最近、台湾に住む日本人にじわじわと人気が出てきている「嘉義」。おいしい物がたくさんあるし、素敵なカフェも多い。さらに素敵な建物も多くて、ナビも大注目しています。そんな「嘉義」で話題なのが「嘉義市立美術館」です。現代的な建物の両側に、1934年に建てられた専売局の建物を利用する形で、2020年に開館。オープンまもなくの頃は大人気で入るのも大変でしたが、現在はゆったりと見ることができます
階段を上り、2階へ向かう途中で木材がふんだんに使われているのに気づくでしょう。その香りに圧倒される!ことはなく、香りはしませんでした。写真は2階に上がると見える吹き抜けの空間。天井にも「これでもか!」と言わんばかりに使われる木材に圧倒されます。
3階まで上って撮影。天井の木材に圧倒されますが、2階の出っ張っているところから、何か見えます。何だろう?
本館の正門から見て、右側にあるのが古蹟棟。本館の3階とつながっています。
本館の3階から入ると見えるどこか懐かしい風景、1936年にタイムスリップしたような空間が広がっていて、ここで写真撮影すると良さそう♡
階段も当時雨を再現!……と行きたいところですが、手すりの高さが現代の基準を満たしていないので、今風てすりをプラスして、安全性を高めています。それでも上手にマッチしていて、懐かしさが変わらないのはさすが!
本館の2階から限定で入れるのが側棟2階の特別展ギャラリー。入口はこんな感じです。
まるで天井裏の空間に来ているような感覚になるギャラリーでした。利用者が少なければ、比較的ゆっくり作品を鑑賞できます。
■スポット情報
嘉義市立美術館住所:嘉義市西區廣寧街101號
電話番号:(05)227-0016
ホームページ(中国語・英語):
https://chiayiartmuseum.chiayi.gov.tw参観時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日
入場料:50元
アクセス:台鉄「嘉義火車站(嘉義駅)」から徒歩3分