九份の奥、金瓜石地区にある無耳茶壷山に行ってきました。MRT「忠孝復興」駅を起点に走る1062バスの終点で、大きな関羽像がある勧済堂から山登りをスタートします
ススキがちょうど見ごろを迎えていました。太陽が出ていたので歩けばすぐに汗ばむ陽気でしたが、風は冷たく、秋が深まってきているような印象。
山肌が黄金に輝くススキに覆われています。
ミネラル分が多く濁った川の水が海の水と混ざってマーブル状になったいわゆる「陰陽海」。この日はとてもはっきりと見えました。
茶壷山の向かいに聳えるのは雞籠山。この山の右端は十三層遺跡や陰陽海がある水湳洞。左端が九份。雞籠山の裏側は外澳。その奥が基隆港という位置関係になっています。
かつて炭鉱の入口だったと思われる穴がありました。
そしてたどり着いた茶壷山山頂。海抜約580メートルの頂上に大きな岩が鎮座している不思議な山です。「危険なので立ち入り禁止」という看板があるのですが、登山客はお構いなし。しかもこの奥の半平山へ行くためにはやはりここを通らなければならないので、自己責任でお願いします。
なにはともあれ秋は台湾旅行にぴったりのシーズン。ぜひ遊びに来てくださいね~。
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記事登録日:2019-11-19