【台北観光】台北旅行中にリノベスポット「嘉禾新村」を散策しよう!

日本統治時代の建築も残る台北の元軍人村(眷村)に行ってみた

川沿いのローカルムード漂う場所にあるのが「嘉禾新村」です。

川沿いのローカルムード漂う場所にあるのが「嘉禾新村」です。

元は日本統治時代に公園が計画されていた場所。戦況の変化に伴い日本軍の兵舎が建てられ、戦後は国民党政府の軍司令部通信修理工場へ。

元は日本統治時代に公園が計画されていた場所。戦況の変化に伴い日本軍の兵舎が建てられ、戦後は国民党政府の軍司令部通信修理工場へ。

さらに工場は軍人村となり、多くの人が暮らしていました。現在は彼らも移転し、芸術や展示などが楽しめるレトロなリノベスポットに……。

さらに工場は軍人村となり、多くの人が暮らしていました。現在は彼らも移転し、芸術や展示などが楽しめるレトロなリノベスポットに……。

園内には当時を偲ばせるいくつかの建物が残されています。 園内には当時を偲ばせるいくつかの建物が残されています。

園内には当時を偲ばせるいくつかの建物が残されています。

<b>嘉禾故事館</b>はこのエリアで最も大きなお屋敷で、元高官・張載宇将軍の邸宅でした。日本家屋と台湾住宅の特色を兼ね合わせた造り。立派な庭も備えています。

嘉禾故事館はこのエリアで最も大きなお屋敷で、元高官・張載宇将軍の邸宅でした。日本家屋と台湾住宅の特色を兼ね合わせた造り。立派な庭も備えています。

前庭には日本風の池が。池の周囲に使われているのは、澎湖(ポンフー)島から運んだ咾咕石(サンゴ岩)なんだとか。

前庭には日本風の池が。池の周囲に使われているのは、澎湖(ポンフー)島から運んだ咾咕石(サンゴ岩)なんだとか。

家屋は2度の増築が行われ現在の姿に。外壁の装飾は「壽」の文字がモチーフになっているそうですよ。 家屋は2度の増築が行われ現在の姿に。外壁の装飾は「壽」の文字がモチーフになっているそうですよ。

家屋は2度の増築が行われ現在の姿に。外壁の装飾は「壽」の文字がモチーフになっているそうですよ。

内部では建物に関する展示が行われていました。現在は服務中心(サービスセンター)になっています。

内部では建物に関する展示が行われていました。現在は服務中心(サービスセンター)になっています。

日本軍砲兵隊の招待所だった<b>日式聚場</b>。戦後は2人の上校の住まいとして使われてきました。

日本軍砲兵隊の招待所だった日式聚場。戦後は2人の上校の住まいとして使われてきました。

1940年代に建てられた家で、日本式の典型である大広間を備えています。

1940年代に建てられた家で、日本式の典型である大広間を備えています。

外からも内からも頭上にも注目です!屋根には鬼瓦や雲形鬼瓦、縣魚の妻飾りが、天井には竿縁天井、洋式天井、格天井といったさまざまな施術が見学できますよ。

外からも内からも頭上にも注目です!屋根には鬼瓦や雲形鬼瓦、縣魚の妻飾りが、天井には竿縁天井、洋式天井、格天井といったさまざまな施術が見学できますよ。

1950年に公布された防空壕修建法により造られたのが<b>防空洞</b>。厚さ40cmのコンクリート製で、当時は土と枯草で覆われていました。聞くところによると、冬は暖かく夏は涼しいんだとか。最高でしょ!

1950年に公布された防空壕修建法により造られたのが防空洞。厚さ40cmのコンクリート製で、当時は土と枯草で覆われていました。聞くところによると、冬は暖かく夏は涼しいんだとか。最高でしょ!

防空洞の隣にあるのが<b>拾光屋</b>。2階建てのここは住民自らが建てた比較的新しいもの。

防空洞の隣にあるのが拾光屋。2階建てのここは住民自らが建てた比較的新しいもの。

2階からエリアの様子も見下ろせます。

2階からエリアの様子も見下ろせます。

それぞれの建物では各種展覧や講座、DIYレッスンなどが行われています。入園は無料!DIY等は材料費など発生する場合もありますので、詳細を含めオフィシャルサイトでチェックしてくださいね。

それぞれの建物では各種展覧や講座、DIYレッスンなどが行われています。入園は無料!DIY等は材料費など発生する場合もありますので、詳細を含めオフィシャルサイトでチェックしてくださいね。

ノスタルジックな雰囲気漂う元軍人村「嘉禾新村」。

ノスタルジックな雰囲気漂う元軍人村「嘉禾新村」。

おとなりにある昔そのままの現役集落も雰囲気あっていい画が撮れそうですよ。

おとなりにある昔そのままの現役集落も雰囲気あっていい画が撮れそうですよ。

散策におでかけしてみてはいかがですか?

スポット情報

■嘉禾新村 HomeVillage
住所:台北市中正區永春街131巷1號
電話:(02) 2365-2530
開放時間:11:00~18:00
休み:月~水曜日、旧正月期間約4日間
アクセス:MRT「台電大樓」出口1から徒歩10分
公式ウェブサイト:https://homevillage.taipei/
「楽遊台北」は楽しく台北を巡れちゃうの36のテーマコース。そのコース内にある上記「嘉禾新村」を含む台北15ヵ所の観光スポットで開催されているのが「LOVE遊台北~来台北、找楽点」です。
画像提供:臺北市政府觀光傳播局

画像提供:臺北市政府觀光傳播局

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インフォメーション「LOVE遊台北~来台北、找楽点」

■LOVE遊臺北~來臺北,找樂點
開催期間:2024年6月3日~ 7月31日
参加方法:
STEP①台北市政府オフィシャルLine(@taipei)とお友達になろう!
友達追加はこちら→https://page.line.me/taipei?openQrModal=true
STEP②ラインのトークルーム右下にある「LOVE遊臺北」をクリックし「集點紀錄」内で基本情報を入力しよう!
※情報は当選者の連絡にのみ使用
STEP③15のイベント指定スポットにあるQRコードをスキャンして点数を集めよう!
※3点集めるごとに1回の抽選に参加できます
※おひとりさま最高5回まで抽選に参加できます
画像提供:臺北市政府觀光傳播局 画像提供:臺北市政府觀光傳播局

画像提供:臺北市政府觀光傳播局

【優待ショップ】
・「香草集」台北エリア6店の指定店舗
→体験セット1つ/人プレゼント
 ※消費金額に関わらず ※無くなり次第終了
・「滋粒冰菓室」@永康街エリア
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・「佳賓餅家」@永康街エリア
→消費金額500元以上で50元割引

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2024-06-07

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