宜蘭のキンカンも有名。酸っぱいイメージがあるキンカンは、食べたらどんなことになるだろう…と思っていましたが(笑)、意外と平気。大きくてタネがなくひと口で食べられます。それほど酸っぱくないですが、好き嫌いは分かれるみたい。ナビは温かいお茶が飲みたくなりました。
聖女とはミニトマトの品種。台湾のミニトマトはほとんどがこの品種だとか。ミニトマトのドライフルーツなんて…食べてみようかな、ともなかなか思えなかったのですが、いやいや待てよ、と。台湾人にとってのミニトマトはフルーツなんです!もしかしたら新たな発見があるかも、と食べてみることに。たしかに、ちょっとビックリしました。噛めば噛むほど甘みがあって、小腹が空いた時にいいかも!しかも自然な甘みで健康的な感じ。チャンレンジしてみる価値アリですよ。
パッケージから顔を覗かせる、いろどりあざやかな中身に惹かれました。フタを開けると期待を裏切らない種類の豊富さ。ニンジン、オクラ、インゲン、タロイモ、紫イモ、バナナ、シイタケ、ジャックフルーツなどなど…見た目も味も、素材そのまま!ほんのり塩味で、変に味付けされていないのもGOOD。どれもちょっと固めで、パリポリとスナック的に食べるのがいいですね。バナナは甘くなく、バナナっぽい味もしないので、少し残念。気になるオクラは、噛んでいるとネバネバしてきて…ドライになってもネバネバは残るんだ!と感心しちゃいました。
フルーツグミ系
このシリーズもパッケージが印象的!産地直送風にミニ段ボールに入っているんです。しかも、細かいところまで凝っていて、本当に果物が入っているかのように、段ボールはテープでパッケージされ、伝票まで印刷されています。カワイイ!全部で6種類のフルーツ味が楽しめます。
まずはパイナップル味。台南・關廟のパイナップルもこれまた有名!食べてみると…ジューシーなお味でオイシイ~!しっとりと甘く、パイナップルの味がそのまま活きています。なかなかの好評価を獲得していますよ。
ふたたび登場の大湖のイチゴ。箱を開けたとたん、ふわっとイチゴの香りが漂ってきたので、期待したのですが…甘過ぎで、イチゴシロップの味といいましょうか、作られたような味で評価ダウン…香料がキツイ、との意見もありました。
ほかには、モモ・ブドウ・ライチ・ポンカンがあります。ナビは、ポンカンも後日食べましたが、酸味の効いたフルーティーなスッキリ味で好感が持てました。
香りはイイし、見た目もヨイので、これも期待に胸を膨らませてしまいましたが、思ったより味が濃くなく、どちらかと言えば薄く、少しがっかり…もっとお湯の量を少なくすればよかったのかなぁ。麺は太ちぢれ麺で、肉そぼろがいっぱい入っているところは合格点。
やっぱり食べてみないとわからないことがいっぱい!想像していた味と違ったり、予想以上においしかったり…
総合してみると…南投・甘梅味のポテチ、パイナップルグミ、あたりが評判の良さが目立ちました。
みなさんも自分の舌で試してみませんか?以上、台北ナビでした。