バアバアと孫たちの初台湾旅行

おばあちゃんと孫たちの台湾旅行、昭和ひとケタVS平成ひとケタ、皆でゆ~っくり楽しみました!

2009年3月末、台湾に住むナビトミの母たち一行4人が3泊4日で台湾へやってきました!
和バア=昭和ひとケタ生まれ、難聴だけど、体丈夫で口達者、孫たち3人のバア。光バア=和バアの義妹、70才にして初の海外旅行。祥バア=70才、和バアの妹、若き日のスキーでの骨折が元で杖を使用。タイシン=田舎の中学1年生、が、小学校まではスペイン語圏で暮らす。以上が日本から来た4人で、プラス、ヒロ=台湾の高校1年生、ナオ=台湾の中学2年生、ナビトミ=ガイド役、ナビトミ夫=ドライバーに徹する、といった8人のメンバーで移動!
3人のおばあちゃんとどこへ行っても食いまくる3人の孫たち 3人のおばあちゃんとどこへ行っても食いまくる3人の孫たち

3人のおばあちゃんとどこへ行っても食いまくる3人の孫たち

初日から珍道中の幕開け

3月29日、CX565便は13:15に桃園国際空港着。出てくるのに30分くらいかかるだろうとナビトミたちが着いたのは13:35。乗客が出てくるまん前でカメラを構えていたのだけど、待てど暮らせどなっかなか出てこない、14:00を回り最後に出てきたのがこの4人でした。入国時の記入シートを到着してから書いてたら手間取ったそうです。やっとこさ車に乗り込み、台北市内へ向かう途中の話しで、関空での身体チェックで和バアが3回もピピッと鳴って(お腹の辺りにいろいろ巻きつけていたそう)、4人とも別のところに呼ばれただの、朝は祥バアが時間を勘違いしてて、あやうく関空行きのバスに乗り遅れるとこだったとか・・・先が思いやられ…いえいえ、皆急ぐと転んだり危ないので、要注意です。

花市と小籠包、士林夜市、そして、南国の果物

この日は週末しかない花市へ行って、早めの晩ご飯にしました。ガーデニングに余念のない光バアは県内で庭園設計賞を取ったこともあり、一番興味深く見ていました。「買って帰れないのねえ、見るだけなのねえ」と繰り返しつぶやきながら、亜熱帯にしかない植物に驚き、中華風庭園に感心していました。1時間ほど見てから、忠孝東路の「鼎泰豊」へ。17:30はすでに混み始めていて、本店は階段があるけど、ここは1階のフロアだけなのでご年配にはラクかと思いました。食べ盛りの3人がいるため、「小籠包」は4セイロ、野菜、チキン、スープ、麺、シューマイ2種、チャーハン、最後はアンとイモのセイロも頼み、一同大満足。光バアは旅行の最後に、ここの「小籠包」が一番おいしかった!と言っていました。帰りは、士林夜市。皆朝早かったから疲れてるんではとご年配3人には美食広場だけを案内。孫たちはもっと歩いてみたいと言うんで別行動、ヒロ、ナオに連れまわされたタイシンは、臭豆腐以外は、全部OKだったと大満足。彼はこの日以来「珍珠奶茶」の魔法にかかり、毎日飲んでいました。
花市でおばあちゃんたちは楽しんでいます、孫たちはおばあちゃんたちの後ろから、花はそっちのけでおしゃべりしながらくっついて移動。 花市でおばあちゃんたちは楽しんでいます、孫たちはおばあちゃんたちの後ろから、花はそっちのけでおしゃべりしながらくっついて移動。 花市でおばあちゃんたちは楽しんでいます、孫たちはおばあちゃんたちの後ろから、花はそっちのけでおしゃべりしながらくっついて移動。

花市でおばあちゃんたちは楽しんでいます、孫たちはおばあちゃんたちの後ろから、花はそっちのけでおしゃべりしながらくっついて移動。

アンとイモの最後のスイーツまで、皆よく食べました、大満足! アンとイモの最後のスイーツまで、皆よく食べました、大満足! アンとイモの最後のスイーツまで、皆よく食べました、大満足!

アンとイモの最後のスイーツまで、皆よく食べました、大満足!

