ブリーズとアトレの強力タッグ!アジア最大級のスーパーマーケットも見逃せない!「微風南山 Breeze NAN SHAN」デパートを要チェック!
こんにちは、台北ナビです。
信義エリアに新たにオープンしたショッピングセンター「微風南山 Breeze NAN SHAN」。JR東日本が手掛ける駅ビルショッピングセンター「アトレ(atre)」が海外初進出したことでも注目を集めています。ショッピングから、注目のグルメ、さらに絶景レストランと見逃せないお店ばかり!今回はナビと一緒に「微風南山 Breeze NAN SHAN」の魅力をたっぷり楽しみましょう~!
微風グループが台湾に新たなる風巻き起こす!アトレ、三井物産と共同出店の新型デパート
MRT「台北101/世貿」駅すぐ近くに2019年1月にオープンした複合型商業施設「微風南山 Breeze NAN SHAN」。「微風廣場(Breeze Center)」を始めとして、台北を中心に高級デパートを手掛ける微風集團(Breeze 微風グループ)の最新店舗です。
2階~4階はJR東日本グループの駅ビルショッピングセンター「アトレ(atré)」が入ったことでも大変話題を集めており、微風グループ、アトレ、三井物産の3社が合同で作り上げた新型デパートです。
台湾初出店となるブランドも約60店舗に上り、台湾の人に新鮮な驚きを与えています。ハリウッドスター御用達のアメリカの高級ステーキハウス「Smith & Wollensky」のアジア第一号店となる台北店も微風南山にオープン。さらに鬼神のシェフという愛称でも有名なミシュラン3つ星シェフのアルバン・レオン(梁經倫)氏が手掛ける鉄板焼きレストラン「Daimon‧犇廚魔館」も登場しています。
微風南山は、台湾内だけでなく、アジア、また世界からも注目されるショッピングセンターでもあるのです。
各ビルとフロアの紹介
微風南山の建物は、3つのエリアから構成されています。
ショッピングセンターが入る微風南山エリア、オフィスがメインとなる辦公大樓(オフィスタワー)は48階建ての高層ビルです。エントランスタワーとなるビル(入口大樓)には、イベントやコンサートなどに使用できる「微風南山藝文展演中心」(ブリーズエキシビジョンセンター)」があります。
全体は、地下4階から地上48階で構成され、地下3階、4階は駐車場、地下2階~7階までのフロアが商業施設となっています。8階~45階まではオフィスエリア、46階から48階は「星空塔Sky Tower」として高級レストランが入るフロアとなっています。
MRT市政府駅~MRT台北101/世貿駅エリア一帯のデパートとは、各ビルを結ぶ渡り廊下でも繋がっており、渡り廊下をたどっていけば雨の日も傘をささずに微風南山と他の信義エリアのデパートを行き来することができます。
それではさっそくナビと一緒に微風南山の各フロアを見に行ってみましょう~!各フロアのナビおすすめのお店も合わせて紹介します!
