「屏東可可‧台灣巧克力節」が11/27~12/5 の間、屏東カカオパーク「屏東可可園區」で行われていると聞き、行ってみることにしました。台鉄「屏東」駅から「屏東可可園區」までは路線バスで一時間ほど。駅に隣接するバスターミナル「轉運站」からバスに乗ります。
萬巒鄉佳佐村に到着しました。歩いていくとフェスティバルの看板が目に入ってきました。「屏東可可園區」まではバスを降りて徒歩2、3分です。
萬巒鄉佳佐村にあった、もとカトリック教会の敷地をカカオ産業の研究開発と推進のためにリニューアルしたのがこちら。2021年2月に「屏東可可園區」となりました。
ナビが訪れたのは平日だったので、野外マーケットは出ていませんでしたが土日は外にも野外マーケットが出て、販売スペースが設けられているそうです。
ツーリストサービスセンターとDIY手作り体験館は、フェスティバルの期間はカカオ製品販売所になっています。実際に栽培、製造されている農家の方からお話を聞くことができてとっても興味深いです。
試食もさせてもらえますよ~。こちらは低温で焙煎した「TC巧舗」のローストカカオ豆。ほろ苦いですが、そのままいただけます。血圧を下げたりする効果があって、体にとってもいいそうです。
乾燥させた蓮霧が入ったチョコレートやナッツをコーティングしたチョコレートがステキな缶に入っているものなど、包装もかわいくてお土産にもピッタリなものがたくさん!たくさん買いたくなってしまいます。
会場で何かを購入すると、毎日先着40名限定で福袋の抽選に参加できます。
そして1000元購入すると、割引券が当たる「紅包」を引くことができます。ナビはかわいい客家のバッグと50元の割引券をいただきました~。
今回ナビは、冷凍庫なしで、カカオ豆から作るチョコレートアイスDIY(150元)に参加してみました。まずカカオ豆の殻をむいて、豆を砕いて、すり鉢ですります。これがチョコレートのもとになります。
ペースト状になるまですりつぶすのですが、これがかなり大変。すりつぶすこと30分以上、やっと固まってきました。その後、練乳、牛乳を入れて混ぜ合わせ、袋に入れて口を縛ります。
それから塩と氷を入れたビニール袋の中にその袋をいれて、アイスのように固まるまで回転させます。
チョコレートアイスができました!自分で作ったチョコレートアイスは格別でした。いつも食べているチョコレートはこうやってできるのかと、チョコレートのありがたさを感じました。ちなみに最初にむいた殻は、お湯を注げば、カカオティーとしていただくことができます。
パーク内では実際にカカオの木が植えられているのを見ることができます。屏東はカカオの栽培面積200ヘクタール以上で台湾一。屏東縣政府は2014年から檳榔の木の下にカカオの木を植える産業転換を進めてきました。
カカオの木を植えている農家の多くがこの地、萬巒鄉、そして、竹田鄉、内埔鄉が中心となっていて、多くが客家集落にあるんですね。屏東のカカオ製品やチョコレートは、国際的なチョコレート品評会「ICA(インターナショナル・チョコレート・アワード)」アジア太平洋地域大会で、2020年には35のメダルを獲得するなど、国際的にも知名度が高いです。
不定期に週末や祝日はマーケットが開かれているそうです。アンケートに答えてチョコレート型のメモ帳をいただきました~。土日には一日旅行「巧可之旅」もあって、ナビも参加する予定です。皆さんも是非足を運んでみてくださいね!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-12-07