日本統治時代の台湾で生まれ、黎明期の台湾西洋美術界で活躍した画家陳植棋の特別展が、二二八国家紀念館で開催中です。
展示を通じて、彼の生きた証と日本統治時代の風景や生活を見ることができます。
南港公学校を主席で卒業し、その後東京美術学校に進学。非常に熱心に芸術活動を行うのですが、わずか25歳でこの世を去ってしまったんだとか。
台湾だけに限らず、日本内地で帝展をはじめ多くの賞に入選していたんですね。
当時の台北橋を描いた絵。ナビのお気に入りです。
淡水の風景を描いた作品もたくさんありました。
特別展「迸發的璀璨——陳植棋生平展」は12月1日までの開催です。お時間のある方はぜひ台湾の絵画に触れてみてください。
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記事登録日:2019-09-26