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「淡水日本警官宿舎」は日本統治時代の1920年、この地を管轄していた警察課長の宿舎として建てられました。戦後、国民党政府の手に渡り、淡水警察局局長の宿舎として時を重ねた後、その役割を終えて2007年に歴史建築として登録。修復後2019年より一般開放を始めたそうです。 |
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外壁は下見板張り、屋根には鬼瓦や巴瓦も見ることができます。ただ、当時と同じ瓦をそっくりに再現することはできず、新たな材料で作り直すことに……。そのため市が認定する史跡入りは果たせなかったそうです。確かにどこか真新しさを感じる歴史建築ではあります。 |
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応接室の先には縁側。淡水河に面してはいるので、豪華リバービュー!といきたいのですが、窓の外は老街周辺の家々と木々のみが見えました……ちょっと残念。でも斜面に建てられているので圧迫感がなく、気持ちのよい造りです。 |
さて、ここからすぐの場所に台湾で活躍した画家・木下静涯がかつて過ごした住居「淡水木下靜涯舊居」もあるとスタッフに教えてもらいました。こちらも一般公開をしているとのこと。ついでに(早速)行ってみることにー。さらに階段を上がって行きます。
「恋愛巷」というかわいらしい小道を横目にずんずん進みます。
独立系書店?カフェ?「ウェルカム!」と歓迎してくれてはいるのですが、残念ながら休憩中みたい。
道端で休憩中の猫はウェルカムでなかったみたいで、挨拶してみたもののお返事もらえず(涙)。「淡水日本警官宿舎」から歩いて1分もかからないと言われたのに、一向に目指す場所は現れません。グーグルマップを見ながらぐるぐるぐる……。
迷子になりかけたその時、「木下静涯」の文字が目に入りました。きっとこの辺。階段を上ります。
ついに着いたー!ところでごめんなさい。バッテリーが切れてしまい、肝心の住居の写真は撮れずじまい(汗)。頂戴したパンフレットの写真でご勘弁をー!レンガ造りと瓦屋根が台湾×日本な雰囲気の2階建ての建物でした。
室内には木下静涯に関する資料などが展示され、庭の一画には木下が詠んだ「日日是好日」をいう句が石碑となって残されていました。
次回はバッテリー満タンでリベンジしたいなぁ~と思います!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-06-22