片倉佳史さんプレゼンツ「杜祖健(アンソニー・トゥー)先生に聞く台湾」におじゃましてきました！

突然ですが、杜祖健(アンソニー・トゥー)さんをご存じですか？ナビは恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、毒物学の専門家としてあのオウム真理教の松本サリン事件の解決に寄与した方として日本でも有名だそう。

それだけではありません。杜さんのお父さんは台湾で初めて博士号を取得した「杜聡明」さん。そしてお母さんは台湾五大豪族の一つである「霧峰林家」の出身である「林雙隨」さんです。

そんな杜さんに、「片倉佳史」さんが聞きたい、あんなことやこんなことを聞くという趣旨の会「杜祖健(アンソニー・トゥー)先生に聞く台湾」。貴重な機会なので、多くの方が詰めかけました。しかも驚いたのは、参加者の方々がメモをきちんと取っていたこと。皆さんの姿勢に感化され、ナビも背筋を伸ばして、一言も逃すまいと聞き入りました。

杜さんは片倉さんと気楽におしゃべりをしているという感じで、さらりと台湾の重要な場面に立ち会っていたことなどを語ります。お父様のこと、お母様のことから五大財閥のこと、専門の毒物学のこと……。ナビは台湾に来て「百歩蛇」に興味津々なので、百歩蛇の毒について専門家から聞けたのが良かった！

片倉さんはきっと聞いたことがあるエピソードも多いと思うのですが、じっくり話を聞いています。

そして、歴史に疎いナビにとってとても助かったこと、それは…… 片倉さんがきちんと歴史的背景などを教えてくれること。そうなんです、杜さんや台湾の歴史に明るい方にとっては当たり前として知っていることでも、ナビは知らない……。だから杜さんが語ってくれたことがどれだけ意味が大きいのかがあまりピ～ンときていなかったこともありました。だから、片倉さんの説明がかなり役立ったんです。「なるほど～！台湾激動……」と台湾の歴史への興味がムクムクと湧き上がってくるほど、ナビの知りたい欲を刺激してくれましたよ～！

今回の会は有料で開催されていたので、杜さんが話してくださった詳細な内容は書かないようにしますが、きっと参加者にとって台湾の新しい発見だった！ということ、たくさんあったように思います。もちろんナビも……あぁ、書きたい……けど我慢！

そして杜さんは御年90歳なのに、はっきりとした日本語で、しかも年号や色んな人の名前までしっかりと記憶されていて、その聡明ぶりにも驚きました。アラフォーナビは、昨日会った人の名前すら危ういのに……汗　そして、台湾人の参加者とは台湾語で朗らかに話していましたよ～。日本語、英語、台湾語……。語学がペラペラ……うらやましい！！

台湾の歴史やオウム事件の生き証人から直接色々お話を聞ける機会をくださった片倉さんに感謝です！そしていつもはアメリカで生活をしている杜さんですが、次回台湾でこういった会が開かれれば、ナビも駆け付けたいと思います。その時までに台湾の歴史についてもう少し詳しくなっていたいなぁ……。