【東台湾と音楽の魅力満載】台湾原住民音楽を牽引するアーティスト舒米恩(Suming/スミン)のトークショー！

7月25日、誠品生活日本橋で開催された「舒米恩(Suming/スミン)」のトークショーをご覧になられましたか？コロナ対策を講じた会場も開放されていましたが、オンライン配信もされていたので、日本国外から見られることができたんですよ！

簡単に舒米恩についてご紹介しましょう。舒米恩は台東県出身の台湾原住民アミ族のシンガー・ソングライターです。台東の都蘭で「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」を2013年から主催していることでも知られています。その彼がオンラインで台湾から登壇！音楽評論家の関谷元子さんとともに、東台湾の自然、台湾原住民のこと、台湾音楽を教えてくれました！

トークのなかでは、自身の生まれ育った台東の魅力を伝えるために、3枚の写真を見せてくれました。大自然の写真を見ながら「最高の山と水がある場所」と聞くと行ってみたい～と思ってしまいました！
写真提供：スミン

また、広大な草原の写真が映し出されると、牛や羊を自ら飼っていることも明かしてくれました。これにはビックリ！
写真提供：スミン

「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」の開催地を都蘭に決めたのも、原住民の音楽、文化、このような豊かで美しい自然を保護したい思い、そして世界中の人々へ原住民のことをもっと知ってもらいたかったからという、故郷を愛する思いにぐっときました！
写真提供：スミン

ナビがいつか行きたいと思い続けている「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」。原住民の伝統的な音楽とともに、台湾の現代音楽を堪能することができます。音楽はもちろんですが、フェス会場体験できるフードメニューや原住民グッズなどはほかの音楽フェスでは、出合えないものばかり！音楽評論家の関谷元子さんは現地で手に入れた水筒を披露してくれましたよ！いいなぁ～♡

以前は原住民の音楽を多くの人に受け入れられやすいようにアレンジしていた舒米恩氏でしたが、「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」を通してファンが増え、他国の原住民とも通じ合うことができたことで、今後は、伝統的な原住民音楽を紹介していきたいと意欲を見せてくれました。そして、トークの最後には、クラシックギターを手に「美好的日子(美しい日々)」「我們的約定(わたしたちの約束)」の2曲を披露して会場を湧かせ、あたたかな空気に包まれながら和やかにイベントは終了しました！

いつか台北ナビで「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」ツアーを行えたらいいなぁとひそかに思っていますが、コロナ禍ではいつ実現するかわからず……。いつか「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」へ行ける日を夢見て、7月9日から誠品生活日本橋店で行なわれている台湾の音楽フェスティバルの展示会で、「阿米斯音樂節(Amis Music Festival)」の写真を楽しんでみてくださいね。

台北のSUPER SLIPPA、高雄のMegaport Festivalの写真も見られますよ！

今回のイベントは8月22日まで開催されている「日台 Summer Festival 2021」の一環でした。まだまだ台湾を日本で、おうちで感じられるイベントが目白押しですので、是非チェックしてみてくださいね！