南北に長~い花蓮県。その南端に位置する富里にあるのが本日の宿「磚窯居 Kiln B&B」です。さらに1㎞ほど南に行けば台東県。だから最寄り駅は花蓮の「富里」駅ではなく、台東の「池上」駅なんです。
ちょっと変わった風貌のここは、元々「富南窯場」というレンガを製造するための窯場で、花蓮縣歷史建築にも選定されています。
この窯は1966年に建造された「ホフマン窯」。一方で焼きながら、もう一方で焼き上がったレンガを取り出して出荷できるという効率化が図られた窯で、これまでのように火を止めることなく連続して焼成ができたそう。ちなみに陰陽五行・太極を影響を受けている台湾では縁起のよい「八」を模った屋根の形状の「ホフマン窯」を「八卦窯」と呼んでいます。
夜になったら、天体観測もおすすめです。希望者には星空ガイドや天体望遠鏡観測(要予約・要費用)なども行なっています。本日はあいにくの曇り空……残念!
また、朝食には徐ママの作る手作りパンや豆乳をどうぞ。地元で採れた野菜やフルーツがふんだんに使われていて、フレッシュ!おいしい~♪
台湾らしいお粥もありました。今後はパン作りにももっと力を入れていきたいとのこと。そしたら宿泊しなくても、立ち寄りでランチやアフタヌーンティーを楽しめるようになるのかな?なったらいいなぁ……♡
車がないとアクセス不便かな?と思いましたが、台鉄「富里」「池上」の各駅から無料送迎サービス(要予約)があり。ヤッター!そして宿では自転車の貸出サービスも行なっているので、周辺の観光にも役立ちそうです。だいたい池上の町まで15~20分くらい。
歴史・自然・そしておいしい朝食が楽しめる宿「磚窯居 Kiln B&B」。アフターコロナの花蓮&台東旅行の際に、ぜひ利用してみてはいかがですかー?
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-09-21