1~2月限定で台湾の定番朝ごはんを提供している、外苑前のカフェレストラン「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」。
こちらのお店で、台湾で人気の伝統工芸、中国結びを体験できると聞いて、ナビもお邪魔させていただきました。
教えてくださったのは台湾人の林明依さん。
現在は日本にお住まいですが、ご主人のお仕事の関係で台北に在住したとき、
一本の紐からさまざまな美しいデザインを生み出す中国結びの魅力にはまったんだそう。
この日のテーマは、中国結びの基本の一つである「雙銭結び」。この結び方を使って、バレッタを作ります。
まずは紐の色選びからスタート。同じ色の紐でも、組み合わせをちょっと変えると、印象がガラリと変わります。これは面白い!
林さんの説明を聞いて、みんな一斉に紐を結び始めます。単なる一本の紐なのに、教わった通りの手順で結んでみると…
あら、カワイイ! お花のような形になるんです。これをつなげていくことで、アクセサリーや壁飾りなど、いろいろなものを作れるんですね。
もう一つ大事な作業が、この「焼き止め」。中国結びの紐はナイロン製なので、火であぶって溶かすことで、紐同士をくっつけることができるんだそう。
「接着剤を使わないので見た目がキレイに仕上がるし、しっかりくっつくので、引っ張っても取れないんですよ」と林さん。
バレッタを作るときは3本一緒に結んでいくので、ちょっと複雑になります。紐を通す場所がずれると形が崩れてしまうので、結構難しい…。
林さんが一人ひとりの手元を見ながら丁寧にアドバイスしてくださって、どうにか皆さん、作品を仕上げることができました!
こちらが参加者の皆さんが作ったバレッタ。同じ結び方でも、色によって雰囲気が全然違いますね。また別の色でも作ってみたくなりそう!
すると林さんが一人ひとりに、もう1セット分の材料が入った袋を渡してくださいました。
「これはお土産です。皆さん、ぜひおうちでも作ってみてくださいね」
すごい! これはウレシイ!! 忘れないうちに復習しておかなくちゃ…
今回のワークショップはデザートとドリンク付き。台湾の人気スイーツの一つ、豆乳から作った「豆花」をいただきました。
小豆、タピオカ、ピーナッツがのった豆花は、素朴な味わいでとってもおいしい! 体にも良さそうですね。
デザートをいただきながら、林さんの作品を見せていただきました。こんな立体的なものも作れちゃうんですね。
「中国結びというと、赤や金の中華柄ばかりだと思いがちですが、お花やお雛様などの額飾り、ネックレスなどのアクセサリー、
クリスマスリースやツリーなんかも作れるんですよ」と林さん。
バッグまで作れちゃうんだそう! 美しい光沢があって、とっても素敵です。中国結びってこんなに奥が深いものだったんですね。
さて、ワールド・ブレックファスト・オールデイでは、今後も台湾の文化に触れるイベントを開催する予定だそうです。
気になる方は下記リンクから詳細をチェックしてみてくださいね。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-02-16
期間限定!日本で台湾の定番朝ごはんが食べられる!!ワールド・ブレックファスト・オールデイ
鹹豆漿、蛋餅など、日本人に人気のメニューを厳選。台湾文化を味わえるイベントもお見逃しなく!