台湾で街歩きをしていると、かなり頻繁に見かける鉄の箱。これ、古い衣類の回収ボックスなんです。慈善団体によって一般家庭でいらなくなった服が集められ、それをバザーなどで販売することで、売上金が障害を持つ人や恵まれない人たちへの支援に当てられるんだそう。
台北市に設置されているものは以前は深緑でしたが、最近は明るいグレーになっています。2019年の情報だと、台北市内にはなんと1129カ所に設置されていて、登録済みの団体は54団体あるんだとか。
衣類が再利用されれば、可燃ごみとして処理されなくなることから、二酸化炭素の排出削減に繋がるだけでなく……
新たな服が生産される時に排出される廃水の削減に繋がるため、環境保護になるんだそう。
台北だけでなく全国各地に設置されている回収ボックス。助け合いや思いやりの精神が生かされた素敵な取り組みだったのですね~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-06-18