台南の運動場に爆弾!?

安心してください。ただのモニュメントですが、平和について考えさせられます

台南の孔子廟の隣にある忠義国小にやってきました。ここの多目的ホールは元台南武徳殿。今でも大切に使われています。

台南の孔子廟の隣にある忠義国小にやってきました。ここの多目的ホールは元台南武徳殿。今でも大切に使われています。

そして斜め向かいに運動場があるのですが、こちらは元台南神社の外苑があった場所。

そして斜め向かいに運動場があるのですが、こちらは元台南神社の外苑があった場所。

そこになにやら不思議な物体が直立していました。え?これはもしかして爆弾?

そこになにやら不思議な物体が直立していました。え?これはもしかして爆弾?

説明書きを見ると、日本統治時代からここに存在しているもので、1937年に日本で設計された二十五番陸型爆弾だそう。火薬も信管もないので爆発の恐れはないとのこと。

説明書きを見ると、日本統治時代からここに存在しているもので、1937年に日本で設計された二十五番陸型爆弾だそう。火薬も信管もないので爆発の恐れはないとのこと。

台北に戻ってから検索すると、皇紀2600年を迎えた1940年の紀元節(建国記念日)に当時の海軍関係者が台湾各地の神社10カ所に寄贈したものの一つだとする新聞記事が見つかりました。戦意高揚のための展示物だったのですね。

台北に戻ってから検索すると、皇紀2600年を迎えた1940年の紀元節(建国記念日)に当時の海軍関係者が台湾各地の神社10カ所に寄贈したものの一つだとする新聞記事が見つかりました。戦意高揚のための展示物だったのですね。

写真撮影を終えて離れようとした時、爆音を響かせて上空に飛んできたのは、台南基地に降り立とうとする中華民国空軍のIDF戦闘機。平和な時代が続きますようにと祈らずにはいられませんでした。

写真撮影を終えて離れようとした時、爆音を響かせて上空に飛んできたのは、台南基地に降り立とうとする中華民国空軍のIDF戦闘機。平和な時代が続きますようにと祈らずにはいられませんでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-10-30

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