B2階 グルメ&お土産、カスタマーサービス
B2階はレストランやフードコート
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平日でもたくさんの人が利用しています。
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ブリーズグルメ「微風美饌 Breeze Gourmet」と題された地下2階は、フードコートやレストラン、お土産を購入できるショップが集まっているフロアです。フードコートエリアには和洋中、様々なジャンルの飲食店が約30店舗の集まっており、座席数は約460席。旅行中の食事タイムや休憩タイムの利用にもぴったりです。白、黒、ゴールドのカラーをベースにデザインされた空間はハイセンスなおしゃれさが漂い、まるでヨーロッパのマルシェを訪れたかのような気分になります。
またカスタマーサービスも地下2階に位置しています。微風南山全体で同日に2,000元以上の買い物をすれば免税手続きができます。
※微風南山全体で同日に48,001元以上購入で免税を希望の場合は、このB2カスタマーサービスで手続き後、さらに空港の「海関・外籍旅客退税服務台(外国旅客税還付カウンター)」にて、 税金の還付手続きが必要です
B1階 スーパーマーケット、スイーツ&デリアベニュー
微風超市 BREEZE SUPER
地下1階にはスーパーマーケット「微風超市 BREEZE SUPER」とスイーツやお土産品などを販売する「Sweets & Deli Ave.」(スイーツ&デリアベニュー)と題されたエリアがあります。 スーパーマーケットは、売り場面積約2222坪とデパ地下に位置するスーパーマーケットとしてはアジア最大なんだそう!商品の品ぞろえが豊富なのはもちろん、台湾ではなかなか手に入らないめずらしい食材を取りそろえているのも魅力の1つ。
さらにスーパーマーケットで購入した食材を食べられるイートインスペースを設けたり、アルコール販売エリアでは1杯単位でお酒を楽しめるシステムも導入。従来のスーパーマーケットとは違った新たな形態が話題を呼んでいます。
Sweets & Deli Ave. (スイーツ&デリアベニュー)
スイーツ&デリアベニューエリアには約50ものスイーツやお土産、デリフードのお店が入っています。それぞれの分野で人気を誇る様々なジャンルのお店を台湾内外から集めています。
北海道の人気菓子店「Petite Merveille 函館菓子工坊」のチーズケーキは、北海道旅行に行く台湾の人たちの間で必食スイーツと言われており、ファンたちが首を長くして待ち望んだ台湾初出店です。ほかにも台湾の人気ケーキ店「Le Ruban(法朋)」、台湾土産に人気の台湾伝統菓子「李亭香」、パイナップルケーキが人気の「AMO 阿默蛋糕」などあり、ここを訪れれば台湾土産も一気にそろってしまうほど!
デリコーナーにはおにぎりや大阪の人気たこ焼き店「赤鬼」、中華まんのお店などが入っています。小腹が空いた時のおやつにもいいですね。
微風南山の注目スポット
「時尚大道 Luxury Ave. 」と題された1階は世界のハイブランドなどが軒を連ねる微風南山の顔ともいえるメインショッピングエリアです。中でも
「ALEXANDER WANG」は、7年ぶりに台湾マーケットへ戻って来たことでも注目を集める微風南山の目玉ブランドでもあります。
また1階の西側の天井に施されている「花饗」と名付けられたこのアートも必見!微風南山の新たなる息吹をイメージした花が散りばめられた可愛いアートはセルフィ―スポットとしても大人気です。
ALEXANDER WANG
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「花饗」という天井のアート
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2階~4階はアトレ(atre)のフロアとなっていますが、2階は「名品迴廊 Style Gallery」と題した微風南山のショッピングエリアもあります。アトレは2階~4階の3フロアに約50店舗のテナントを入れています。
2階にはモデル梨花さんのプロデュースするブランド「Maison de Reefur」の1年間限定のPOP-UPショップ、日本発の人気チーズ菓子ブランド「東京ミルクチーズ工場」などがあります。台湾人に大人気の日本土産のクッキーとソフトクリームが食べられると、開店時SNSで話題になっていました。
Blue Bottle Coffee
2階には台湾初進出として注目を集める「Blue Bottle Coffee」も期間限定店舗として入っています。
