円山ホテルのすぐ裏側、剣潭山をハイキング～

士林夜市への玄関口として知られる剣潭駅から、夜市とは反対の方向へ進んでいくと、圓山風景區と書かれた牌楼があります。円山ホテルの裏側にある剣潭山への登山口なんです。

2～3時間で手軽に登れるハイキングコースとして今、台北っ子に人気なんですよ。もう少し時間をかければ、大直の劍南路駅に歩いていけます。

はじめは長い階段が続きます。ちょっと膝への負担が大きいですが頑張っていきましょう。

円山ホテルの場所は日本統治時代に台湾神宮だったことはよく知られていると思いますが、この裏手の剣潭山は戦後に軍事施設が置かれた関係で軍事管制区とされ、最近まで開発や立ち入りが制限されていました。今でもいたるところにトーチカや監視所の建物が残っています。今トーチカを遊び場としているのはネコのようですが。

15分ほど登ると山の西側が見えてきました。ちょうど蘆州や関渡、淡水の方角です。

そしてさらに10分ほど登ると、今度は南側が見えましたよ。大佳河浜公園や台北松山空港、台北101がはっきりと眺められました。

途中に大きな鉄塔を発見。台湾の短波ラジオ放送局・台湾国際放送（RTI）の施設でした。日本語放送は根強いファンがいることで有名です。本局は円山ホテルの東側にあるんですよ。

さらに30分ほど山道を歩くと「老地方」という場所にたどり着きました。なにやらたくさんの人たちが集まっています。

わお！とってもいい眺め！台北盆地が一望出来ちゃいます！夜景はもっと綺麗なんだとか。

この後は円山ホテルを横目に花博公園で豆花を食べてきました。士林夜市に戻って腹ごしらえするのもよさそうですよね。すがすがしい気分になりました！