みなさん、ご存じでしょうか?台北ナビオフィス、このコロナ禍中に引っ越ししています。移転先は東区。
……という訳で、ナビ自身、MRT「中山」駅に来る機会もめっきり減ってしまったのですが、「中山駅が新しくなったらしい」とウワサを聞きつけ、やってきました。いそいそ♪
Re-desingーーリ・デザイン!?
なんでも台北MRT(台北メトロ)と台湾設計研究院がタッグを組んで「台北MRT再設計」計画を企てているらしいです。今後1年半の時間をかけて、徐々に再デザインしていくそうですよ。
第一弾は切符売り場。切符じゃなくてトークンか(汗)
この券売機、妙に落ち着いていません?シックじゃありません??ナビがいつも見ているのはもっとカラフル、もっとハデハデ!やけに大人なムード漂うデザインに変身しているではありませんか!台湾というよりパリっぽ~。(知らんけど)
【多元支付】と書かれた券売機に近づいてみました。
あ、さりげなく日本語も書かれていますよ!異国で出合う日本語、しみるぅ~!
どうやら、現金だけでなくいろんな方法で支払いができるようです。クレジットカードはもちろん、LINEペイとか。悠遊卡(EasyCard)でトークン買えるのかぁ……??
じゃあ、ちょっと使ってみますか!
「Please Touch Screen」画面に触れてください…って日本語は出ないんですね(涙)
「票卡加値」はカードにチャージ。
「公共運輸定期票」はおわかりですよね!定期券です。1280元で台北MRT・淡海LRT・台北市&新北市バス・台北市&新北市Youbike30分が30日間乗り放題になります。
「旅遊票」は……
観光客に便利な1日券や24時間券などが買えます。これは該当時間内に台北MRTが乗り放題になるチケットです。旅のプランに合わせて使えばとってもお得!この券売機で買うと、一般のカード式ではなくトークン式なんだとか。(カード式は駅員さんのいるブースで購入できますよ~)
あとはこれまでと同じ、画面の日本語表示に従って購入するのみです。以前と変わらず、行き先までの値段は券売機頭上の路線図に示されている運賃を調べる必要が。この表示が心なしかスタイリッシュに小さくなった気がするので、目が悪いとちょっと不便です。遠くのものがよく見える老眼のはずのナビでもちょっぴり難儀するほど……(涙)
そんな時にはこちらの【語音售票】の機械が便利です。なんと音声入力対応!ただし、できるのは「單程票(シングルチケット)」トークンの購入のみですが。
トライしてみました!目指すは台北駅です。
対応言語は中国語と英語のみなのが悲しいですが、「Taipei Main Station」……おおおおおー!ナビのヘタな日本語英語でも聞き取ってくださいました。機械に向かって英語を話すのはちょっぴり恥ずかしい……。
あとは金額を入れ、「Confirm」と口にするか、試しませんでしたが画面の「確認」を押せば購入できるはず。枚数も同様に、話すかタッチで選んでくださいね。ちなみに支払いは現金のみです。
この後、「市政府」→「Taipei City Hall」、「台北101/世貿」→「Taipei101」と試してみましたが、ナビの日本語英語、もしくはジャパニーズイングリッシュでも判読可能なことがわかりました!調子に乗って(英語がわからないので)「象山」→「ZOYAMA」と日本語読み英語風に発音してみたら、拒絶されました……。この機械は結局、中国語ができないとあまり役立ちそうにありません。
……と思ったら、駅番号でもOKと。すかさず象山駅の番号「R2」と英語で言ってみたら、なぜか北投駅の表示が。日本人不得意の巻き舌、「R」は鬼門です。
そんなこんなで大騒ぎしてたら、親切な台湾のご婦人が「どこ行きますか?」と日本語で声をかけてくださり……。あぁ、ごめんなさい!トライしてみただけなんです。台湾人の優しさを改めて知った一場面でした。
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こちら再びMRT「南京復興」駅ですが、駅構内にちょっとしたショップ街が登場しています。きっとMRT「中山」駅もこんな感じにショップができていくのでは、とナビは予想しております。日本のエキナカみたくなっていくのかな??今後が楽しみでーす! |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-11-04
音声でMRTの切符が買える自動券売機が登場しました<動画付き>
中国語か英語を「話して」切符が買えます
8/10~ 台北MRTの車内アナウンス、一部で日本語放送追加
主要駅到着前にはそっと耳を傾けてみてください
2016年3月末までに、台北MRTの全線337台の自動券売機に日本語表示を追加すると発表されました