ネスレグループが手掛けるカリフォルニア発のコーヒーブランド「Blue Bottle Coffee」は、サードウェーブコーヒーの筆頭とも言われ、台湾の人たちにも話題を集めるコーヒー専門店。Blue Bottle Coffeeのある東京やアメリカへ旅行に行った際には、必ず訪れたいお店として名が上がるほどの人気とあって、オープン当初は入場待ちの行列ができるほどの盛況ぶりでした。台湾店はギフトショップとなっており、ドリンクの販売はなく、缶コーヒーやコーヒー豆、カップなどの販売です。
3階はATRÉのフロアです。「UNITED ARROWS」や「BEAMS」など日本発のブランドを始め、MITの人気テキスタイルブランド「in Blooom 印花樂」や人気カフェレストラン「小器食堂」などがあり、台湾ならではのお店もしっかりあり、旅行中に訪れても楽しめます。
また日本の有名果物問屋が手掛けるスイーツショップ「KOBE SWEETS」のカフェもあり、観光中のティータイムに立ち寄るのもいいですね。
Of cosmetics
Of cosmetics(オブ・コスメティックス)
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自動シャンプーマシーン
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日本発のヘアケアブランド「Of cosmetics(オブ・コスメティックス)」は、ひとにやさしいシャンプーにこだわるお店。皮膚科学に基づく研究で、独自開発した天然由来の髪や地肌を労わるシャンプーを販売しています。注目なのは、自動シャンプーマシーン!1回100元で簡単な髪についてのカウンセリングと15分のシャンプーマシーン施術を体験できます。人気のため、自動シャンプーマシーンの利用は予約制となっているそうです。
PAPABUBBLE
「PAPABUBBLE(パパブブレ)」はバルセロナ発のキャンディーショップです。2016年に東京に出店し、人気を集め、ついに台湾にも初出店。繊細で可愛い飴細工だけでなく、目の前でキャンディーを作り上げていくパフォーマンスが見られるエンターテインメント性に富んだお店です。日本では販売していない台湾らしい絵柄も販売しているので、ナビはお土産によく買っています!
「niko and ...」や「AMERICAN HOLIC」などのファッションブランドの他にも 高雄発の人気飲茶レストラン「悅品飲茶」もオープンしました。またダンスパフォーマンスが楽しいチリクラブのお店「DANCING CRAB 」や台湾市場から一度撤退しながらも再進出で注目を集める「Baskin-Robbins 31アイスクリーム」などもあります。
微風南山ビルとオフィス棟を繋ぐ「天際花園 Skyline Park」という屋外ガーデンエリアがあり、お店の行き来るの際にはここを通る必要があるので、見逃さないようにご注意を。またオフィスビルに映る台北101の姿を見られる撮影スポットでもあります。
JAPAN RAIL CAFE
JR東日本がプロデュースする「JAPAN RAIL CAFÉ」では、可愛らしい電車内風の椅子でカフェメニューを楽しめます。さらに店内のカウンターでは、日本旅行用の鉄道パスなどのの販売や日本旅行に関連する情報を発信しています。
また日本でも話題を集めているnanayaカフェとコラボレーションしている7種類の濃さを楽しめる「藤枝抹茶ジェラート」(1種120元、2種150元)も注目を集め、台湾でも大人気です。世界で一番濃い抹茶アイスと言われる「No.7」(200元、No.7と他の濃さ1種の組み合わせ230元)もぜひお試しあれ!
soil home ehime みかん
「世界一美味しいみかんの幸せを」をモットーにみかん一筋90年の愛媛県のみかん農家が手掛けるブランドです。自家果樹園から直送の厳選した旬の柑橘を使用する「Farm Shop」をテーマに、愛媛産の高品質な柑橘のおいしさを世界に発信しています。スムージーや ドライフルーツ、グラノーラなどの販売もあります。
和洋中とバリエーション豊富なレストラン街は5階~7階のフロアに位置しています。うどんやお好み焼きなどの和食から、台湾で人気のタイ料理レストラン「瓦城」、台湾クラフトビールが楽しめるレストラン「金色三麥」など、約20の飲食店が軒を連ねます。
Breeze
6Fにはスイス人アーティストThierry Feuz氏に依頼し、この微風南山オープンを記念して製作した作品「Breeze」が展示されています。鮮やかな色使いに美しい花々が舞い、微風南山が台湾に起こした新たな息吹を感じさせるアートです。ぜひチェックしてみてくださいね!
