2010年「台湾エンタメ10大ニュース」!

今日は2010年最後の日!台北ナビでは今年の芸能を総決算いたします!


2010年はみなさまにとって、どんな年でしたか?
初めて台湾旅行を経験した方、台湾の魅力にはまりリピーターになった方、そしてこれから旅行を計画している方…いろいろな方たちが「台北ナビ」をご覧になっているかと思います。

「台北ナビ」では華流スターたちの台湾イベントをレポートし、独占インタビューをお届けするなど、エンタメ記事を発信していますがいかがですか?ご意見やご感想がございましたら、どんどんお寄せください。
 
さて今回は、2010年の台湾エンタメ・ニュースを独断と偏見でセレクトしてみました。内容をまとめている内に感じたのですが、台湾のトップスターたちはどんどん日本に進出していますよね。来年も多くの機会があり、もっと多くの人たちに台湾スターの魅力が伝わるといいなと思っています。
 
「台北ナビ」でも、芸能記事をなるべく多く取り上げられるよう努力いたしますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。 
饒波貴子 

1:台湾観光イメージキャラクター:飛輪海、福隆&花蓮でイベント開催

2008年7月に、台湾観光イメージキャラクターに就任した飛輪海(フェイルンハイ)の4人。10年は5月に福隆海岸、10月に花蓮と……美しい2箇所の景観地でイベントを開催し、海外から駆け付けた多くのファンに、台湾の魅力を紹介しました。イベントは歌やトークはもちろん、台湾をテーマにしたクイズやゲームで楽しさ盛りだくさんの内容でした。そしてイベントの最後には参加者1人1人と握手をして、触れあいタイムを作ってくれたウーズン、ジロー、ケルビン、アーロン。ファン思いで親しみやすいキャラクターは、トップアイドルになった今でも変わりません。来年のイベント開催発表が、待ち遠しいですね!

2:ジェリー・イェン8年ぶりに写真集を出版、銀座でハイタッチ会開催

言承旭(ジェリー・イェン)が、待望の写真集「9314男人與男孩」を発売。個人写真集の出版は、なんと8年ぶりというから驚き! 3月には“世界で1回限りの写真集予約サイン会”が台北・西門町で行われ、各国の熱心なファンが集合しました。そして6月には、同写真集の日本語版が『9314 Man&Boy』というタイトルで発売開始。日本のファンのためにジェリーは、銀座の書店で5000人とハイタッチ会を開催し、大盛況でした。2010年後半は体調を崩し表に出る機会の少なかったジェリーですが、年末から元気に復帰。来年の活躍が楽しみです。
2010年3月13日予約サイン会@台北

2010年3月13日予約サイン会@台北

3:ヴィック・チョウ、日本人監督の映画に出演

3作目の主演映画、『愛你一萬年』が台湾で大ヒットした周渝民(ヴィック・チョウ)。2009年にドラマ『ブラック&ホワイト(原題:痞子英雄)』の熱演が認められ、俳優として高く評価されたヴィックは、本作で売れないミュージシャン・呉奇峰を好演。生活はだらしなくて、長期的な恋愛もできない奇峰はなんだか情けない男でしたが、ヴィックが演じるととてもキュートで「相手役のみかんになりたい!」と思った日本女性が多かったことと思います。みかん役はモデル出身の加藤侑紀、監督は北村豊晴と日本との縁が深かった本作……これからのヴィックは、日本とどんなコラボを展開していくのでしょうか?

4:ヴァネスとジョセフ、東京ドームでヨン様と共演

 年の瀬が迫った12月14日、DATV主催のチャリティ企画・ほほえみプロジェクトのビッグイベント「Message! to Asia」が開催され、会場の東京ドームに日韓台スターが大集合! ペ・ヨンジュンを筆頭に、貧困に苦しむアジアの子どもたちへエールが送られました。台湾代表として参加したのはVANNESS(ヴァネス・ウー)と鄭元暢(ジョセフ・チェン)で、ステージ・パフォーマンスの披露や、思い出の衣装をオークションに出品するなどして協力。ヨン様ファンが多数を占めたと思われるこの日の観客席ですが……VANNESSとジョセフの生ステージに触れて、華流の魅力に気づいた方もたくさんいたのでは?! と期待しています。 

5:リン・チーリン、月9ドラマでキムタクと共演

インタビュー時に「好きな日本のスターは?」と聞くと、「木村拓哉さん」と答える華流スターがとにかく多いのですが…台湾で絶大な人気を誇るそのキムタクと、カリスマモデルとして活躍後に映画『レッドクリフ(原題:赤壁)』で女優デビューを果たした台湾ナンバーワン美女、林志玲(リン・チーリン)がドラマ共演。タイトルは『月の恋人~Moon Lovers~』で、チーリンがキムタクとラブシーンを演じるということで台湾では大騒ぎになりましたが、初めてのドラマ出演で、フジテレビの月9ドラマに抜擢されたチーリンって、やっぱりスゴイ! 台湾と日本を結ぶ懸け橋的な存在として、美しく輝き続けてほしいです。 

