【台湾コーヒー】アミ族&客家人の住む「電光集落」で台湾産コーヒー豆を自家焙煎!手網ロースターを振り振りしたら絶品コーヒーの出来上がり~♡

日本統治時代に試験栽培していたコーヒーを台湾の若者が盛り上げています!

台東県關山(関山)といえば、池上と並んで米どころとして有名です。ここにアミ族と客家人が暮らす「電光部落Kaadaadaan (電光集落)」があるのをご存じでしょうか?

台東県關山(関山)といえば、池上と並んで米どころとして有名です。ここにアミ族と客家人が暮らす「電光部落Kaadaadaan (電光集落)」があるのをご存じでしょうか?

ここで生まれ育った「黃瀚」さん。彼はここに戻ってくるために都会へ出て農業を学んだという、故郷愛がハンパない青年です。

ここで生まれ育った「黃瀚」さん。彼はここに戻ってくるために都会へ出て農業を学んだという、故郷愛がハンパない青年です。

そんな彼が営んでいるのが「日出禾作」。ここでは集落内で作られたコーヒー豆の焙煎体験と彼が作ったお米を作った軽食が味わえます。 そんな彼が営んでいるのが「日出禾作」。ここでは集落内で作られたコーヒー豆の焙煎体験と彼が作ったお米を作った軽食が味わえます。

そんな彼が営んでいるのが「日出禾作」。ここでは集落内で作られたコーヒー豆の焙煎体験と彼が作ったお米を作った軽食が味わえます。

なぜ台東でコーヒー豆?という疑問は日本統治時代にさかのぼります。1920年代、現在の「電光部落(電光集落)」がある關山(関山)はコーヒーの生産地として有名だったんです。

なぜ台東でコーヒー豆?という疑問は日本統治時代にさかのぼります。1920年代、現在の「電光部落(電光集落)」がある關山(関山)はコーヒーの生産地として有名だったんです。

終戦の影響でコーヒー豆生産は終わりを告げました。その時代、コーヒーは必需品ではなく、ぜいたく品(奢侈品)であったため、経済的価値がないと考えられたコーヒー豆の樹はすべて切り倒され、サツマイモや香茅(レモングラスなどのハーブ)などに植え替えられました。

終戦の影響でコーヒー豆生産は終わりを告げました。その時代、コーヒーは必需品ではなく、ぜいたく品(奢侈品)であったため、経済的価値がないと考えられたコーヒー豆の樹はすべて切り倒され、サツマイモや香茅(レモングラスなどのハーブ)などに植え替えられました。

最近、台湾産のコーヒーが注目され始めたこともあり、集落をあげてコーヒー栽培を開始。集落の年配者がコーヒー豆を収穫し、黃瀚が焙煎をしてコーヒー豆を販売しているというわけなのです。 最近、台湾産のコーヒーが注目され始めたこともあり、集落をあげてコーヒー栽培を開始。集落の年配者がコーヒー豆を収穫し、黃瀚が焙煎をしてコーヒー豆を販売しているというわけなのです。

最近、台湾産のコーヒーが注目され始めたこともあり、集落をあげてコーヒー栽培を開始。集落の年配者がコーヒー豆を収穫し、黃瀚が焙煎をしてコーヒー豆を販売しているというわけなのです。

「日出禾作」へ行く途中、集落のガイドなどもしてもらえて、飾らない集落の暮らしを知ることができます。

「日出禾作」へ行く途中、集落のガイドなどもしてもらえて、飾らない集落の暮らしを知ることができます。

興味深かったのは同じような作りの家が並んでいたこと。何でも、都会へ出て労働者として働き、集落に戻って来た人々が力を合わせて一軒ずつ建てていったからなんだそう。予算はすべて建材につぎ込み、同じ設計図を使用。都会で得た労働者としての能力(大工仕事、配管等)を分担して、建てたんだそう。これは「労働力を提供しあって助ける」というアミ族に伝わる方法の一つなんだそう! 興味深かったのは同じような作りの家が並んでいたこと。何でも、都会へ出て労働者として働き、集落に戻って来た人々が力を合わせて一軒ずつ建てていったからなんだそう。予算はすべて建材につぎ込み、同じ設計図を使用。都会で得た労働者としての能力(大工仕事、配管等)を分担して、建てたんだそう。これは「労働力を提供しあって助ける」というアミ族に伝わる方法の一つなんだそう!

