台北ナビフリーペーパーNavimaga、5年と2ヶ月の歳月を過去の出来事とともに振り返りました!
こんにちは、台北ナビです。早いもので、Navimagaは、2008年11月号をもちまして『60号』!5年目を迎えました。2009年1月からは、皆さまに親しまれてきました現在のNewsPaper形式を一新し、小冊子全P.64(奇数月発行)に大変身致します!皆様の長らくのご愛顧に心より感謝を申し上げます。引き続き、皆さまにかわいがっていただけるよう、より一層いいものに仕上げられるように、ナビスタッフ一同日々努力し続けていくつもりですので、今後ともどうぞよろしくお願いします!!
こんなことがありました!台北ナビのWEBサイトがオープンしてから、現在までのNavimaga を、台北ナビサイト内の過去のニュースとともにまとめてみました!
★2002年
11月18日12時をもって、台北ナビのWEBサイトは正式にオープンしました。よって、台北ナビWEBサイトは2008年11月で6年目を迎えています!
★2003年
11月 創刊準備号 温泉フェスティバル
12月 創刊号 冬茶の季節
2003年の大きなニュースは、SARSの流行。3月には台湾は感染例なしだったのが、5月にはあっという間に感染者600人を超えました。7月にはやっと感染地域指定が解除されました。観光業も盛り返しをはかり、7月8日、駐日台北経済文化代表事務所と台湾観光協会東京事務所から、新型肺炎流行のために激減した観光客誘致のため、無料で日本人1000人を台湾ツアーに招待するプランが発表されました。
台北ナビもWEBサイト上にてエアチケットやホテル宿泊券が当たる「サマーキャンペーン」を開始。10月1日には、旅行者に対する消費税還付制度が10月1日より実施されます。そして、11月!たった8ページのNavimaga創刊号が発行されました。表紙デザインに大変苦労しました。
3月25日 謎の肺炎、台湾では感染例なし
重症急性呼吸器症候群(SARS)と呼ばれる、香港などで感染が伝えられている謎の肺炎は、海外から帰国した6人の台湾居住者に感染例が伝えられていますが、台湾本土で感染した例は確認されていません。台湾観光協会などでは、台湾旅行は安全とアピールしています。
3月31日 ノービザ滞在が30日間に延長
この5月1日から、外国人観光客がビザ免除で滞在できる期間が14日間から30日間に延長されます。台湾政府が推進する観光客倍増計画の一環だそうです。
5月29日 感染者が600人を突破
新型肺炎SARSの台湾地区の感染者は28日の発表で累計600人を突破しました。死者数は81人で前日比5人増。
7月6日 SARS感染地域指定、解除!
SARS感染地域として残っていた台湾の感染地域指定が、5日台湾時間15時、WHOより解除されました。世界中で812人の死亡者を出し、経済にも大きな打撃を与えたSARSが、最初の患者が出てから8カ月弱で終息したことになります。
11月14日 Taipei101が開幕
台北市の信義区にそびえ、世界NO.1の高さ508mを誇る101階建て(地下5階)のビルがいよいよオープン。B1~2Fの3フロア、140店舗が開店します。
2004年は台風の年といっても過言ではないほど、一難去ってまた一難の年でした。12月4日にも台風27号が台東沖海上へ、一度は台湾の屏東沖より上陸。台北ナビは、Navimaga内容が充実し、発行部数も3万部と安定。WEBサイト上では予約できるホテルが増加。同時にSPAや写真館、占い、ツアー、チャーター・ハイヤー、観劇などの予約可能なお店も次々と増えていきました。
5月20日 陳水扁総統就任式が無事終了
5/20日午前、総統府で陳水扁総統の2期目の就任式が行われました。式は厳戒態勢がとられ、演台の周囲には大きな防弾ガラスが並び、総統・副総統とも防弾着着用。会場は雨の中15カ国の元首をはじめ、約10万人が参列しました。日本からは自民、民主党の国会議員10人や石原慎太郎・東京都知事らが出席。
6/1~5日 「COMPUTEX TAIPEI」開催
世界の3つの指に入るIT展が台北世貿中心展覧1~3号館にて開催。台湾で最も大規模なビジネスショーで、今年はIP電信、e-life、デジタルホーム、自動車用設備など新技術展示エリアが拡大し、さらにパワーアップ。
9月30日 MRTの小碧潭線が開通
29日より台北のMRTに久々の新路線が開通。とはいっても、新店線の終点近くの七張站から小碧潭站まで、全長1.9kmで一駅だけの盲腸支線。開通記念チケットなども発売されます。
11月21日 フットサル世界大会開催
台湾では「五人制足球」と呼ばれる室内サッカーの世界大会。11/21~12/5(日)まで。
12月1日「美麗華百楽園」大直にOPEN!
