限りなく廃墟に近い雑居ビル 台中の千越大楼に大潜入!

台湾人に人気のSNS映えスポットです

ちょうど宮原眼科の向かい側に「千越大楼」という雑居ビルがあります。古めかしくてちょっと怪しい雰囲気が漂っているのですが、今台湾人に人気です。

ちょうど宮原眼科の向かい側に「千越大楼」という雑居ビルがあります。古めかしくてちょっと怪しい雰囲気が漂っているのですが、今台湾人に人気です。

怪しさをさらにかきたててくれるビルの入口。実は、立ち入るにはここにいるビルの管理組合のおじちゃん、おばちゃんたちに1人100元の入場料を払います。

怪しさをさらにかきたててくれるビルの入口。実は、立ち入るにはここにいるビルの管理組合のおじちゃん、おばちゃんたちに1人100元の入場料を払います。

1階には辛うじて営業しているテナントがあるのですが、台湾人に人気なのは2階から上のフロア。

1階には辛うじて営業しているテナントがあるのですが、台湾人に人気なのは2階から上のフロア。

3階にやってきました。ガラーンとしていてまさに廃墟。でも、入場料を払っているので不法侵入には当たりません。つまり、合法的にほぼ廃墟の空間を散策できるんです。

3階にやってきました。ガラーンとしていてまさに廃墟。でも、入場料を払っているので不法侵入には当たりません。つまり、合法的にほぼ廃墟の空間を散策できるんです。

実はここ、40年前に建設され、かつてはレストランやデパート、ダンスホール、学習塾などが入居する複合型商業施設だったのですが、火災によってテナント撤退が相次ぎ、その後、複雑な利権が絡み、再開発ができないまま、現在のような廃墟同然の場所になってしまったんです。

実はここ、40年前に建設され、かつてはレストランやデパート、ダンスホール、学習塾などが入居する複合型商業施設だったのですが、火災によってテナント撤退が相次ぎ、その後、複雑な利権が絡み、再開発ができないまま、現在のような廃墟同然の場所になってしまったんです。

しかし、2017年にアート団体がここを拠点に建物上階を使った作品を製作するようになると、多くの来訪者が詰めかけるようになり、SNS映えスポットとして人気に。ナビが訪れた日も写真撮影に来たカップルや映像作品を作るクルーなどがたくさんいました。

しかし、2017年にアート団体がここを拠点に建物上階を使った作品を製作するようになると、多くの来訪者が詰めかけるようになり、SNS映えスポットとして人気に。ナビが訪れた日も写真撮影に来たカップルや映像作品を作るクルーなどがたくさんいました。

また、5階から上へ入る際にはさらにアート団体に入場料100元を支払う必要があります。けだるい感じのお兄ちゃんがいました。

また、5階から上へ入る際にはさらにアート団体に入場料100元を支払う必要があります。けだるい感じのお兄ちゃんがいました。

荒れ果てていますが、いい雰囲気を醸し出しています。

荒れ果てていますが、いい雰囲気を醸し出しています。

屋上にやってきました。回転レストランの跡地に入れます。

屋上にやってきました。回転レストランの跡地に入れます。

内部はこんな感じ。盛者必衰という言葉が似合います。

内部はこんな感じ。盛者必衰という言葉が似合います。

台中市内も一望できちゃうんです。でも、開放感と引き換えに柵がない!!!くれぐれもご注意を。

台中市内も一望できちゃうんです。でも、開放感と引き換えに柵がない!!!くれぐれもご注意を。

開放されているエリアには監視カメラが設置されているのですが、暗く、ゴミが散乱し、安全な場所とは決していえません。単独、子供連れ、女性だけでの訪問は避けたほうがいいかも知れません。気をつけて散策して下さいね。

開放されているエリアには監視カメラが設置されているのですが、暗く、ゴミが散乱し、安全な場所とは決していえません。単独、子供連れ、女性だけでの訪問は避けたほうがいいかも知れません。気をつけて散策して下さいね。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-07-29

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