dance flow 独占インタビュー

ついに来た!いま台湾で爆発的人気のダンス・ユニット「dance flow」堂々デビュー!この夏日本に旋風を巻き起こせるか!?

台湾のCTV(中国テレビ)の人気番組、「舞林大道」というダンスコンテストで爆発的な人気でブレークした「dance flow」。すでにデビュー前からYou Tubeでは前代未聞の50万回というアクセス数を突破。このたびAvex台湾より4月16日に正式デビューを果たし、8月28日には東京でAvex主催の真夏のビッグイベント、「a-nation」に初めて台湾から参加するグループとして選ばれました。その前に、台北ナビでは皆様に独占インタビューをお届けいたします!

平均年齢23歳!8人のDance Flowたち

おお!ついに来たか。台湾ではこんなにもダンスに熱中する若者でいっぱいなのに、なかなか群を抜く才能にめぐり合えなかった。でも今回出会った「dance flow」はまさにその才能に恵まれた若者たち。全員がダンスのインストラクターの経歴を持つ、この熱い8人の若者たちの素顔に迫ります!
インタビューの当日、朝早くにもかかわらず、会議室のドアを開けたとたんにいっせいに起立してナビたちを迎えてくれたdance flow。礼儀正しさと、初々しさが目を惹きました。ナビも8人という大人数でインタビューをするのは初めてなので、ちょっと緊張気味。でも、dance flowの真剣なまなざしを見て、ぜひいろいろと彼らのお話を聞きたいと思いはじめました。では、彼らの声をさっそくお届けいたします!

ダンスの達人Dance Flow



ナビ:(以下N)皆さん、今日は朝早くからありがとうございます。まずは一人ずつ自己紹介とダンスを始めたきっかけなどを話していただけますか?

Din Din:このユッニトのリーダーで、ディンディンといいます。よろしくお願いします。出身は台湾、24才射手座です。高校に入ってから本格的にダンスが好きになりました。dance flowに加わるまで、後輩や新人のダンス指導などをしていました。得意なダンスは、フリースタイルとヒップホップです。


Dennis:こんにちは、デニスといいます。出身は同じく台湾で、もともとはファッションの方に興味がありましたが、ダンスに目覚めて、このユニットに加わりました。24才しし座です。得意なのは、ヒップホップとレゲエです。


Sam:サムといいます。先ほどタクシーから降りてくるところを、ナビさんにお会いしました。ぼくとアイリスはいとこ同士で、二人とも先住民族の泰雅族です。自分はダンスの振り付けが好きです。22才射手座で、得意なのは、ヒップホップ、それとLAスタイルです。


Iris:初めましてアイリスといいます、よろしくお願いします。24才うお座です。中学のときに学校でダンスの授業を受けたのが始まりで、高校に入ってから本格的なポップダンスを始めました。得意なのは、フリースタイルとニュージャズです。


Takeshi:こんにちは、日本から来ましたタケシです。沖縄出身で、沖縄アクターズスクールに10年ほど在籍していました。このユニットに入るまでは、スクールのインストラクターをしていました。中国語が勉強したいと思い、3年前から台湾にいます。台湾はとても好きです。25才うお座、得意なのは、ポッピングとロッキングです。

シェイさん(マネージャー):彼は15歳のときに、NHKの「トトの世界」というドラマで、野生児トトの役でドラマ初出演しているんです。実は、そのドラマはギャラクシー賞大賞を受賞してるんです。それから、アクターズスクールでは、彼は最年少でインストラクターになったんです。

N:貴重な情報をありがとうございます。「トトの世界」ですか、今度ぜひ見させていただきます。それに、最年少でインストラクターとはすごいですね。…では、すみません、続きを…。


Lin:リンといいます。私の場合は、やはりみんなと同じで、高校の頃にダンスを始め、その後は、主に自分で日本に行ってレッスンを受けたり、いろんなアーティストのDVDなどを見て、ダンスの研鑽を積みました。24才うお座です。得意なのは、フリースタイルと日系ジャズです。


Air:こんにちは、エアです。自分は、高校の時に下級生にダンスを披露したくて、猛練習するうちにそれがきっかけでダンスにはまりました。23才水瓶座です。得意なのは、LAスタイルと日系ジャズです。

娃娃:私はウァウァといいます。小さい頃はバレエや民族舞踊を習っていました。それから一時中断して、ポップダンスに方向転換しました。24才おとめ座です。得意なのは、ヒップホップ、レゲエ、クランピングです。

N:平均年齢が23歳だそうですね。まだ学生でいらっしゃる方もいるんですか?