興味深かったのは同じような作りの家が並んでいたこと。何でも、都会へ出て労働者として働き、集落に戻って来た人々が力を合わせて一軒ずつ建てていったからなんだそう。予算はすべて建材につぎ込み、同じ設計図を使用。都会で得た労働者としての能力(大工仕事、配管等)を分担して、建てたんだそう。これは「労働力を提供しあって助ける」というアミ族に伝わる方法の一つなんだそう!

そうこうしているうちに到着した「日出禾作」。屋外でコーヒー豆の焙煎体験ができます!

そうこうしているうちに到着した「日出禾作」。屋外でコーヒー豆の焙煎体験ができます!

集落で生産した生豆をロースターに入れて、焙煎スタート!訪れた時間が遅すぎたので、ロースターの中の色がほぼ見えないから大丈夫かな? 集落で生産した生豆をロースターに入れて、焙煎スタート!訪れた時間が遅すぎたので、ロースターの中の色がほぼ見えないから大丈夫かな? 集落で生産した生豆をロースターに入れて、焙煎スタート!訪れた時間が遅すぎたので、ロースターの中の色がほぼ見えないから大丈夫かな?

集落で生産した生豆をロースターに入れて、焙煎スタート!訪れた時間が遅すぎたので、ロースターの中の色がほぼ見えないから大丈夫かな?

と、心配していましたが、ロースターを振っているだけだから、不器用ナビでも結構いい感じの色に出来ちゃいました!

と、心配していましたが、ロースターを振っているだけだから、不器用ナビでも結構いい感じの色に出来ちゃいました!

売りもんみたいって思ったのはナビだけ?コツはとにかく火からの距離を一定にして細かく左右に動かす、これだけですよ~!

売りもんみたいって思ったのはナビだけ?コツはとにかく火からの距離を一定にして細かく左右に動かす、これだけですよ~!

焙煎が終わったら、コーヒー豆を冷やす時間を利用して、「黃瀚」さんが事前に焙煎したコーヒー豆をドリップしてくれます。

焙煎が終わったら、コーヒー豆を冷やす時間を利用して、「黃瀚」さんが事前に焙煎したコーヒー豆をドリップしてくれます。

楽しいおしゃべりを聞きながら、飲んだコーヒーは絶品!

楽しいおしゃべりを聞きながら、飲んだコーヒーは絶品!

焙煎したコーヒー豆は一人ずつ包装してくれて、持ち帰ることができます。というのも、焙煎したコーヒー豆はほどよくガスが抜けた状態が一番おいしいから。

焙煎したコーヒー豆は一人ずつ包装してくれて、持ち帰ることができます。というのも、焙煎したコーヒー豆はほどよくガスが抜けた状態が一番おいしいから。

だいたい3日間くらい寝かしてから家でドリップしてみたんですが、「電光部落(電光集落)」を思い出しながら、自分で焙煎したコーヒーを飲むって最高でした。おうちで再度旅行を味わえるコーヒー豆焙煎体験、おすすめしますよ!

だいたい3日間くらい寝かしてから家でドリップしてみたんですが、「電光部落(電光集落)」を思い出しながら、自分で焙煎したコーヒーを飲むって最高でした。おうちで再度旅行を味わえるコーヒー豆焙煎体験、おすすめしますよ!

ちなみに「日出禾作」では米香餅やお米も販売しています!「日出禾作」は遅くとも訪れる1日前に予約が必要なので、ご注意下さい! ちなみに「日出禾作」では米香餅やお米も販売しています!「日出禾作」は遅くとも訪れる1日前に予約が必要なので、ご注意下さい!

ちなみに「日出禾作」では米香餅やお米も販売しています!「日出禾作」は遅くとも訪れる1日前に予約が必要なので、ご注意下さい!

台湾の地方都市は若者の人口流出が激しいのですが、若者が自らのふるさとを盛り上げるべく、頑張る姿に心打たれるものがあります。コロナが明けた後、是非訪れてみてくださいね!

台湾の地方都市は若者の人口流出が激しいのですが、若者が自らのふるさとを盛り上げるべく、頑張る姿に心打たれるものがあります。コロナが明けた後、是非訪れてみてくださいね!

日出禾作
臺東縣關山鎮電光里中興52號
0934-254-225
https://www.tingkuli-rice.com.tw/
https://www.facebook.com/richuhezuo/

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-04-08

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