ART TAIPEIの会場に向かいつつ、今年はどんな感じかなぁ~と思いながら入場。一般公開初日は平日にもかかわらず(コロナ禍でも)たくさんのアート好きで溢れていました
蔡潔莘さんの「獅子座」。この作品を見てチャーミングなウーパールーパーを思い浮かべてしまったのはナビだけではないはず!角のような部分の先にカラフルな塗料が使われ、本体は紙を特殊なグルーで固めたもの。一瞬軽いのかと思いきや、ずっしりとした重さがあるそうです
ツンツンに尖った鼻のキッチュな人形が印象的だった日本人作家:中原ちひろさんのアート。全8体のうちの最後の1体に出会えました。彼女の作品は、台湾をはじめアジアでかなり人気です。絵画も細かいタッチで描かれているので凝視している人が多かったです
赤い壁に存在感強く飾られたHell Getteさんの作品。いくつかの異なるタッチが集合してコラージュのようでもありました
韓国のUngpil Byenさんの絵画は遠くからでも引き寄せられるインパクト!このポーズもイカしています
父親が台湾原住民の賽德克族、母親が閩南人の阮原閩(Siyat Moses)さんは現在大学の研究生でもあります。シルクスクリーン印刷+刺繍で落ち着いた色味のアート。彼の作品は<賽德克族凱旋歌>という歌を基にクリエーションされています
この感じのオブジェ、台北の街の中でも見かけたことがあるのでは?!蔡尉成さんの個性的なポーズをするアートはとっても記憶に残ります
含み笑いをしているかのような林思瑩さんの作品
煌々と光を放っていた3枚の大きな絵画の作者は張立瞱さん。阿里山で満開の吉野桜や北京で金色に輝く銀杏の葉を見た時の高揚感を例えに、彼のイマジネーションから描かれた花や泉、動物たちやそれらを包み込むマイナスイオンや森林の香りを表現した彩り豊かなしぶきなど、「僕の絵を見てくれる人がエネルギーを受け取って欲しい!」と熱く語ってくださいました
スペインの国家級巨匠Juan Ripollesさん。アジアで彼の作品を見られるのはなかなか希少です。手前の立体物は洪易さんの作品テクニックを元に製作されています
桃園空港にもあるカラフルなオブジェでお馴染みの洪易さんのアート!こちら西遊記は、「マスクをしましょう!」の呼び掛けの意味を込めて彼ら一人ひとりマスクをしています
画像提供:洪易美術館
外星人と名のついた縦に大きな作品。彼はUFOに乗っています。よくよく見るとコミニュケーションツールとしてテレパシーが文字になった暗号のようなものが!さて、解読できますか?笑
洪易さんご自身もあえてマスクを付けての登場(笑)ご本人が作品と並ぶと更にパワーを感じます。洪易さんのアートは成語や俚語などの吉祥話(おめでたい言葉)が使用されています。まだ気付いていない方は作品に出会った時じっくりと探してみてくださいね!
画像提供:洪易美術館
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記事登録日:2020-10-28