Sam:はい、ぼくとリーダーのディンディン、エアとウァウァの4人です。みんな同じ大学で、台北体育学院にいます。

N:8人もメンバーがいると、意見が衝突しませんか?
娃娃:私たちは、日本から来たタケシを除いて、みんな同じ高校(華岡芸術学校)出身だし、同じダンス教室にもいたんです。だからかれこれ5,6年の間柄なので、お互いの性格とか結構わかるんです。それに、ダンスコンテストで勝ち抜くためにともに支えあった仲なので、殆んどケンカはありません。

N:このユニットのコンセプトは何ですか?

Din Din:それは音楽に対する私たちの感情を表現することではないかと思います。私たちは一人一人、それぞれ自由に自分を踊りの中で表現しています。それは音楽あってのことで、今回のアルバムの音楽もそうですが、音楽にのって(flow)ダンスのすばらしさが伝われば、と思っています。

N:それで、dance flowというユニット名がついたんですね。

Din Din:はい、そうです。

N:そういえば、You Tubeで見たんですが、dance flowがいろんな学校へ行って、学生たちとダンスの交流をしてますね。10校以上は行ってますか?これはすばらしい企画ですね。こんなにダンスが好きな学生たちが台湾にはいるんですね。
Iris:大学だけでなく、小学校とかにも行ったんですよ。もう、子供たちがものすごくテンションが高かったですね。

Dennis:そう、まるでぼくらが学生の頃に戻った感じだけれども、実際にはぼくたちがダンスの先生で、学生たちが好きなダンスを教えに行ったわけだから、彼らは本当に興奮してましたよ。憧れてた先生が来てくれた、みたいな感じで。この企画で、ダンスを好きになってくれる学生たちがもっと増えて行くのを目の当たりにできて、とてもうれしかったです。

待望のa-nation いざ!東京へ



N:今度8月28日にAvex主催の「a-nation」にご出演されますね。これは、8年間続いている真夏のビッグイベントだそうで、参加メンバーもものすごい大物が来ますよね。今回参加するDance Flowは初の台湾からの参加アーティストで、みなさんにとっては初のライブ、しかも海外でですが、いかがですか。

Takeshi:期待よりもプレッシャーのほうが大きいですね。自分で自分にプレッシャー与えてるかな。

N:なんでも一日12時間の練習時間をとっているそうですね。


Dennis:Misiaの舞台ディレクターで知られるMichieさんに特訓を受けています。歌やダンスはもちろんですが、そのほかに体作りのトレーニングもしてます。自分たちでも水泳をしたり、ジムに行ったりして、ライブに向けてみんながんばっています。

Takeshi:今回のこのトレーニングは、単なるダンサーではなくて、いかにしてアーティストになるかというのが課題でもあるんです。ぼくらはみんなダンサーとしての経歴はあるけれども、それをいったんゼロにして、一からやり直す気持ちでトレーニングに臨んでます。他の7人は日本人の先生は初めてだから、特に厳しく感じるみたいですね。まずは、「a-nation」というハードルを無事に越えることかな。

シェイさん:今回の「a-nation」のオープニング枠は新人では3組しかなくて、日本の中でもけっこう熾烈な争いなのに、Dance Flowがそこに入れたのは、画期的なことなんです。


Din Din:去年の「a-nation」を実は聞きに行っているんですけど、会場がものすごく大きくて、人が多いっていうのもありますが、なんと言っても出演メンバーがみんな大物なんですよね。だから、今年私たちが出ることになったと聞いたとき、うれしいという反面、正直言って怖いって思いもありました。

Takeshi:そう、ここはとても現実的なところがあって、「a-nation」って7時間位ぶっとおしでするライブなんです。その間お客さんは、どうしても休憩を取ったりするのに、外に出るわけなんですね。中では飲食禁止なので。そうなると、あまり知名度のないアーティストなんかは、お客さんの休憩に当てられてしまう確率が高くなってしまうわけです。われわれも新人ですから、そこはどうやってお客を惹きつけるか、すごい課題ですね。

Dance Flowが目標とするアーティストは?