Trine & Zen
7階に位置する「Trine & Zen」は、微風グループが2011 年からスタートしたレストランブランドです。
店内では洋食と中華古来の禅食を融合させたヘルシーでおいしいオールデイブランチ、アフタヌーンティー、カフェドリンクを楽しめます。また店内には高性能なワインサーバーを導入し、世界中の上質なワインをグラス単位でオーダーできるのも嬉しいポイント。さらに壁一面には花の装飾がほどこされ、写真映えスポットとしても人気です。
Aibot Caffeine 智動咖啡館
取材中に面白いカフェに出合いました!6階にある「Aibot Caffeine 智動咖啡館」はなんとロボットが入れてくれるコーヒーマシーン。タイ産の高級コーヒー豆を使用した香り豊かでおいしいコーヒーをロボットが入れてくれます。最先端AIテクノロジーのショーケースの一環として作られたコーヒーマシーン。今後このAI技術が様々な分野で活躍していきそうですね!
1階の専用エレベーターでオフィスビル46階~48階に位置する「星空塔 Sky Tower」エリアに行くことができます。特別な日には微風南山のスカイタワーレストランで思い出に残るひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
46階 新葡苑四十六.SAFFRON 46.
46階には超高級中華創作料理レストランの「SHIN PU YUAN 新葡苑四十六」、台湾初出店となる日本の高級レストラン「うかい UKAI」が入っています。「うかい UKAI」は、鉄板焼きと割烹のエリアがあります。
47階 和牛 47.SMITH&WOLLENSKY.MiraWan
微風南山オープンにあたり、1番の話題となったと言っても過言ではない「SMITH&WOLLENSKY」の台湾上陸。47階には他にも高級和牛を堪能できるレストラン「和牛 47」、フレンチレストラン「MiraWan」があります。
「CÉ LA VI」はシンガポール発のバーレストランで、マリーナベイサンズホテルのルーフトップエリアにレストラン、バー、 クラブ ラウンジをオープンさせて以降、マレーシアのクアラルンプールや香港、フランスのサントロペなどに店舗を広げ注目されています。CÉ LA VIの特徴は、高層ビルのルールトップ、そしてフロア全体、360度のビューを楽しめる空間です。
(写真提供:CÉ LA VI Taipei)
世界のCÉ LA VIファンたちが、待ちに待った台湾での出店は、微風南山の最高階である48階というCÉ LA VIにぴったりなロケーション。テラス席はガラス張りで、上は屋根がない開放的な半外の造りになっています。なんと南西の角にある席からは台北101が真向かい、特等席で見られるんです!ここで絶景ビューとともにおいしいカクテルを楽しめば、思い出の一夜になること間違いなし!
外のテーブル席はミニマムチャージが1テーブル12-15人で平日は15,000元~、金・土は30,000元~、大きなテーブルは1テーブル15-20人で、平日は25,000元~、金・土は50,000元~となっていますが、室内は1ドリンク~利用可能です。レストランエリアではアジアフュージョン料理を楽しめます。CÉ LA VI Taipeiは、2019年4月にオープンしたばかりの話題のニュースポット、要チェックですよ。
CÉ LA VI Taipei Sky Bar & Lounge
https://www.facebook.com/celavitaipei/電話:0909-956-000(受付時間12:00~23:00)
営業時間:日曜~木曜 21:00~2:30 /金、土曜~4:30
台湾には今までなかった新しい複合型商業施設「微風南山 Breeze NAN SHAN」。台湾初上陸となる店舗も多く入り、さらには日本の駅ビル商業施設「アトレ(atre)」の海外初進出でさらに注目スポットとなっています。メイドイン台湾のお土産や、台湾で注目のカフェやレストランも集まっており、台湾のトレンドがギュギュっと詰まった「微風南山 Breeze NAN SHAN」は、ショッピングや食事にも便利ですよ!台北101エリアを散策の際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか~?
以上、台北ナビがお届けしました。