初のテイクアウト専用カウンターを導入。通りすがりに気軽にドリンクを買える台湾スタイルを実現!
入口側は全面ガラス張り。
オープンテラス気分で街行く人を眺められます
こんにちは、台北ナビです。
台湾ブームの昨今、モチモチのタピオカが入った甘~いタピオカミルクティーは、台湾デザートの代表格として、日本でもあちこちのお店で見かけるようになりましたよね。
そのタピオカミルクティー発祥のお店として有名な春水堂が、2016年8月6日(土)に横浜店をオープン!
地元・浜っ子たち待望のお店の様子を、早速取材させていただきました。
急いでいるときでも便利なテイクアウトカウンター
ドリンクメニューはもちろん、フード類も注文できます
代官山をはじめ、表参道、六本木、飯田橋と、すでに都内に4店舗を展開している春水堂。
それらのお店でもテイクアウトはできますが、店内利用のお客様と同じ注文・会計システムだったため、混雑時には余計な待ち時間が増えてしまうという難点がありました。
そこで、この横浜店では初のテイクアウト専用カウンターを導入。
地下通りに面した大きな窓口で直接、注文と会計ができるようになったんです。
これなら、たまたま通りがかった買い物客や通勤・通学途中の人でも、手軽にドリンクを買うことができそう!
利用者の多い横浜駅という場所柄からいっても、テイクアウトの人気は高そうですね。
一方、店内利用の場合は後会計になるので、席でゆっくりと注文ができます。
横浜店の席数は36席で、それほど多くはありませんが、大きなガラス窓や鏡で囲まれた店内は、明るく開放的。 木のテーブルは優しい色合いで、落ちついた紺色の椅子とよくマッチしています。 ちょっとカジュアルな雰囲気も感じられるのは、横浜という土地柄のせいでしょうか。
台湾ではおなじみ! ドリンク類を密閉する便利なマシン
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オープン祝いのお花もたくさん届いていました
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すごい行列! 地元民の期待の高さが伺えます
オープン初日だった6日は、開店前からお客様が並び始め、開店時には70~80人ほどの行列ができていたそう。
実は以前から、横浜に店舗をかまえてほしいという声が多く、オープンが決まったというニュースは地元・横浜や神奈川の人たちの間で、Facebookやツイッターを通じて瞬く間に拡散していったんだそう。
その待望のオープン日ということで、大勢の人が集まったんですね。
中には台湾や中国の方もいらっしゃったようで、店内では中国語も聞こえてきました。
季節限定メニューも続々登場。横浜店限定スイーツも!
メニューを見せていただくと、おいしそうな麺類がずらり。
台湾定番の牛肉麺はもちろん、この夏初めて発売されたという季節メニューの涼麺も大いに気になります。
人気メニューは、胡麻の風味が食欲をそそる五香湯麺、牛肉麺。
また、ピリ辛トマト担々麺は特に女性に人気なんだそう。
豆花をはじめとするデザートも、色とりどりでおいしそう!
愛玉がたっぷり入った愛玉檸檬氷ぜんざいは、横浜店でしか食べられない限定メニューだそうです。
◆塩鶏香菜涼麺(800円)
パクチーがたっぷりのった、夏らしい涼麺。
さっぱりとした塩味なので、夏バテ気味のときでもツルツルと食べられちゃいそうです。
パクチーと細切りのきゅうりが、爽やかさを一層アップ!
麺はモチモチっとしていて、食べごたえがあります。
やわらかい蒸し鶏との相性も抜群で、満足度の高い一品です。
◆牛肉麺(930円)
定番ながら、そのお店ごとにこだわりの味がある、奥の深~い牛肉麺。
春水堂の牛肉麺は、女性でも食べやすい上品な味わいです。
味のしみ込んだ牛肉はホロッとやわらかく、シャキシャキ感の残る青菜とのバランスもいい感じ。
別添えの高菜を入れて、味の変化を楽しむのもオススメです。
◆愛玉檸檬氷ぜんざい(650円)
こちらは横浜店でしか食べられないという限定スイーツ。
たっぷりの愛玉と小豆、マンゴー果肉が、粗く削られた氷とともに美しく盛られています。
涼やかな夏をイメージさせる盛りつけは、さすが春水堂!
こういうデザートって、見た目のオシャレさも重要ですよね。
黒糖レモンシロップがたっぷりかかっていて、その甘酸っぱさがクセになりそうなおいしさ。
小豆も一粒一粒がホクホクしていて、丁寧に炊かれていることがよくわかります。
愛玉のつるんとした食感と氷のシャリシャリ感も加わって、いろいろな味と食感が楽しめる一品です。
◆ピーナッツ豆花(600円)
シンプルですが、だからこそ豆花の味をじっくりと堪能できる一品。
台湾では定番の組み合わせですね。
大豆の素朴な風味が味わえる豆花と、やわらかく煮込まれたピーナッツとの優しいハーモニーが楽しめます。
◆台湾風ちまき(370円)
モチモチとした糯米の食感がたまらない!
味のしみた豚肉が、本場・台湾のちまきを思い出させてくれます。
小ぶりのサイズなので、ちょっと小腹がすいたときにもオススメ。
ドリンクと一緒にテイクアウトしてもよさそうですね。
◆マンゴーグリーン烏龍(550円)
この夏の新商品、グリーン烏龍。台湾では「清茶」と呼ばれているお茶で、発酵度が低く、緑茶に近い色合いなのが特徴です。
そのお茶とマンゴーを組み合わせたこちらのドリンクは、マンゴーの甘さの中にお茶のほろ苦さが溶け込んで、さっぱりとした口当たり。
真夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうな清涼感がたまりません!
お食事やデザートにセットドリンクをつけたり、麺類にデザートや軽食を組み合わせたセットメニューもあります。
また、すべてのメニューがテイクアウト対応になっているので、近くのオフィスで働いている人がお持ち帰りランチとして利用することもあるんだそう。
なんて羨ましい!
ナビの家の近くにも店舗ができるといいなあ…
9月16日には、西日本初となる福岡・天神地下街店もオープンします。
2013年7月の代官山店オープン以来、着々と店舗数を増やしてきた春水堂。
今後は全国各地にお店を広げて行く予定なんだそう。
人通りの多い角のお店が春水堂です
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オープン記念で、テイクアウトドリンクが50円OFF! (8/31まで。横浜店限定)
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そういえば、他の国にも春水堂ってあるのかな、と思って聞いてみましたが、海外店は日本のみで、定期的に台湾スタッフが来て、品質管理などを行っているそう。
そうやって丁寧に、老舗の味とブランドを守っているんですね。
今後の展開もますます楽しみです。
以上、台北ナビでした。