N:なかなかシビアなところがあるんですね。では、今度は皆さんが目標とする、または好きなアーティストは誰か教えていただけますか?

Din Din:小さい頃好きだったのは、李王+文という台湾の歌手でした。よく彼女の歌やダンスを真似していました。でも、今好きなアーティストはBoAです。彼女はアメリカっぽいダンスをよく取り入れてるし、日本のスタイルもあるし、韓国っぽいところもあるし、そういうところがとても好きです。

Dennis:自分はなるべく色んなアーティストを見ることにしていますが、中でも視覚的に特に参考になるのは、レディー・ガガとマドンナです。でも将来は、自分自身をブランドにしたいです。ファッションでも歌でもダンスでも、自分のものを広めていきたいと思います。それが目標です。


Sam:ぼくは、子供の頃好きだったのは、張恵妹です。歌が好きになったきっかけは彼女が作ったようなものでした。現在は、NSYNCのジャスティンが好きですし、目標としてます。それからジャネット・ジャクソンもダンスの手本とさせてもらっています。将来は、振り付けがやりたいので、自分の好きなアーティストと共演できたらいいな、と思います。


Iris:日本のアーティストでしたら、安室奈美恵と倖田来未です。ダンスや歌、それにファッションも参考になります。アメリカでしたら、ビヨンセを最近注目してます。彼女の動きは独特で、ステージに立っただけで存在感の大きさを感じさせます。自分はパワフルな感じを出していきたいので、こうしたアーティストを目標にしていきたいと思います。

Takeshi:自分が目標とするアーティストは、マイケル・ジャクソンです。彼は、小さい頃から歌ってましたが、途中変声期のときに歌えなくなってしまって、その頃からダンスのほうがだんだん強くなっていったんです。それが結局は歌もダンスも、頂点のレベルまで行けた。やっぱりマイケルはすごいと思います。あと、自分はお笑いが好きなんで、松本人志さんがとっても好きです。

Lin:私は何といっても安室奈美恵さんが一番すばらしいと思います。ここ10年、彼女の活躍ぶりには圧倒されます。とても「強い女性」というイメージがありますよね。アーティストとして、一人の女性として、目標になる方だと思います。


Air:ぼくは、演劇に惹かれるので、香港の俳優、特に梁朝偉が好きです。彼は演じる作品の中では、なくてはならない存在感があります。自分もダンスの中で、そんな存在感のある役柄になりたいと思います。


娃娃:小さい頃から音楽を聴くのが好きだった私は、張恵妹が大好きでした。それから、ジャネット・ジャクソンも私の中では神様のような存在です。ステージに立っただけで、みんなを熱狂的にさせるなんてスゴイです。それから、アリシア・キーズ。彼女の歌は、ワンフレーズの中にさまざまな表情があるんです。目標は、いつか私もジャネット・ジャクソンのような、存在感のあるアーティストになりたいです。

Dance Flowのメンバーよりみんなへの熱いメッセージ

N:最後に皆さんより、日本と台湾のダンスが大好きな人たちに、メッセージをお願いします。

Din Din:ダンスが好きな人は、最後まであきらめず、日々努力を惜しまないでほしいと思います。将来きっと、なりたい自分に出会えると思うので。

Dennis:ぼくの場合は、高校の体育の先生が贈ってくれた言葉を、いまだ引用させてもらっているんですが、それは「堅持到底 永不放棄」(最後までねばって絶対あきらめるな)です。

Sam:自分も同じですね、最後までねばることは正しいことだと思います。最後の0.1秒ねばるだけでも、結果はちがってくると思うんです。だからそれは本当だと思います。

Iris:私はエンジョイしてほしい。ダンスに限らず、どんな仕事でも楽しむ気持ちで臨んでほしいと思います。

Takeshi:ダンスっていうのは、言葉を必要としないので、国境を越えることができると自分で実感しました。国や言葉がちがっても、ダンスはみんなとつながれる。その気持ちをずっと持ち続けていってほしいです。

