日本統治時代の1926年に臨済宗妙心寺派のお寺として建立された宝覚寺にやってきました。
古い赤レンガの建物を守るように、白い大きな建物がかぶさっているお寺は非常に迫力があります。
外観だけ見ると、あまり日本っぽさはなく、台中人のナビ友は「え?日本のお寺だったんだ?」と驚いていました。
灯篭があるのが唯一日本を感じさせます。
そしてこちらが名物である金色の布袋様。1960年代に建設されたもので、高さは約30mあります。
穏やかなお顔をしていて、こちらまで嬉しくなってしまいますね。
さて、忘れてはいけないのが、こちらの納骨堂。日本統治時代に台湾で亡くなり、埋葬された日本人と、日本兵として戦死した台湾人の遺骨の一部がここに安置されていて、毎年11月に慰霊祭が開催されます。
日本人の遺骨を守り続けてくれることに感謝をしながら、お寺を後にしました。
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記事登録日:2020-07-13