ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)(高雄市)
hotel nikko kaohsiung高雄日航酒店
高雄中心部でアクセス抜群!日本の「おもてなし」×台湾の「熱情(ホスピタリティ)」が体感できる日系ホテル
こんにちは、台北ナビです。
台湾第2の都市であり、台湾最大の港を有する高雄。近年は台湾内外の大物歌手&グループのライブやコンサートがたびたび開催され話題となっています。そんな高雄には日々多くの観光客が訪れます。慢性的なホテル不足は旅行者にとって悩みの種……。
本日はそんな悩みを解決してくれる、2024年11月に開業した日系ホテル、「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店/hotel nikko kaohsiung)」をご紹介します。
2024年11月新オープン!ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店/hotel nikko kaohsiung)
オークラニッコーホテルズグループの傘下である「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」は、台北にある系列の「ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ(老爺大酒店)」、「オークラプレステージ台北(台北大倉久和大飯店)」に続いて台湾3つめのホテルとなります。
ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店/hotel nikko kaohsiung)
台湾南部では初のインターナショナル級の日系ホテルとして大注目!オープニングセレモニーに出席した陳其邁高雄市長は、「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」が高雄の観光とビジネスの発展に一躍担うことを大いに期待している」と述べていました。
建設計画が立ち上がったのは2018年。建設がはじまってほどなくするとコロナ禍に見舞われたと言います。それから4年の歳月をかけて2024年11月、ついにグランドオープンの運びに。そんな「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」に誰よりもいち早くステイしてみませんか?
【行き方】空港×高鉄×台鉄+MRT×LRTで交通が便利
「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」があるのは、高雄の中心地、商業地区としてにぎわう三多商圏です。
エントランス
最寄りのMRT「三多商圏」駅へは徒歩5分ほど。ここからMRTを使えば、高雄国際空港のあるMRT「高雄國際機場」へは約12分、高鉄「左營」駅へは約22分、台鉄「高雄」駅へは約6分といずれもアクセス至便となっています。
【周辺情報】観光・ビジネスに便利な三多商圏×軟體園區(高雄ITパーク)に隣接
三多商圏は食事も買い物も何でも揃う便利な場所です。「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」の目の前にはコンビニがあるほか、近隣には新光三越・SOGO・大遠百などのデパートやレストラン、ショップが軒を連ねます。
フロント
「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」の裏手は新興開発地区に当たり、デジタル産業を推進するITソフトウェアパーク(軟體園區)が広がります。近代的なオフィスビルの間にはカルフール・コストコ・IKEA・MLDモールも点在し、いずれもアクセスは徒歩で15分以内と便利な立地となっています。
ロビー
さらに、「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」の目と鼻の先には高雄のシンボル「高雄85大樓」や「高雄市立図書館(高雄市立圖書館)」も。高雄港方面へ歩けば、高雄ライトレール、LRT「高雄展覧館」駅とLRT「軟體園區」駅があり、それぞれ徒歩13分でアクセスできます。
また、YouBikeステーションも多いエリアです。特に長く暑い高雄の夏は、自転車で快適に移動するのも一考ですよ。
【客室設備】+アルファーの設備で快適な滞在を
日系ホテルであるオークラニッコーホテルズグループの特長であるバス・トイレ完全分離は、ここ「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店」でも体験できます。室内に設置されている『ちょっといい家電』も全室備えられ、旅先でちょっぴり贅沢に、グーンと快適に過ごせます。
バスルーム&アメニティ
アメニティ(2024年現在)。台湾では2025年~歯ブラシ等の使い捨てアメニティの無料配布が禁止されますのでご注意ください。最新情報はホテル公式サイトで確認を
クローゼット
ベッドルーム
シモンズベッドで快適睡眠!
2種類の枕が眠りをサポート
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折り鶴がベッドメイク済の証……?
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PanasonicのTV。ケーブルTVの日本語チャンネルのほかBSなども視聴可。ミラーリングを使えばYouTubeやNetflixも大型画面で
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Panasonicのナノイー空気清浄機も全客室に完備。これは珍しいかも?室内はいつでもクリーンな空気で満たされる!
