花蓮県の地元のお友達が「玉山国家公園」を紹介してくれました。イキナリ、目の前に大きな岩山が現れ、ビックリ~!!
今度は、岩山の左隣に高さ約50メートルもある滝、「南安瀑布」が勢いよく流れていて、またまたビックリ~!!なぜか数匹のミツバチとも遭遇。行く際は、長袖の羽織物など持って行くと良さそうです。
透明度の高い、キレイな水が流れていました。友人曰く、幼い頃よくここで泳いで遊んだそうです。今でも夏場には水遊びをしに来る人たちがいるそう。
南安瀑布とその周辺の見どころスポット案内マップ。運が良ければ、台湾特有のタイワンザル、キョン(山羌)、サンケイ(藍腹鷴)たちにも会えるそう!
岩山の向かいには、清く細長いラクラク川(拉庫拉庫溪)が大きなカーブを描いて流れています。かつて、この一帯は台湾原住民「ブヌン族」の生活の場だったようです。
さらに進んでいくと、玉山国家公園のモニュメントが登場~!国家公園らしく、ひとつひとつ石積みされているのが印象的でした。
ついに登山口に到着~。南安瀑布からここまで、車で約7分です。ここは登山よりもハイキングコースとして利用する人が多いようです。(※登山の際は申請が必要です)
公園内には今も日本統治時代に建設された古道「八通關越嶺道」と清朝統治時代に建設された「八通關古道」(国家一級古跡指定)が一部残されています。「八通關」はツオウ族の言葉で玉山のことだそう。
八通關越嶺道は日本統治時代、理蕃政策の一環として建設され、台湾東部と西部をつなぎました。当時は全長125キロもあり、南投県信義まで続いていたそうです。
帰りに、南安遊客中心(ビジターセンター)の前で原住民農産物のバナナを購入。1斤40元(120円前後)、安い!しかも美味しい~!もっちりとした食感、適度な酸味と強い甘みが特徴です。ハイキング帰りに寄ってみてくださいね~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-01-25
行くぜ!台湾最高峰・玉山 その高さと美しさで多くの人が憧れる山。日本人グループが登りました