2020年11月1日に開園した「逍遥園」。大通りではなく、小道を入ったところにあって奥まっているので、通り過ぎてしまいそうですが、休日には多くの人が訪れているので、人の群れについて行くと、入り口が見えてきます。
入り口で検温しますが、入場は無料です。奥に立派な建物が見えてきました~。
1940年(昭和15年)に完成した「逍遥園」は、面積5520㎡。浄土真宗本願寺派第22世宗主大谷光瑞氏が台湾での別荘として使用していた建物です。
一階と二階があります。一階には「大食堂」と「大防空壕」の中に資料を展示した展示室が二つ。裏庭への通路の所には記念品売り場があります。
展示室のメッセージボードには日本語で書かれたものもありましたよ~。
一階の展示室を見学したので、次に二階へ上がろうと思ったのですが、混雑のため、人数制限をしているそうで、しばらく階段で並んで待っているように言われました。二階は飲食、ペット、傘や棒の持ち込み、フラッシュは禁止です。
靴を脱いで応接室から上がります。本当に別荘にお邪魔したかのよう。二階には展示室が7部屋あります。
この建物は、門徒の教育や修行の場、また農業発展推進のためにも使われていました。二階は主に居住空間で、炊事場や書斎、寝室、浴室などがあります。
修復前と修復後の写真がモニターで映し出されていました。
こちらは建物の後ろ側です。日本時代には、建物の周辺に農園を造り、マンゴーやバナナ、ライチなどの熱帯植物を植えていたそうです。
また建物の正面に戻って、周りをぶらぶらしていると、ローズの形などの可愛い愛玉(オーギョーチ)が人気の「小本愛玉」のお店を発見!
オーギョーチや豆花を味わいながら、庭を眺めて、ここでゆっくりするのもいいですね~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-03-04