士林夜市の後は果物を買いに。マンゴー、パパイヤ、レンブなど、6種類は買いましたね 士林夜市の後は果物を買いに。マンゴー、パパイヤ、レンブなど、6種類は買いましたね 士林夜市の後は果物を買いに。マンゴー、パパイヤ、レンブなど、6種類は買いましたね

士林夜市の後は果物を買いに。マンゴー、パパイヤ、レンブなど、6種類は買いましたね

2日目、故宮、忠烈祠、圓山ホテル、温泉、スーパー

2日めは7人で出発。ヒロは学校。台湾の学校は春休みがないので、ヒロ・ナオは交代で学校を休み。おばあちゃんが来るというのは家庭の一大事!さて。今回4人ともナビトミ宅に宿泊だったのですが、朝洗面所のコップが部屋に置いてあるのを発見したナビトミ。「えっ生水飲んだの?」和「薬飲むのに飲んだよ」光「私ものど渇いたから」祥「私、2杯飲んだわ」…「お腹、何ともない?」、この数時間後も数回この質問をしたけど、皆何ともなく、挙句の果てに、3人とも「戦時中は何でも食べたからねえー」って。戦前生まれ強し!

故宮へ行く前、銀行へ両替に。日本円→台湾元は0.3349。まだ日本からの海外旅行はお得なようです。故宮に着いたのが10:00ごろ、3人とも日本で障害者手帳持ってるのよ(和=耳、光=心臓、祥=足で)、使える?とのことで、窓口に聞いたら、じゃあ学生1人分でいいですよ、と。障害者の付き添いも無料でした。歩くのがゆっくりの3人なので、要所は必ず+その他とし、翠玉白菜、肉形石、象牙などは必須、他には唐、明、宋、清朝の壷や書などを中心に見ました。祥バアは事前に蒋介石や故宮の本を読んで、宝が流れてきた過程などの勉強してきたらしく、ここに来られてよかった!と大感激。そういえば「多宝盒」を見なかったなと、気づいたときは、もう12:30。1階のギフトショップでまたかなりの時間を費やし、故宮晶華の広東料理に入った時にはもう13:00を過ぎていました。忠烈祠で13:40の衛兵交代式を予定していたのだけど…、14:00過ぎに前を通ったら、式の最後のほうだけ見ることが出来ました。その後は圓山ホテルの見学、そして、北投の四季温泉へ。
忠烈祠の儀式は最後の方だけ見ることができました、故宮でかなり歩いたので、最初からはきつかったかも、最後だけでも見られてよかった! 忠烈祠の儀式は最後の方だけ見ることができました、故宮でかなり歩いたので、最初からはきつかったかも、最後だけでも見られてよかった!

忠烈祠の儀式は最後の方だけ見ることができました、故宮でかなり歩いたので、最初からはきつかったかも、最後だけでも見られてよかった!

ここでは、自分が温泉に浸かってみて3人は全く温泉に向かない、というのがわかりました。和バアは補聴器が湿るとよくない、光バアは熱いと心臓に負担、綺麗だけど使用者の便利を考慮してない高い淵の浴槽は祥バアに不便、と、年配だから温泉で温まってくつろぐのもいいかなというナビトミの選択は、全く失敗で、もっといろいろ考慮しておくべきでした…。孫たちは台湾温泉を楽しんでました。夕方ヒロをひろって、今度は8人で、台湾料理「青葉」へ。ビーフンや切仔麺、野菜炒めなどをおいしい~と言って、またしてもお腹いっぱいに。この後はお茶を買って、孫たちを昨日に引き続き士林夜市へ送った後、5人は「家樂福」スーパーへ行きました。明日の夜のため、「鍋」の食材を買うのがメインだったのですが、ここでも日本にはない食材に皆目移り。中華調味料や「冬瓜露」、「干し杏」などを購入!
温泉の後はアフタヌーンティーをいただき、くつろぎました 温泉の後はアフタヌーンティーをいただき、くつろぎました

温泉の後はアフタヌーンティーをいただき、くつろぎました

3日目、総統府、台北101

平日の午前は「総統府」観光がいいですね。ここでは、日本語ボランティアの方がついてくれました、「時間はお急ぎではないですか?」と聞いてくれ、特に急いではいませんと言うと1時間半もくわしく案内してくれました。和バアは先頭を切って進んでいき、いろいろ質問。他の2人曰く「やっぱり長生きは好奇心よね」。総統府は上から見ると日本の日の形をしていて、中庭は馬小屋を兼ねていた、正門が東京を向いている、後門斜め前には帝国銀行があった、府内の日本統治時代の歴代統帥の功績の展示なども、すべてが興味深いものでした。ショップでは台湾国旗のグッズがいろいろ売っていて、他のところでは買えないものだなと新しい発見でした。