Lin:ダンスが好きっていう気持ちはとっても大事だと思います。でもダンスだけにじゃなく、生活の中の小さなことにも、ダンスに対する同じ気持ちでもって接することも大事なんだと思います。たとえば、学校の勉強や、仕事や、家族と食事することでも、です。
Air:時には、挫折感や悩みなんかを抱えることもあると思うけど、たとえば、家の人がダンスに反対してるとか、それでもあきらめないで、最後までねばれば自分の未来が開けるから。そこまで行けた時の達成感は、言葉では言い尽くせないほどすばらしい。でも両親とは、できるだけケンカしないでくださいね。

娃娃:ダンスに限らず、どんなことでも、自分が達成感を得られることなら最後までその熱意を持ち続けていってください。自分がやろうと思ったことには責任を持って、簡単にあきらめることなんかしないで、頑張っていってほしいと思います。

Takeshi:それから、これからもDance Flowを応援してくださいね!

N:皆さん、今日はありがとうございました。

インタビュー後記

dance flowの8人のメンバーは、一人一人がしっかりとした考えを持っていて、本当にここまで頑張りぬいてきたんだなあ、と感じさせてくれました。

彼らのダンスを見ていると、本当にダンスが心底好きなんだ、というのが伝わってきて、見ているうちにこちらまで元気になってきます。6月4日にここ台湾で発売になった、ファーストアルバムの改訂版はDVDも付いているので、Dance Flowのダンスもじっくり堪能できます。ヒット曲、「Come on! Come on!」ももちろん入っています。彼らの今後の活躍、ナビはもう目が離せません!
台北ナビのオフィスにもサイン入りのポスターを貼らせてもらっています!

台北ナビのオフィスにもサイン入りのポスターを貼らせてもらっています!

色紙にもサインいただいちゃいました!

色紙にもサインいただいちゃいました!

「a-nation」の曲目などは現在調整中だそうですが、読者で8月28日にもし行かれる方がいましたら、dance flowに注目してあげてくださいね!台北ナビ、イチオシです!

台北ナビでした。

(画像提供:avex Taiwan INC(愛貝克思股份有限公司)

台湾初のa-nation参加アーティスト『dance flow』が特訓の成果を披露!

今年最も活躍が期待できると注目されている台湾の新人ユニット "dance flow(ダンスフロー)"が、日本で開催する夏最大の野外ライブツアー「a-nation」に8/28、29日、二日連続で出演することが決定したことをうけ、昨日台湾のマスコミに特訓の成果を含め演出の一部を披露した。パワフルでセクシーさが溢れる演出は会場の取材陣を魅了し、歓声が沸き起こった。 また披露後には、出場するメンバーの激励壮行会が行われた。所属のavex taiwanのスタッフから「avex taiwan」「dance flow」と描かれた旗が授与されると、メンバー一同から歓喜の声がでた。 さらに今回のお披露時に着用した衣装は、日本のダンスウェアブランドen4thより「ダンスに定評あるdance flowをサポートしていきたい」という想いから、メンバー全員にプレゼントされた。 日本のお客様に初めてダンスパフォーマンスを披露する場が「a-nation」というビックステージで、いつも以上に激しい特訓を積んできた。メンバーは「期待よりもプレッシャーのほうが大きいですね。もしかして、自分で自分にプレッシャー与えてるのかもしれません。」と話す。今回、女子メンバーは10センチ近くのハイヒールで特訓をしてきたため、彼女達の足は傷だらけだが一切弱音をはかなかった。一方、男子メンバー4人は「ハイヒールには気を付けているよ!踏まれたら絶対痛いだろうし~」と緊張をほぐす会話もみせた。また、ステージでは日本の皆さんに直接気持ちを伝えたいと、日本語も猛勉強中。      2か月ぶりに台湾のマスコミの前に現れたdance flowは、髪がかなり伸びたことをマスコミに指摘されると「それはa-nationの演出のためです(笑)メンバー8人のイメージを一新させる予定なので楽しみにしていてください!」と応えた。もうまもなく、日本の皆様とご対面!多くの台湾のファン、メディア、メーカーが注目し大きな期待を背負ったdance flowを必ずチェックしてほしい!



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-08-13

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