2008年『鼠年大吉』中台湾元宵燈會～台中ランタンフェスティバル～

今回はナビレポーター MARINE の地元、台中のランタンフェスティバルをレポートしてきました。今年の開催はすでに終了してしまいましたが、来年以降のプランにもぜひお役出てください！

今年のメイン会場は、文心森林公園と台中公園の 2 箇所。台中公園は、一般公募の花燈 ( ランタン ) を展示した伝統的な会場。毎晩ショーやイベントが開催されるのは文心森林公園会場です。ここは、 2006 年末に完成した台中市長ご自慢の公園で、１万人収容可能な野外円満劇場を中心に、自転車ロードや、遊歩道、多目的運動エリアを備えて、さまざまなイベントが開催されている台中の新名所です。公園の周囲は約 1 キロ。朝、夕方、多くの市民がジョギングや散歩を楽しんでいます。台中公園が伝統的な台中公園の代表ならば、こちらは、新しい台中の顔といった感じでしょうか。

文心路と向上路の交差点がメインゲートで、大きなミッキーとミニーがお出迎え。まずはここで記念撮影が定番です。会場には、ディズニーファミリーがあちらこちらで、みんなを待っています。家族連れ、カップル、友達同士、一人の人、商売目的らしき人など、さまざまな人が入ってきます。

毎年、台中市政府は、このランタンフェスティバルの時に、特製ランタンを無料配布します。今年は、ミッキーの形のもの。会場の公園で、配布されるのですが、配布時間の 1 時間前から行列開始、 2 会場で 15 日から 21 日まで毎日 10,000 ～ 15,000 個配られ、台中駅と大慶駅でも、電車で台中を訪れたお客様に喜んでもらおうと 10,000 個配ったそうで、合計 10 万個。すべて単 3 の電池 2 個付き！配布当初は、インターネットオークションで、 1 個 80 元で売りに出され、ニュースにも取り上げていました。ちなみに、去年は「ピグレット（くまのプーさんファミリー）」で、一昨年は「スヌーピー」でした。来年は、いったい？

野外円満劇場では、夜 7 時から、 30 分ごとに 5 分のレーザー光線と噴水のショーが見られます。おりしも今宵は元宵節、満月の日。 7 時のショーの時、ちょうどステージの上に満月か煌々と輝いており、それはそれは美しい光景でした。 7 時半からは、花火も打ち上げられて、会場はさらに大盛り上がり。台湾の花火って、爆竹の音を連想させるのが多いように思えるナビ。そういえば、今夜は、台南の鹽水では有名な爆竹祭りです。

ここをクリックすると、今年の台中ランタンフェスティバルのメイン曲が映像とともにご覧になれます。ちょっと中国風なメロディーです。

メインステージでは、毎晩テーマ毎のコンサートやダンスショーがあり、週末や元宵節の日は、比較的有名な芸能人のコンサートがあるので、 1 万人収容できる会場も端までぎっしりと人で詰まっています。

お祭りには欠かせない小吃屋台。延々と続く美食エリアには、 200 を超えるブースが出店。 定番の「焼きイカ」「臭豆腐」「香腸」の香ばしい伝統的な台湾の香りがどこからともなく漂い、おつまみ、デザート、養生系スープと、見たこともない新種の食べ物に驚き、人波に揉みくちゃにされたナビ。輪投げやスマートボール、当たりくじ、 UFO キャッチャーなんかもあって、子供も大人も無心に食べて飲んで遊んでおります。 10 ～ 100 元くらいで買ったり遊べるものばっかりだから、気楽に楽しめるわけですね。

時間ごとに場所を変えてパフォーマンスを見せる大道芸の演出や、民放の子供向け番組 「 YOYO 学園」のエリア、大型遊具のエリアもあり、家族総出で時間を忘れて食べて飲んで見て遊べるランタンフェスティバル。宵っ張りの多い台湾。毎晩通ってきたは遅くまで楽しんでる家族もいるようです。

台中に宿泊される方、台中や近郊にお住まいのみなさん、文心森林公園では、ランタンフェスティバルだけでなく、毎週末なんらかのイベントをやっているので、ホテルや近所の人に、調べてもらって出掛けてみてはいかがですか？公園の周囲には、花市 ( 市場内には骨董品、玉石、中国服飾の店なども多数、掘り出し物あり ) 、喫茶店やレストランも多いので、散策するのも楽しいですよ。 以上、台北ナビでした。