毎年春に楽しめるホタル観賞。高雄在住ナビは高雄市政府が主催したお昼からのバスツアーで高雄の山岳地帯「那瑪夏」へ行ってきました!集合場所は高雄市内の技撃館。さぁ、バスに乗って出発~!
「那瑪夏」エリアの南側は「甲仙」エリアに接しているので、途中「甲仙」に立ち寄ります。
「甲仙」はタロイモの産地として有名ですが、住民が猫をテーマとして描いたウオールアートの小道も観光スポットとなっていて「貓巷(キャットストリート)」と呼ばれています。
道ではタロイモが売られています。
「貓巷」を歩いた後は、タロイモアイス「芋仔冰」を食べてみました。20元ですが、ちゃんとタロイモが入っていて、ちょっとねっとりした食感。クリーミーで美味です~♪
「甲仙」を後にして「小林村」へ向かいました。こちらは小林村にある「小林平埔族群文物館」です。平埔族の歴史をテーマとした文物館で1996年に開館しました。館内には、伝統的な生活機具や衣装、祭祀などの展示がされています。
2009年にこの地域は莫拉克(モーラコット)台風により、被害を受けました。「八八水害」と呼ばれていますが、この災害で文物館も埋もれてしまいました2012年3月に文物館は再建され、2014年から小林村の再建についてをテーマにした展示が常設展として公開されています。
高雄の東北部山岳地帯「那瑪夏」へ到着!多くの原住民が暮らしている地域です。人口約3000人、布農族(ブヌン族)がその7割を占めています。標高は平均して500m、「那瑪夏」に着くと涼しく、澄んだ風が吹いてきました。
原住民料理といえば、炭火バーベキューが有名ですよね。イノシシの丸焼きもあちこちで見かけました。
「部落市集」というマーケットが出ているということで、立ち寄ってドーナッツなどを購入。
「小米甜甜圈」は、アワの入ったドーナッツ。ちょっとアワのツブツブが入っています。モチモチしていてとってもおいしかったです!
夕食は「原住民便當」と予定表に書いてあったのですが、このような盛り合わせのプレートでした。素朴でいい味です!
晩ご飯を食べた後は、ホタルを観賞する歩道まで坂道を上っていきます。
途中、目にする住宅の壁画もすてきです!
蛍観賞歩道「賞蛍歩道」は、4月30日までの18:00~21:00の間、200元のチケットを購入して立ち入ることができます。
かなり並んで、ホタルを1時間ほど観賞して高雄市内に帰ると既に22:30を過ぎていました。日帰りでは時間が足りなかったので、今度は泊まってゆっくり観光したいなぁ……♡
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-05-10