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【客室情報】客室フロア:10~15階
シンプルで洗練された客室は上品で落ち着いた雰囲気が漂い、誰もがくつろげます。いずれの部屋からも窓の外には都会的なシティビューが。そこはかとなく漂う和のムードが異国に居ながら部屋に帰ればホッとできる空間を演出しています。
■Classic Room(クラシックルーム/金波典藏客房)10坪 参考画像:1102
〔ダブルルーム:キングベッド×1〕
部屋数が最も多いベーシックなタイプの客室です。シンプルですっきりとしたインテリアは、和モダンな壁のイラストがエレガントな雰囲気を与えてくれます。ダブルのほか、セミダブル×2台が置かれたツインとバリアフリールームもあります。
クラシックルーム・ダブル
ナビはこちらのお部屋に宿泊体験をしてきました。
ドアを開けたら左右にクローゼットとバストイレ、奥にベッドルームが配置された、いわゆるホテルの客室らしい配置に。ふかふかのカーペット敷きなのも、奇をてらわない上品な内装もいい感じです。この「ホテルらしさ」が落ち着きます。
テーブル風なデスクは使い勝手よし!カウチソファーはTVを見るのにベストポジションです。もちろんバストイレが完全分離なのもマル。意外と室内設備を使いこなすことなく滞在を終えてしまうナビですが、今回ばかりは自分のお部屋気分ですべてを堪能させていただきました。それくらい馴染んじゃうお部屋でした。
ほかに、上記タイプとデザインはほぼ同じ、広さだけが若干異なるDeluxe Room(デラックスルーム/青空逸品客房)約12坪もあります。こちらはダブルならスーパーキングベッドが1台、ツインならセミダブルかクイーンが2台置かれています。お友達と一緒の宿泊にぴったりですよ。
【客室紹介】ニッコークラブフロア:18~21階
さらにワンランク上のホテルステイなら、上層階ニッコークラブフロア18~21階にあるエグゼクティブクラスのお部屋を。開かれた景色とゆとりある空間を兼ね備え、くつろぎの時間を約束してくれます。また、ニッコークラブフロア宿泊者専用のラウンジが利用できるほか、靴磨きサービスもあります。
■Nikko Club Room(ニッコークラブルーム/皓月行政客房)10~12坪 参考画像:1821
〔ツインルーム:セミダブルベッドまたはスーパーキングベッド×2〕
ツインタイプのお部屋です。上層階に位置しているから眺めも抜群です。
ニッコークラブルーム・ツイン
■Nikko Club Room(ニッコークラブルーム/皓月行政客房)10-12坪 参考画像:1824
〔ダブルルーム:スーパーキングベッド×1またはツインベッドハリウッドスタイル〕
ニッコークラブルーム・ダブル
上記と同タイプのお部屋ですが、こちらはベッドが1つのダブルタイプになっています。
■Nikko Club Room(ニッコークラブルーム/皓月行政客房)18坪 参考画像:1825
〔ダブルルーム:スーパーキングベッド×2〕
ビッグサイズのベッドが2台並んだファミリータイプのコーナールームです。洗面所はダブルボウルで、トイレには専用の手洗いも。家族一緒のステイでも快適に過ごせます。
■Grand Suite(グランドスイート/琥珀行政套房)26坪 参考画像:1819
グランドスイート
開放感あふれるコーナースイートです。リビング、ベッドルーム、バスルームといずれのお部屋にも大きな窓が配置され、高雄の街並みを見下ろすことができます。
■Grand Suite(グランドスイート/琥珀行政套房)38坪 参考画像:2019
グランドスイート
最上級クラスのコーナースイートルームです。ミニキッチン付きのゆったりダイニング、天空を仰ぐことのできる広々リビング、ワークスペース、ベッドルーム、バスルームとどれもゆとりの広さが独り占めできるお部屋です。
リビング
□□□ニッコークラブラウンジ:21階□□□
ニッコークラブラウンジ
21階にあるニッコークラブラウンジ(日航行政酒廊)は、ニッコークラブフロア宿泊者専用の特別な空間です。ここでセミビュッフェスタイルの朝食や午後のお茶、夜のお酒を楽しめるほか、リモートワークやミーティングにも利用できます。
<営業時間>
朝食:7:00~10:30(L.O.10:00)
アフタヌーンティー:14:00~16:00
カクテルタイム:17:00~20:00
※カクテルタイムは12歳以下のお子様は入場できません。それ以外の時間は大人の付き添いが必要です
【ダイニング】台湾の食材と季節の味が楽しめる5つのカフェ・バー・レストラン
ホテルの総支配人を務める福元雅彦氏は長年ホテルの飲食部門に携わってきただけあって食への思い入れは人一倍強いと言います。それは美食の街・高雄で花を開き、「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店」は特にダイニングに力を入れています。
館内には和食・中華をはじめとした5つの飲食施設が。宿泊客はもちろん、宿泊せずとも「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店」を気軽に体験できる設備としておすすめです。
いずれのレストランもドレスコードはカジュアルフォーマルを推奨しています。短パンやサンダルは避け、男性は袖のあるシャツを、女性はエレガントな服装を心掛けるとスマートに楽しめますよ。
■コーヒーラウンジ「The Lobby Lounge」:1階
<営業時間>
10:00~19:00(L.O.18:00)
「The Lobby Lounge」
