宜蘭県の南西側、新竹県に近い太平山国家森林遊楽区へやってきました。この地図では左側に書いてあるのですが、鳩之沢温泉という温泉に入りに来ました。
標高はそんなに高くない場所ですが、緑豊かな場所。宜蘭市からは車で約1時間。バスは宜蘭駅からの国光客運1750番バスが土日にのみ1往復だけ走っているようです。
こちらが入湯料などを払う事務所。この温泉は日本統治時代に発見され、戦後は日本風の名称を改める時代的背景から仁沢温泉と改称されましたが、最近になり再び鳩之沢温泉と呼ばれるようになりました。
水着で入れる混浴のSPA区、家族風呂、全裸で入浴する大浴場に分かれています。こちらは家族風呂。
大浴場の入口。弱アルカリ性の炭酸水素塩泉なのですが、硫黄臭が漂います。温泉が噴出する際に出てくるガスのにおいなんだとか。温泉はほのかに青白く、かけ湯をしただけで肌がツルツルしてきました!これほどのツルツル加減は、台湾でいくつもの温泉に入ってきたナビでも初体験。
因みに周辺には遊歩道があり、山の中を手軽に散策できます。この温泉がある国家森林遊楽区は林務局の管轄下にあり、民間による大規模な開発がされていないというのもポイント。
駐車場の裏手からは湯気がもくもくと上がっていました。
実は事務所にある購買部で卵やとうもろこしを買って、温泉でゆでることが出来るんです。
ナビもさっそく挑戦。約10分でおいしいゆで卵ができましたよ!日本人が少ない温泉に浸かりたい方は、ぜひこちらに!
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記事登録日:2018-04-23