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すると過ぎし日を偲ばせる城壁と城門が。ここは順承門。清仏戦争後の1886年に建造された澎湖廳城(媽宮城)へと続く6つの城門のうちの1つです。このあたりの城壁は国の古跡に指定されている貴重なもの。2021年8月の台風で大きな被害を受けましたが、だいぶ修復が進んでいるみたい。 |
そうそう、城壁内にはリノベーションされたばかりのかつての建物も。今後、資料館などになるのかなぁ?まだ中へは入れませんでしたが、アイスクリームでも売ってたらよかったのに。
さて、気を取り直し、城壁に沿ってさらに西をめざします。現れたのは木に浸食された廃墟。あれ?おかしいなぁ……と思っていたら、
着きました!「篤行十村」。
日本統治時代には澎湖島の要塞として司令部が置かれ、重砲隊の将校たちの宿舎があった場所。その後、中国大陸から渡ってきた軍人らの住まいとして使われてきました。台湾で最も早期から形成された軍人村(眷村)なんだとか。
現在は文化保存園区として、お洒落に変身を遂げています。
「湘東商行」は駄菓子屋さん。台湾レトロな雰囲気が味わえますよ。
こちらはカフェ「中島茶屋」。営業時間にはまだ早かったみたい。
「小貳.two」は袋入りのドリンクがかわいいと評判のドリンクショップです。お店の佇まいもかわいい♪
本屋さん「沿菊書店」はカフェも併設しているから、のんびり休憩もOK!
こちらは「一條根故事館」。あの「一條根」でしょうか?スーっとする漢方成分配合の湿布や軟膏「一條根」は、確か離島は離島でも金門島の特産品だったはず。まっ、島つながりってことで澎湖でも??
ほかにも、園内には澎湖出身の2人の歌手・張雨生と潘安邦(篤行十村の出身)の記念館もあります。
何気ない一画が絵になるスポット。ただただ歩くだけでも楽しい~♪
あっ、向こうからミニ汽車がやってきましたよ。眷村内をぐるっと回ります。乗車料金は80元、園内にある「篤行商店」で乗車券を購入できます。歩かずこれに乗る手もあったか……。
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そして、「篤行十村」のおとなりはには、もう1つの軍人村「莒光新村」もあります。現在は、宿泊施設「澎湖灣行旅」として生まれ変わっており、宿泊客以外は立ち入ることができません。ナビは外からチラリと拝見。どうやら以前の建物をリノベしたヴィラ風のお部屋みたい。今度泊まってみたいな~! |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-09-22