通りに面した開放的なコーヒーラウンジです。コーヒー、台湾茶、アルコールと幅広いメニューからお好きなものをどうぞ。フロント・ロビーからは奥まった位置にあるため、落ち着いた時間が過ごせます。
スペシャル感のあるスイーツも見逃せません。エグゼクティブ・パティスリー・シェフに「ジャパン・ケーキショー」チョコレート工芸菓子部門で台湾唯一の金賞受賞歴のある劉靖晟氏を迎え、おいしくってかわいいスイーツも楽しめます。
■オールデーダイニング「SERENA」:2階
<営業時間>
朝食: 6:30~11:00(L.O.10:00)
昼食:11:30~15:00(L.O.14:00)
夕食:18:00~22:00(L.O.21:00)
朝・昼・夕とホテルビュッフェが楽しめる多国籍料理のバイキング・レストラン「SERENA(セリーナ)」です。宿泊ゲストの朝食会場もこちらで。
和洋中が充実のビュッフェレストラン「SERENA」
その場で作ってくれる麺や卵料理は当たり前。ここでは好きな台湾フルーツや野菜を選んでフレッシュジュースを作ってくれるんです。世界各国の焼き立てパンや点心がワゴンで運ばれてくる楽しい仕掛けもありますよ。
パンや点心のワゴンサービス
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焼き立てパンは世界各国の味が種類豊富にずらり
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■日本料理「飛翔」:2階
<営業時間>
昼食:11:30~15:00(L.O.14:00)
夕食:18:00~22:00(L.O.21:00)
世界各国を渡り歩いた国際経験豊富な日本人総料理長・瀬戸本秀人氏を中心に多彩な和食メニューが楽しめます。レストラン内には、寿司カウンターと鉄板焼コーナー、3つの個室(8~12席/室)もあります。
寿司カウンターに立つ日本人総料理長・瀬戸本秀人氏
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鉄板焼コーナーは8席の鉄板カウンターが
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■中華料理「桃泉」:5階
<営業時間>
昼食:11:30~15:00(L.O.14:00)
夕食:18:00~22:00(L.O.21:00)
新広東料理がいただける「桃泉」は6つの個室(8~14名/室)もあり
広東料理をベースにシェフの創意を取り入れた新しい形の創作広東料理が堪能できます。港町・高雄の地に相応しい新鮮な海鮮や地の果物や野菜などをふんだんに使ったここでしか味わえない中華料理が楽しんでみてはいかがですか?
台湾南部の味わい文旦を使った「柚子蜜金網虎蝦球」
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「樟木迷迭煙燻鴨」ローストダックは要予約
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■ルーフトップバー「Rooftop 22」:22階
<営業時間>
18:00~25:00(L.O.24:00)
ルーフトップバー「Rooftop 22」
室内にカウンターバーやソファー席、屋外にテラス席を設けた最上階にあるバーです。高雄港方面に沈む夕陽を眺めながらグラスを傾けてみては?
日本、台湾はもちろん、世界各国の各種アルコールがいただけるほか、台湾の小規模農家や台湾・阿里山産のワサビを使った軽食も楽しめます。
【付帯施設&設備】リフレッシュできるフィットネス&リラクゼーション
バカンスでもビジネスでも利用価値大なフィットネス&リラクゼーションを中心とした施設を備えています。
■ジム:7階
6:30~22:00(入場最終21:30)
都会の景色を眺めながら、ランニングマシンやエアロバイク、ダンベルベンチプレスなどでトレーニングができます。
■プール:7階
6:30~22:00(入場最終21:30)
大きな開口部を設けた半オープンタイプの室内プールです。プールの向こうに開けた天空と都会的なビル群を眺めながらリフレッシュを。
■サウナ・大浴場:7階
6:30~22:00(入場最終21:30)
大浴場
客室内のバスルームは十分快適なのですが、大浴場も楽しまないと損!男女別の裸で入浴できる日本式の風呂文化が堪能できます。スチームサウナとドライサウナも完備しています。
上記のほかに、結婚式や各種宴会に利用可能なバンケットルーム(3階)もあります。
バンケットルーム(画像提供:高雄日航酒店)
「熱情」な台湾人が日本の温かな「おもてなし」
おすすめの高雄産バナナのプレートを手にする福元総支配人
日本のおもてなし精神を大切にしているという「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」。福元総支配人は、「要求に応える欧米式のサービスとは異なる、お客様の欲することを先読みして提供する日本式のおもてなしを徹底している」と話します。
とくに台湾南部の高雄人は「熱情(親切で世話好き)」と評されることが多いのですが、ホテルを歩けば、「熱情」な台湾人の日本式「おもてなし」の数々に出合えます。シックなインテリアのホテルは一見クールな印象ですが、内なるホスピタリティは熱い!日系ホテルでありながら、台湾を象徴しているかのような印象を受けました。
ぜひとも、みなさんも「ホテル・ニッコー高雄(高雄日航酒店)」で体感してみてください。
以上、台北ナビでした。