温泉、自然、原住民族のアート体験!静かに過ごす台東
こんにちは、台北ナビです。台東の旅2日目は、温泉にアートのDIY体験と、アクティブな1日目とは打って変わって、屋内のゆったりプランでした。
「知本老爺大飯店」は、台湾初のインターナショナルクラスの温泉リゾートホテル!
それだけに設備も充実しており、細やかなサービスが感じられて嬉しい限り。台東らしく、原住民文化とのミックスがあちこちに見られて雰囲気満点です。
エキゾチックな原住民風ゲストルーム!
ナビたちが泊ったのはデラックスルーム。手ぶらで来てもOKなほど充実したアメニティに、ゆったり眠れるダブルベッドが2つ。ベランダからは山が見渡せます。浴室の蛇口をひねると温泉が! シャワーも温泉でした。
ホテルや部屋、温泉の注意書きなどは基本的に日中英の3か国語で親切。クッキーや温かい飲み物などおやつも完備です。これなら部屋から出ても出なくても楽しめますね。誰とも話さず、一人で山の温泉宿にこもりたい! という方にもオススメです。
まずは館内をぶらぶら
知本老爺大飯店は山の中ということもあり、周辺にはお店やレストランはありません。そのかわり、ホテル内に遊べる施設がたくさんありますのでご安心を!
温泉(屋内・露天)はもちろんのこと、屋外スパ・プール(水着着用)、エステサロン、スポーツジム、卓球台、ビリヤード、インターネットコーナー、子供用図書館、ゲームコーナー、バドミントンコート、アーチェリー、カラオケ、原住民野外炊飯体験などなど。
時間が決まっているもの・予約が必要なものもありますので、お気軽にレセプションに訪ねてみてください。日本語がわかるスタッフもいますよ!
知本に何泊かする方は、「今日はホテルから出ない日!」と決め込んで、ゆったり過ごすのもオススメです。1泊だけ、という方でも大丈夫。チェックアウトが12:00と遅めなんです。だから朝からバタバタすることなく、ゆっくり朝食をいただき、お腹いっぱいになったら部屋に戻って早めのお昼寝、そのあと温泉に入ってから市内観光へ、という贅沢プランが叶っちゃうのです。
というわけで。ホテルに着いたら、まずは敷地内を散歩しながら、露天風呂や各施設の場所を確認しておきましょう。
朝食はバイキング
さて、朝の散歩のあとは、レストラン「那魯灣」(ナルワン)へ。
提供されているご飯はもちろん池上米です。それもご飯とお味噌汁、おかゆ、魯肉飯、チャーハンまでいろいろ楽しめます。フルーツや山菜まで、地元産のものをふんだんに使用!
ラストオーダーは9:30ですが、お店は10:00まで開いていますので、ゆっくり楽しめますね。
フルーツと、奥がセルフ麺類コーナー
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ナビの朝食は、一皿ずつ♪
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館内アクティビティいろいろ。アーチェリーに挑戦!
レセプション右手の出口を出ると、アーチェリーの体験場があります。こちらは予約制(無料)で、1人15分まで。
ナビも挑戦してみました。原住民の男性スタッフが身振り手振りで教えてくれますので、中国語がわからなくてもOK!
ポイントは、的に対して直角に立ち、顔の横までぐい~っと弓を引いて、パッと指を放すこと! 思いっきり弓を引いたほうが、矢が的に刺さりやすいです。
チェックアウトまで自由時間。いざ露天風呂へ!
さて、次はお待ちかねの露天風呂へ!ホテルから少し歩いた、坂の上にあります。涼しい館内着を着て、散歩しながら行きましょう~。
南国らしい、花の甘い香りがふっと鼻をかすめて、気分も上がります。
タオルは受付で貸してくれますので、手ぶらでOK。赤い番号付きのカギをくれますので、脱衣所ではその番号のカゴを使います。すぐ下に、引き出し式のロッカーもついてますので、貴重品も預けられます。
泉質はアルカリ性の炭酸泉。無味無臭で、少しとろっとしています。
入浴後は、肌もツルツルになり、保温効果も高いようで、ずっと体がぽかぽかしていました。40℃前後の温泉と。ぬるま湯の温泉があり、長風呂派の人にも嬉しいですね。
店名:知本老爺大飯店
住所:台東県卑南郷温泉村龍泉路113巷23号
電話:(089)510-666
詳しくはコチラ↓
台風の爪あとが残る、海浜公園と森林公園
台東に来たら、豊かな自然のなかを散策しましょう!ということでやってきた、海浜公園と森林公園。
海浜公園は、台東の美しい自然と公共アートを融合させた、絶好の散策スポット、なのですが…。
「鳥の巣」と呼ばれる藤の屋根が美しいオブジェは、台風の影響で屋根が吹き飛び、歩道のてすりはぐにゃぐにゃに。現在は立ち入り禁止になっていました。
敷地面積280haという広大な公園も、木々は台風で吹き飛び、サイクリングロードが水没しています。
元に戻るには、何年もかかるでしょう、とのことでした…。
詳しくはこちら↓
それでも台東は元気です!原住民アートのDIY工房へ!
次にナビ一行がやってきたのは、「卡塔文化工作室」。
ここは原住民のアート作品を自分で作れるDIY工房なのです。
台湾では昨今、使われなくなった駅舎や工場などを文化で再生させる!というブームがあって、花蓮の工場はアイスクリームショップに、高雄の倉庫群は芸術特区として、アートギャラリーなどに使われています。
ここ台東でも、昔の砂糖工場をそのまま利用して原住民のアート工房に再生した、というわけなんです。
ここでは台東に住む7つの原住民の文化や作品を紹介・販売しています。アミ族のバッグなど、予約が必要なものもあるので、事前に問い合わせるのがベター。
今回ナビたちが体験したのは、パイワン族のビーズアクセサリー作りです!
今日はクジャク柄を製作しまーす、ということで工房へ入ると、かなり厚いです。ひとつずつ、細かいビーズを成型していくのは職人技。ナビにできるんでしょうか…。と心配していたら、原住民のお姉さんが手取り足取り教えてくれました~。
メインのビーズを作ったら、ショップ横のスペースに移動。左右につける小さなビーズを選びます。それをスタッフさんに渡すと、ひもを通してブレスレットにしてくれました。
苦労して作っただけあって、感激もひとしおです。
店名:卡塔文化工作室
住所:台東市中興路二段191号
電話:(089)228-107
営業時間:9:00-17:30
休業日:年中無休
空港に向かう途中、ローカルフードをピックアップ!
さて、アートづくりに熱中して時間を使いすぎたナビたち。飛行機の時間が迫っている!ということで、地元民に人気の炸鷄屋「阿鋐」でフライドチキンをテイクアウト!
スパイスがきいてて美味しいです。バスのなかで食べながら、台東空港へと向かったのでした。
店名:阿鋐
住所:台東市中興路二段430号
電話:(089)230-305
営業時間:15:00-売り切れまで
休業日:年中無休
台風の爪あとがところどころに残っていたけれど、改めて台東を支えているのは文化の力、人の力なんだな~と感激したナビ。台北行きの飛行機が離陸するころには、ますます台東が好きになっていました。みなさんも、台東の素朴な魅力に会いにいってみてはいかがですか?
以上、台北ナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-11-22