ショッピングセンター、ワーナーヴィレッジ(映画館)、フードコートなどを備えたアミューズメント施設「美麗華百楽園(ミラマーエンタティメントパーク)」が11月19日(金)グランドオープン。呼び物となる台湾一の大型観覧車は、直径70m、ピークに達すると100mの高さがあるそうです(1周は約17分)。
Navimagaは4月号から、8ページだったのが16ページになりました!!この年1月には、パソコン市場として名高い高架下にあった光華商場が金山南路と市民大道の交差点の新売場に引っ越し開始。観光客も増加し、日本人来訪者100万人突破!!11月21日12:40ごろに入管を通過した山脇善幸さんが幸運な100万人めをカウント。100万円分の買物ができるカードと、100種類の台湾土産が商品として贈られました。受賞した山脇さんは今回はビジネスでの訪問だったそうです。日本人の台湾来訪者が100万人を超えたのはこれが初めてのこと!
以下は、台北ナビWEBサイト上で紹介した台北ナビ独断の2005年10大ニュース!
2006年 台北ナビが独断で選んだ台湾5大ニュース!!
1位 台湾人投手・王建民、ヤンキーズで大活躍
2位 台北市長が郝龍斌氏に変わりました
3位 総統罷免運動で揺れた一年
4位 故宮博物院、階層工事が80%完了!
5位 台北から宜蘭までの高速道路が開通
政治治疑惑事件など、暗いニュースが続く中、明るいニュースとして台湾中を熱狂させたのが、米メジャーリーグで活躍する王建民投手(26歳)の姿。ヤンキース入団2年目。150キロ台の速球、手元で微妙に沈む変化球を駆使し、19勝6敗とリーグ最多勝(タイ)を挙げました。一勝するごとに、ニュースの扱いは大きくなってゆき、一躍台湾のヒーローとして迎えられました。
台北、高雄両直轄市長選挙が12/9行われ、台北市は国民党の郝龍斌(54)が民進党の元高雄市長の謝長廷を破って新市長に、高雄は僅差で民進党の陳菊(56)が当選しました。
汚職疑惑が絶えない陳水扁総統の退陣を求める抗議運動が9月上旬から始まり、総統府前で座り込みをする退陣支持派が集結。台北市内をデモ行進したり、台湾中に支持者を求めて行脚するなど、外国人観光客も迷惑をこうむったという場面も。
2004年4月から、改装が続いていた故宮博物院が、2006年の6月にようやく東側のリニューアルが完成。
台北から宜蘭を結ぶ北宜高速道路が6月16日に開通。このルートの目玉は全長12.9kmとアジア最長の雪山トンネル。完成に15年がかかりました。今後礁渓温泉をはじめ、自然あふれる宜蘭観光が注目されます。
他にもこれまで「蒋介石紀念中正国際空港」と呼ばれていた国際線のターミナルが「台湾桃園国際空港」に名称変更になるというニュースも。
さて、来年早々の話題といいますと、101ビル内の85Fには、2軒のレストランが開幕予定。中華の部は台湾料理の老舗「欣葉」プロデュースの「食藝軒」、洋食の部は「随意鳥地方」プロデュースの「the Best 85」。こちらも今年の年末にはオープン予定だったのですが、新幹線同様、営業許可が降りないっ…ということで、開店が遅れております。
台北ナビのサイトのことで申し上げますと…、2007年は毎月40本以上のレポートUP。なんと!年間で500軒ものお店やスポットを紹介していることに。「ネタが尽きないのか?ナビ!」と心配される方もいるかと思いますが、ナビの辞書に「ネタ切れ」の文字はなし!?!?
台北ナビが勝手に選んだ2007年台湾5大ニュース
1位 高鐵(台湾新幹線)ついに正式運行開始!
2位 国立故宮博物院リニューアル全館オープン!
3位 猫空ロープウェイが開通!
4位 日台文化観光交流年でさまざまなイベント!
5位 北京オリンピック 野球アジア予選リーグ開催!
おまけ 台北ナビプラザお引っ越し!
