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筱媛さんとご主人が自ら建てたというそこは、外から見ると台湾の田舎でよく見るトタン板の素朴な造りですが、中に入るとこの上なく高い天井のコンテナハウスの中にいるみたい!吊るされたランプシェードは筱媛さんのお父さんの手作りで、洒落た雰囲気に一役買っています。 |
![]() 黒板に書かれた今日のメニュー |
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![]() これは秋冬の代表的なメニュー |
そんな家族の絆を感じる「芭洋Amis美饌」でいただけるのは、代々受け継がれてきた地の新鮮食材を使用したKakupa氏族の伝統料理に、若々しい筱媛さんのアイディアがプラスされた創作料理です。一般の店のようなメニューはありませんが、その日手に入れた旬の食材で作られた数々の品がテーブルに運ばれてきます。 |
それではお料理をご紹介しましょう。「Amis傳統野菜湯」は阿美族の家庭の味。小さな苦瓜とチキンが入ったスープで栄養満点、それぞれの素材の旨味が染み出ています。ただ阿美族の人は苦みを好むようです、ナビには結構苦かった……。
「獵人的魯杜」は、どうやら狩人のお弁当的な存在。サツマイモ・紫イモ・カボチャなどの根菜を中心に蒸した素朴な料理で、その昔、男たちが狩りに出る時にお弁当として腰に吊るして持って出かけたのだとか。そして何日も獲物が獲れない時にはこれを食べていたそうですよ。
池上は台湾屈指の米どころ。そんな土地で暮らす筱媛さんら家族が自ら育てたお米がこちら、ズバリ「自己種的池上米(自分で育てた池上米)」。キヌアと共に炊き上げたお米は、もっちもち~♪やっぱり池上のお米はおいしいのです!
頭目自慢の炭火焼きバーベキューポークが「烈火頭目烤豬肉」。
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「母告花生粉芥茉沙拉」(左)と「勇士豆洋蔥梅子醋沙拉」(右)は2種類の異なるサラダです。「母告花生粉芥茉沙拉」は茹でた龍鬚菜をピーナッツパウダーとマスタードのドレッシングで、「勇士豆洋蔥梅子醋沙拉」はオニオンスライスを梅酢ドレッシングでいただきます。素材のおいしさを引き出すドレッシングがいい仕事してます! |
![]() 酒釀水果丁 |
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![]() 小可愛麻吉 |
デザートはなんと2種!ドラゴンフルーツ・パイナップル・スイカなどたっぷりの台湾フルーツと酒釀をまぜまぜしていただく「酒釀水果丁」は、爽やかな口当たり。「小可愛麻吉」は1口サイズのお餅で、ピーナッツ粉が台湾らしさを感じます。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-07-25