「黃金鄉」を演じるのは「金石優人」の団員の方。あれ?「優人神鼓」と名前が違う!!
新たな場所を求めていた劉さんが金瓜石と九份地区の文化や歴史、自然景観に感動し、心震えたことから新たな団員を集めたのが「金石優人」なんです。
彼らは金瓜石の「勸濟宮」の宿舎で寝泊りをし、こちらで稽古もしています。朝6時に起き、炊事掃除を当番制で担当。稽古は23時までみっちりと行うそうです。
団員達の演技はまだまだ荒削りながら、その一生懸命さに、気づけば劇の中に引き込まれてしまいました。
セリフはほぼ台湾語!!ですが、聞き取れなくても物語はわかります。
ここぞ!という時には劉さんが登場し、美声を聞かせてくれます。悲しい曲、楽しい曲…すべて表情豊かに歌い上げます♪
九份や金瓜石の歴史を感じたところで、2017年夏から「金石優人」の本拠地になるという「地質公園(瓦古劇場)」も訪れました。
本当にここが舞台になるの?という何もないところですが、劉さんいわく、土地のパワーを感じるそうなのです。
出来るだけ元の姿を保つ画期的な劇場になる予定なので、楽しみにしてくださいね!と目を輝かせていました。
「土地を知るには、その土地で暮らし、感じることが必要」
だから、海外公演以外はずっと「金石優人」の団員達と一緒に寝泊りしているという劉さん。
まだまだ未定のことも多いですが、目標や夢に向かって頑張る姿を目の当たりにすると、
団員のみんなを鼓舞するためにも、多くの方々にこの劇を観劇していただきたいなと思いました。
ナビイチオシの歌舞劇「黄金鄉」。チケットは絶賛発売中です!!
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記事登録日:2015-12-07
優人神鼓の新しい試み!金瓜石と九份に住んでいた人々の物語を紡いだ歌舞劇「黄金郷」
太鼓、歌、ダンス…盛りだくさんの内容で観客を魅了!