ナビの大好きな台湾料理のお店「蓬萊居」。宴席料理で人気のお店です。現在新型コロナウイルス感染症防疫警戒レベル3のため、イートインができません。それでお弁当を販売していると聞き、早速注文してみました!今、店内は椅子もテーブルもこのように片付けられています。
高雄ではほとんどのレストランが電話で事前予約が必要ですが、高雄在住の日本人からは、中国語で電話をかけるのはちょっと自信がないという声も聞かれます。「蓬萊居」はフェイスブックのメッセンジャーで予約ができるので便利です! 注文したいお弁当の名前と個数、取りに行く時間、名前と電話番号を伝えるだけです。
レストランは、高雄市地下鉄(MRT)レッドライン「三多商圏」駅から徒歩10分ほどのところにあります。
文横二路と苓雅一路の交差点を東に歩いていくと、左側に見えてきます。お店の前は「苓雅國中」です。
入り口で、中にいるお店の方に名前または「何時に、いくつ予約しました」と告げて外で待ちます。
お弁当は6種類でどれも一つ160元。まるで幕の内弁当のようです!名物の「南瓜湯(カボチャのスープ)」も付いています。店内で宴席料理を食べるとカボチャを切り抜いてスープが入っていて、見た目もいいんですよ~!早くイートインできるようになってほしいです。
今回注文したのは「豆花牛肉盒飯」。「豆花牛肉」は「豆花」という名前がついていますが、実は「豆花」 が入っているわけではなく「蒸蛋(茶碗蒸し)」が使われています。玉子豆腐のような食感で、柔らかく煮込まれた牛肉とよく合っています。
人気のふわふわ「菜脯蛋」も入っています。「蓬萊居」 の「菜脯蛋」は見た目がケーキのような厚みのある干し大根入りの卵焼きです。このほか、キャベツと桜海老の炒め物などのおかずや揚げた「銀絲卷」に練乳がかかったものも!デザート的なまで入っていて豊富なお弁当です。
こちらは「西魯肉盒飯」。
「西魯肉」は農耕社会だった昔、貧しかった時代に台湾で食べられていた料理を再現したもの。白菜、にんじん、しいたけ、細切りにした肉を煮てとろみをつけた料理です。具だくさんでおいしいし、台湾料理のお店でもなかなかメニューにない料理でおススメですよ。
取りに来る時間に合わせて調理しているため、しばらく待つこともあります。外の椅子に座って待っていてくださいね。台北で数十年台湾料理の修業を積んだシェフの作る料理がお弁当で味わえるのは特別です!次は違うものを注文してみたいと思いました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-06-23