6:ジョセフ、ダンソンが日本で熱唱!「Asian Music Summit」大成功

 avextaiwan所属のアーティスト6組/鄭元暢(ジョセフ・チェン)/林依晨(アリエル・リン)/彭于晏(エディ・ポン)/唐禹哲(ダンソン・タン)/A-Lin(アリン)/dance flow(ダンスフロー)が、ライヴイベント『Asia Music Summit』で日本に上陸。10月16日、会場の東京・品川ステラボールは約2000人の来場者の熱気と歓声に包まれ、大成功で幕を閉じました。開催直前にインタビューしたダンソンは、「本格的な日本の音楽イベントに参加するのは初めてなので、すごく楽しみにしています」と語っていましたが、次の機会にはビッグ・ステージを経験した感想を聞いてみたいところ。第二弾の計画もあるという『Asia Music Summit』ですので、大期待しちゃいましょう!

7:イーサン・ルァン、台湾金馬奨で最優秀主演男優賞に輝く

台湾のアカデミー賞こと金馬奨・授賞式が11月20日に行われ、各賞が発表されました。地元・台湾はもちろん世界中のメディアの視線が集まる中、2010年最も意外で最も人々を喜ばせたのは、阮經天(イーサン・ルアン)の最優秀主演男優賞受賞だったと思えます。(受賞作は『モンガに散る(原題:艋舺)』)。不遇時代があり、芸能界引退を考えたこともあるというイーサン。私が最初にインタビューしたのは05年の初々しい頃で、わずか5年でこんなにビッグになるとは……正直予想できませんでした。映画『モンガに散る』、ドラマ『墾丁(ケンティン)は今日も晴れ!』が日本でも上映・放送中で知名度を上げていますから、要注目の華流スターです。
2010年2月4日『モンガに散る』プレミア@台北

2010年2月4日『モンガに散る』プレミア@台北

8:ショウ・ルオが日本進出、渋谷でコンサート開催

台湾芸能界で日本通として知られている羅志祥(ショウ・ルオ)が、2010年は本格的に日本に進出。1月にドラマ『ホット・ショット(原題:籃球火)』の宣伝イベントで公式初来日を果たし、4月にはSHIBUYA-AXで「SHOW ON STAGE TOKYO SPECIAL」ライヴを開催しました。ばっちり決めたダンス・パフォーマンスと、上手な日本語トークで多くの日本のファンを魅了したと思います。歌手として俳優として、そしてバラエティ番組の司会者としてマルチに活躍しているショウ。台湾ナンバーワン・スターとして引っ張りだこですが、日本での活動も続けてくれますように。  

9:エディ・ポン、待望の歌手デビュー

2002年に台湾版『あすなろ白書(原題:愛情白皮書)』でドラマデビューした、エディ・ポン。その後どんどん成長し、ドラマと映画両方をこなせる若手男優の代表とも言える存在になりました。そしてこれまでは、主演ドラマの主題歌や挿入歌を歌ってきたエディが、4月にミニアルバム「非愛不可」で正式に歌手デビュー。たくましい腕を見せながら踊る迫力あるパフォーマンスや、バラエティに富んだ楽曲を披露しました。歌手としての顔も加わった中、今後はますます魅力的になっていくと思われ、目が離せません。

10:ロックレコード所属歌手が大集合、30周年記念コンサート開催

1980年の設立以降、チャイニーズ・ポップス界に絶対的な影響を与えてきた、台湾のレコード会社・滾石唱片(Rock Records/ロックレコード)。11月に台北アリーナで2日間に渡って30周年記念コンサート「快樂天堂 滾石30演唱會~Happy Paradise Rock Records 30th Concert」を開催し80組以上のアーティストが出演。この大規模なコンサート全体が、台湾の音楽史そのものを伝える内容で、豪華で感動的で夢を見させてくれたステージでした。このコンサートは今年シンガポールや中国各地を巡回するそうですが、アンコール公演で台湾に戻り、より多くの人に見てもらいたいと思ってしまうほどです。そして現在は所属アーティストが少なくなり、勢いが落ちてしまった感のある滾石唱片……台湾音楽のパイオニアとして、がんばってほしいものです。
滾石唱片提供 2010年11月27日@台北アリーナ

滾石唱片提供 2010年11月27日@台北アリーナ

それでは、皆様よいお年をお迎えください!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-12-31

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