【台湾街角おやつ】台南に来たら、南部伝統の屋台スイーツ「白糖粿」を食べるべし！

「白糖粿」をご存じですか？
中国語で「バイタングゥオ」ではなく、敢えて台湾語で「ベーダングィ」と呼びたい、南部で昔から食べられてきたお菓子です。

揚げ立てのお餅に砂糖をまぶしただけの素朴な味わいながら、柔らかくってモチモチで、ほんのり甘くって……アツアツを食べたら、忘れられない味になること間違いなし！

この昔ながらのお菓子、実は台北の出身の人にとっては馴染みが薄く、「白糖粿、何それ？」という人も多かったとか。

それを一躍有名にしたのが、ドラマ「想見你(邦題：時をかける愛)」でした。台南・安平にあるこの屋台「蜜蜜の店」がドラマロケ地として登場。主人公がおいしそうに食べていたのです。
ちなみに映画版「想見你」は、2022年末台湾で公開されたばかり。日本での公開が待ち遠しい～！

「老闆，我要一份白糖粿(オバチャン、白糖粿を1人前(セット))」と、主人公気取りでオーダーしてみましょう。あっ、今回ナビたちは6個買うんだった～！1個20元、1份(セット)は2個入りで35元、6個は100元となります。

そのため、前の人が60個も買わなければ、そんなに待つことはないと思われます。また、「テイストは1種」という貼り紙が目につきましたが、別のところには「花生(ピーナッツ)/純白糖(白砂糖)提供」との表示もあり、伝えれば砂糖味にも対応してくれます。

さらに100元以下の消費の場合、1000元札の受け取りはNGらしいので小銭を用意しておきましょう。

オバチャンたちがせっせと作業をする間、そのとなりではお孫さん(？)が宿題したり、お手伝いしたり大忙し。こんな光景も昔ながらといった感じで、微笑ましい気分になりました。お孫ちゃん、エライねぇ～！

オバチャンは姉妹でしょうか？お顔がそっくり。「写真撮らせてください～！」とお願いしたら、満面の笑顔をくれました。おいしい白糖粿とスマイル、謝謝～！