中正紀念堂と国家音楽庁、劇院は車窓から望み、台北101に着いたときは12時過ぎ。平日のお昼なので、フードコートは101で働いてる人たちで混んでいるだろうなあと思ったけど、お腹を空かせて展望台見学もなんなので、人ごみの中へ入って行きました。まず席を確保してから、台湾小吃のオーダーの列に。広いフードコートに皆感心、また、バアバアたち3人は台湾の人たちの食の量、食べっぷりに感心していました。展望台は、障害者手帳で優待券になります。また、列に並ばなくてもエレベーター前で待ってたらいいですよ、と3人は案内してもらいました。89階では皆イヤホーンを借り、ゆっくり見て回りました。91階も登ることができ、3人は階段ではなくエレベーターへ案内してもらえました。下りのエレベーターがいつのまにか88階から乗ることになっていて、おみやげコーナーをぐるりと一周しないと乗れないのは不便でした。案の定、お土産やさんでひっかかり、数分を費やすことに。この日は夕方お客さんが来て、皆で鍋を囲いました。最後の夜は皆よく食べ、よく飲み、よく笑いましたね。3バアたちは、皆もう夫に先立たれた身なので、久々の身内同士の旅行を思う存分満喫したようです。孫たちはまた3日連続の夜市、その後夜遅くまで公園でバスケ、夜食で更に鍋を片付けてくれました。
101のフードコートの後、89階、91階まで行ってきました! 101のフードコートの後、89階、91階まで行ってきました! 101のフードコートの後、89階、91階まで行ってきました!

101のフードコートの後、89階、91階まで行ってきました!

この日の来客は3つ子ちゃん、彼らもおばあちゃんたちの孫なんです この日の来客は3つ子ちゃん、彼らもおばあちゃんたちの孫なんです この日の来客は3つ子ちゃん、彼らもおばあちゃんたちの孫なんです

この日の来客は3つ子ちゃん、彼らもおばあちゃんたちの孫なんです

最終日は、迪化街でさらに買い物!!

今回は九份はきついかと思いパス。マッサージもどうかと思いパス。あの温泉の時間は龍山寺か台湾故事館へ行ってもよかったかもと後で思いました。最終日、飛行機は午後の16時過ぎなので、午前中は孔子廟と保安宮にちょっと寄り、迪化街へ行きました。永楽市場の中を見ると小さなバナナを見つけ買って皆で食べてみました。ここらあたりから民生西路付近までを往復したのですが、戻ってきたときには両手に大きな荷物。キクラゲやら花茶、カラスミに野菜の種など。タイシンはパイナップルケーキを2箱購入、1箱は自分用。すっかり台湾の虜になってしまったようです。皆1つで来た荷物が帰りには2つずつになっていました。昼は客家料理を食べて、そろそろ空港へ出発です。4日間ずっと曇り空で太陽が顔を出してくれず、その前の週までは28度だったので暑いからと連絡していたのが、なんと連日15度くらい。台湾の春は気まぐれです。でも雨が降らなかったのでせめてもの幸い、いい旅でした。
永楽市場の中を歩きました、小さい市場ですが、ローカル色いっぱい! 永楽市場の中を歩きました、小さい市場ですが、ローカル色いっぱい!

永楽市場の中を歩きました、小さい市場ですが、ローカル色いっぱい!

ここにきて、また買い物いっぱい、孫たちが荷物持ちをするので大丈夫! ここにきて、また買い物いっぱい、孫たちが荷物持ちをするので大丈夫! ここにきて、また買い物いっぱい、孫たちが荷物持ちをするので大丈夫!

ここにきて、また買い物いっぱい、孫たちが荷物持ちをするので大丈夫!

最後は客家料理を食べて、空港へ! 最後は客家料理を食べて、空港へ! 最後は客家料理を食べて、空港へ!

最後は客家料理を食べて、空港へ!

☆後日談:数日後、光バアからの手紙が着きました。手紙なんてもらったの、何年ぶりでしょう?!便せん6枚綴りです!関空に着いてからのことですが・・・和バアのスーツケースが半開きになったそう。和バアはどうしても亡き夫(南ジイ)愛用のスーツケースを持ってきたかったらしく、でも重くて、皆からもかなり旧型(リ○ア初期みたい?)よねと言われたにもかかわらず…詰め込みすぎたんですね。関空に着くまでは使用できてよかったです。何はともあれ、光バアは近いのでまた来たい、と。故宮、見足りなかったそうです。

ナビトミがおとどけしました。

関連タグ:小籠包台北101故宮台湾料理花市場

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-24

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