高鐵こと台湾高速鉄道が、2月よりやっと正式運行を始めました。また、東部地方への便利な足として台鐵はタロコ号の運行を5月より開始。振り子式新型車両を搭載、台北-花蓮間をおよそ1時間50分で結んでいます。それから、9月には日本の免許証所持者に台湾でも運転許可がおりました(要手続)。
故宮が創立80周年となる今年2月に改装を終え、全面オープン。世界四大美術館のひとつとして、美術・芸術ファンにもそうでない人にも、観光にはハズせないスポット。リニューアルにより、時代ごとの区分での展示となり、中華圏の芸術の発展を体系的に知ることができるようになりました
猫空ロープウェイが開通!MRT動物園駅から猫空までを結ぶ台北初のロープウェイが7/4開通。料金は片道50元。空調設備が無く、室内は非常に熱いため、飲み水とタオルとウチワは必携です。
2007年は「日台文化観光交流年」。印象深いのは台湾観光局の要請で、F4が観光大使に選ばれたこと!メンバーが日本を訪問したり、また、日本からは4月・10月に台北で開催されたコンサートに参加するため、多くのファンがやってきたり…と、さらににぎやかな往来となりました。
11月~12月にかけて「第24回アジア野球選手権大会2007」が台中・洲際野球場にて開催。これは、野球ナショナルチームのアジアチャンプ決定戦であり、実質的には北京オリンピックアジア地区の予選会でも。日本からも多くの野球ファンが観戦に訪れました。
そして、忘れてはいけないのがナビニューーースッ!台北ナビが皆さまのおかげで5周年を迎え、ナビプラザが広くてきれいなニュープレイスに移転。今度のオフィスは開放感がいっぱい!窓の外には公園の緑が広がる、気持ちのよいスペースとなりました。
2008年台北ナビで先に決めちゃった台湾5大ニュース(10大ニュース記事の1か月半前です。くわしくは2008年台湾10大ニュース記事を見てくださいね!)
1位 国民党の馬英九氏、次期大統領に当選!
2位 前総統陳水扁氏逮捕される!
3位 中国‐台湾直行便、就航開始!
4位 台湾の松下幸之助「王永慶」氏逝く
5位 映画「海角七號」大ヒット!
3月22日に行われた台湾の大統領選挙では、国民党の馬英九氏が次期大統領に決定し、8年ぶりの政権交代となりました。11月11日、前総統陳水扁氏が逮捕されました。総統府機密費の横領やマネーロンダリング(資金洗浄)など4つの容疑で、総統経験者の逮捕者は史上初めてのことです。7月4日、台湾‐中国の直行便が開始。金曜日から月曜日までの週末便で、定期的に運行されるのは1949年以来。中国人の台湾観光も解禁となり、この日は初乗り便で750人の台湾視察団が訪台。外国人も動機利用は可能。
10月15日、台湾の「経営の神様」、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創始者、王永慶氏がが亡くなられました。91歳。16歳で起業した王氏は、1954年に台プラを創設。中国への進出を早期に決めた台湾経済界での重鎮的な存在でした。映画『海角七号』大ブレイク!8月から公開が始まると同時に、メディアやブログを中心に話題が集中、10月末までで興行成績は台湾全島で4億元(約13億円)に達し、台北だけでも2億元を突破、国内映画の記録を塗り替えました。それほど大作なのかというと、そうでもなく、低予算で作られたインディーズムービー。折も折、日本で開催された「第4回アジア海洋映画祭イン幕張」でグランプリ、「ハワイ国際映画祭」で最優秀作品賞を受賞するなど、タイムリーなニュースも重なりました。
さて、台北ナビは6年目を迎えましたが、今年はナビ仲間にプーケット、ベトナム、シドニーが加わりました!そして、携帯版 ナビドットコムモバイルも開始!
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さて、駆け足で振り返ってきた台北ナビ独断紹介の5年+2か月間。台湾のいろいろな出来事がよみがえってきたでしょうか?「台北」ナビでありながら、新幹線に乗って、観光客のみなさんも台湾各地へ足をのばす方が徐々に増えているという背景を考慮して、ナビでは常に台湾各地の様子も多くレポートするように努めています。 来年も引き続き台北だけでなく、中部・南部・東部・離島の情報、そして、体験やスペシャルレポートもさらに充実させていきたいと意欲満々でおります。2009年も変わらず、台北ナビをご支援くださいますよう、台北ナビスタッフ一同、どうぞよろしくお願い申し上げます!!
皆さまにご利用いただく、ナビプラザのPC&休憩スペースでは、無料のお茶、コーヒーを提供中。ナビクーポンやナビマガジンのほか、台湾観光関係の雑誌・書籍もありますので、台北観光の折にはぜひぜひお立ち寄りください。場所は、南京東路と林森北路近くの飲茶屋さんの上です。
観光雑誌やパンフもあるので、ご参考に
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こちらで各種ご予約もできます
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2009年Navimaga紹介 全64ページの小冊子に生まれ変わる「Navimaga」。改定版創刊号の特集は、台湾最大夜市の「士林夜市食べ歩き攻略法」(MAP付き)!士林を大きく3つのエリアに分け、わかりやすく説明。雑貨ショップや足裏マッサージなどもご紹介!新しくツアーページなどもあり!クーポンもよりいっそう充実しています!!
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-12-31